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2005年12月30日

ハッピー・ジャグリング!

みなさん、よい落としを!

はっ、何と不吉な!!

投稿者 ken : 13:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月28日

マラバリでジャグ納め

たぶん今日がジャグリング納めだろうなと思いつつ、マラバリへ。最後に参加したのはいつだったかな、というほど、すごく久しぶりのマラバリ。

年末で休日に入っている人が多かったからか、社会人も多かったようだ。出張で東京に来ているとかで、竜半さんがいた。日本ジャグリング協会のつるてつさんと初めましてのご挨拶。最初、ぜんぜんそうとは知らずに話していてお名前を聞いたら「鶴見です」というので、あっ! と気づいたという感じ。来年のJJFのことなど、いろいろと教えて頂いた。

そのほか大阪方面から何人か遊びに来ていたようだ。

それにしても、マラバリはレベルが高いなと思った。あまりあちこちのサークルに顔を出したほうではないけど、マラバリは平均的にレベルが高い。ぼくなんかのレベルでは、ほとんど子どものお遊びという感じ。1年生の畑山くんがスゴイ。744ミルズや97531ミルズとかやってるし。5ミルズも「最近なかなか200キャッチいかないんですよね、いまので180ぐらい」と、美しく投げてたり。うわぁぁぁん。って、ぼくが泣くことじゃないけど。いろいろショルダー系のボディースローを混ぜたサイトスワップを、ラージビーンバッグ(ファージー?)でガシガシやってる。ぼくの地獄耳に届いた会話では、来年のJJFに「ええ、出ますよ」ということ。楽しみだ。

メールをやりとりしたことがある山内一馬さんにも初対面。くるくる回っているのを見て、てっきり弟さんのほうだと思っていたら兄だった。そっくり、ビックリ。山内さん、激しくうまい。ピルエットもキレイ。カスケード軌道で片手で5つを投げていたように思う……。うわぁぁぁ。

1年生の林くんの上達が早い。このあいだ見たときにはファウンテンを練習していたと思ったのに、聞けば、5ボールで最高120キャッチなんだとか。6個もジャグルぐらい行ってた感じだし、4ミルズもやや形になりそうな気配が。4月からジャグリングをはじめて9ヶ月。若いってすごい。

7441で1を、いろんなボディーパス系にして遊んでいる人がいるなぁと思ったら、それは、やっぱりジャグ歴9ヶ月という東工大ジャグテックの野山さんという人だった。記録簿を見ていて、ぐんぐん上達している人がいるなとは思っていたけど、すごいもんだ。

で、ぼくはといえば、今日は4ボールのハイ・ミドル・ローシャワーのb17131が初めて成功した。10回やって1、2回の成功率という感じで、意外にちゃんとシャワーに戻れる。今までb17131ができなかったのは、ちゃんと試さなかったからだなと思った。

b17131_200512.movb17131練習風景(QuickTime形式、約0.5MB)

(6x,4x)の5ボールシンクロハーフシャワーが、ややいい感じになってきたような気配がある。ポイントは、6xをちゃんと投げることと、4xをちゃんと投げることだった(言葉ではそうとしか書けないけど、本当にそういう感じ)。

5ボールカスケードは結局年内200キャッチは到達しなかった……。

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2005年12月27日

WFJの採点基準論争

WJFの宣伝用動画が2本公開されていますね。

ヴォヴァとトーマスの活躍が目立った、というか、この2人以外の人はどうしちゃったんだという結果になったWJFですが、どうも順位と採点を巡って異議を唱えている人が多いようです。

あまりちゃんと話をフォローしていないのですが、ドロップによる減点が甘いために、実際の演技の完成度が順位に正しく反映されていないと言ってる人たちがいます。具体的には、たとえばクラブでのヴォヴァとトーマスの順位です。何でもヴォヴァは、緊張のためにドロップやミスが多く(6~9ドロップと言われてます)、トーマスのほうはノードロップだったといいます。それでもやろうとしたルーチンの難易度が高かったことから、ヴォヴァが勝ってしまうという「ねじれ」が起こったようです。会場にいてふたりの演技を見たら、誰しも「これはトーマスの勝ちだ」と思ったはずだというほどの違いだったらしいです。ヴォヴァ自身も「あーっ、昨日の夜は、めっちゃボロボロだったよ。オレは1位になるべきじゃなかった。無意味な勝利だ」とチャットで漏らした、と伝え聞きました。

