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2005年08月22日
ブランクが長くても腕は落ちない
右肩が、またひどいことになっている。少し改善したので、3つのカスケードや53を投げたりしていたのが悪かったのか、1週間ぶんぐらい戻ったような痛み。痛みが始まってからそろそろ3週間というのに、治る気配がない。
いろいろと不便さはあるものの、生活に劇的に困るというほどでもない。だから多少故障期間が長引くのいいのだけど、せっかく練習してきたジャグリングの腕が落ちるんじゃないかと、そのことが心配。
それで、またモーターラーニングの本をひもといて、運動の記憶がどのように時間変化するのかを調べてみた。よく言われるように錆び付くのか、あるいは一度覚えた自転車の乗り方を忘れないように、ジャグリングの技も忘れないものなのか。
経験的にはしばらく練習しないと腕は明らかに落ちるんだけど、多くの実験結果が示す一般論は、継続した運動の学習は、きわめて長期間にわたって保持される、というものらしい。
たとえば、こんな実験。小さなコックピットのようなものに座り、ペダルとハンドルを手足で前後左右に動かし、目の前のターゲットを3次元的に追いかける。このタスクを約半年の練習を続け、その後、被験者グループを3つにわけ、9ヶ月、12ヶ月、24ヶ月のブランクを置いて、再びテストする。すると、意外にも(?)、この3つのグループの成績は、ブランク直後でこそやや差が出るものの、少しのトレーニングで、すぐにブランク以前のスコアと同等レベルに戻るという結果になる。
同様の実験は、さまざまなタスクや条件で1950、60年代から繰り返し行なわれていて、どれも、「運動記憶は長期間にわたって失われることなく保持される」という一般論を支持する結果になっているという。
昨日久しぶりにピアノに向かってガックリ来たけど、短期間で、頭で覚えたような動きは忘れるらしい。3、4度にわたって各1時間ぐらいずつ練習してかすかに弾けるようになったピアノのメロディーは、数週間できれいサッパリ忘れていた。これは運動の記憶じゃなくて、鍵盤上のイメージで覚えていたからじゃないかと思う。
ジャグリングは、1年以上にわたって繰り返し練習したのだから、たぶんそうそう忘れないのだろう……。と、思いたい。
投稿者 ken : 2005年08月22日 11:04
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