ドロップによる減点は5クラブのルーチンで相殺され、さらにヴォヴァの3クラブのトリックは、技と技がつながっていたから高得点だったという話です。

あまりに主観と採点結果に開きがあったために、最終的にヴォヴァを1位として発表する前には審判団とジェーソン・ガーフィールドは話し合いさえしたと言います。結果的にはルールはルール、ということで採点結果優先としたということです。

トーマスを勝たせるべきだった、という主張には2つの側面があります。まず、採点結果はどうあれ、明らかに優れていたトーマスをWJF2005のクラブの勝者にするべきだったという主張がありえます。でも、ぼくはこれは論外だと思います。ルールや採点方法を明確化、客観化したのがWJFの本義ですから、ここで超法規的措置なんかをして、その立場を動かしたらWJFのアイデンティティ自体が一気に崩れます。

もうひとつは、来年はWJFの採点基準を修正したほうがいいという主張です。これは大いに検討すべきなんでしょう。でも、これにしたって、自明な採点基準などというものはありません。今回、WJFのドロップ減点が甘すぎたということはあるかもしれませんが、だからといって、減点に寛容な方針自体が悪いとはぼくには思えません。ジャグラーは、自分たち自身も投げる(落とす)ので、一般の人たちよりドロップに寛容だと言います。で、WJFは、もはや一般人に完成した「芸」を見せるためにやってるジャグリングなんかでは初めからないはずです。限界を見てみたい、人々が競い合って、限界を突き破っていくのを見たいんだとジェーソンは言っていますが、そういう観点から言えば、ドロップに対して寛容な採点基準を採用するのは合理的です。極論すると、IJAと同じ順位結果が出るようならIJAでいいじゃないですか、という話です。競技会はステージとも違うはずです。

今回たまたま「ねじれ」が起こったのは、みんながまだルールを飲み込めてなかったからだとも言えます。何をやれば高得点かが分かってくれば、こういうねじれはなくなるでしょう。そのとき、あまりにみんながドロップしまくる競技会になって、「これはもうジャグリングじゃないぞ」と思うなら、それはルールの設計ミスでしょう。でも、競技者の平均ドロップ数が5回で全体のレベルが1段階上がるなら、それはそれで見てみたいと思います。

完成度に対する要求は、個々人の感性によるものです。で、感性というのは「慣れ」の別名じゃないかとぼくは思ったりするので、ドロップ寛容路線も、定着しちゃえば、それなりに受け入れられると思うんですけどねぇ。

とはいえ、WJFだって、やっぱりテレビが入って一般人に見せる方向を目指すとすると、うーん、やっぱりドロップはダメだな(どっちやねん)。

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2005年12月26日

ゆうたさんの動画

2005年のJJFチャンピオンシップで2位になった、潮木祐太さんの動画です。JJFでのパフォーマンスを見て、ぼくは“和製ショーン・マッキニー”だなと思ったものですが、ボディースローが激しいです。個人的には4ボールのクロー・ピストンがすごいなーと思います。

間近でみると、ゆうたさんはムキムキです。やっぱりこういう激しいジャグリングをやるには筋力も必要なのかなーって思ったりしてしまうのでした。

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2005年12月25日

カスケード大会

全国統一カスケード大会が終わりました。沖縄から仙台まで13箇所で総勢135名の参加となったようです(正式記録統計データ)。

ぼくも調布会場で、電通大のル・パサージュの面々+アルファに混じってチャレンジしてきました。10分を超えたら後は適当でいいやと思って参加したんですが、意外に続いて28分もちました。いや、いざ20分を超えてみると、欲が出てきて実はもっとやる気になったんですが……。うーん、なんで落っことすんでしょうね。

結果をグラフにしてみました。10分以内に落とした人が78人と、全体の半分だったようです(下のグラフ)。これをグラフに入れると傾向がわからなくなるので、10分以上の記録だけをグラフにしました(上のグラフ)。緩やかにベルカーブの半分が見える気がしなくもありませんが、母数が少なすぎてわかりませんね。

cascade_graph.png

カスケード大会後、ちょっと練習。にしのさんに、クラブのフラリッシュのやり方を教わりました。ビデオを見てやってみようと思ったものの、スローで見てもよく分からないのでほったらかしだったのですが、やっぱり実演を見るとわかりやすいですね。やっと意味がわかりました。

practice20051225.mov2005年12月25日、練習風景(QuickTime形式、約9MB)。7333、(6x,4x)、5シャワー、ファウンテン→([46],8x)マルチ→ピルエット→4シャワーなど。([46],8x)が汚いですが、きっとやってるうちに上達するのでしょう。

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2005年12月24日

モーレツサイトスワップ

5、6、7ボールのサイトスワップやマルチプレックスがモーレツです。クラブも出てきます。ジャゴ(Jago)、ベン・ビーバー(Ben Beever)、ピーター・ボーン(Peter Bone)、フィリップ・ヴァーメレン(Philipp Vermehren;読み方不明)の面々。ど、どれがベンでどれがビーバーだ……、この2人は有名なはずですが、あまり見かけないのでよく分かりません。

いろいろ激しいサイトスワップです。7ボールで4個のマルチプレックスを高く投げて、その下で333、そこから7カスケードに戻るとか、なんじゃそりゃって感じです。全体にやや強引にパターンを続ける印象があって、こういうのを美しくないと思うジャグラーも少なくないでしょうか。非ジャグラーには、あまり受けないのかもしれません。でも、ぼくはサイトスワップが好きなので、見ていてとても楽しいです。やってる本人たちも楽しそう。

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2005年12月22日

列車連結的

久しぶりに練習。寒くていい。まったく汗をかかない。風が重たいのと、季節柄、忘年会後とおぼしき酔っぱらいが多いのは難。

7333の7をアウタースローで投げたらやりやすいことを発見。単発でしかできなかったものが3連続でできるようになった。少し慣れたら、もう少し連続でできそう。7333を53と混ぜると楽しい。もともと53の5はアウタースローで投げていたので、相性がいい。5353-7333-5353とか5353-73337333-5353とか。このへんは、シャワーとハイローシャワーの関係に似ている。ちょびっとだけニセ・カレー君になった気分。カレー君は6ボールでハーフシャワーから9555連続とかやってるけど、あれのボールの数を2個減らしたバージョンだ、これは。

サイトスワップ的なジャグリングのパターンには、シンクロとアシンクロで「位相が違うだけ」という感じのものや、ボールの数が違うだけで自然な拡張となっている「相似」と言うべきもの、異なるパターンが組み合わさった「合成」というべきもの、部分的に相似なパターンが繰り返し埋め込まれる「フラクタル」といういうべきものと分類できそうな気がしてきた。ハイローローと、ハイローローローの関係は何と呼ぶべきかよくわからない。「●○●○○●○○○●○○○○」だから「列車連結」かな。たとえば、7531はフラクタル。その相似形は531や97531。列車連結でa531531。531の半分位相がずれたものは(6x,4)(2,0)。531は2個ボールの501と、3個ボールのカスケード3の合成。たぶん多くのジャグラーが、こういう関係性は感じ取ってるだろうから、何かそれを指し示す言葉があってもいいように思った。

3ボールのハイローシャワーと、その列車連結パターン(?)を久しぶりにやってみた。速い31が上達したからか、ロー×3回(b1313131)はカンタンになっていて、ロー×4回(d131313131)までできた。ロー×5回(e13131313131)も、もうちょい31を練習すればできそうな気配。このへん、あまり練習の意味がないようにも見えるけど、b1313131は、b17131につながる練習にならないかと思ったり。b17131って現物を見たことがないので、高さやタイミングのイメージがわかない。

3ボールでオールリリースピルエットスタートが、5回に1度ぐらい成功するようになっていた。右手から[6x4x]のマルチで2個、その2個の間ぐらいを狙って左手から同時に5を投げてピルエット、という感じ。

最近ブラディックボールを復活させていて、それを使ってフットストールの練習をしている。3個から1個落とす練習もやっているけど、目標は4ファウンテンから1個を落として3カスケード、そこから再びキックアップで4ファウンテンというもの。まぐれで成功することはあるけど、かなり難しい。最初は1個を落とすというのが難しかった。ジャグリングは落とす練習すら必要だったらしい。4から3にするときは44444433333とやる。このとき1つめの3は、後に続くカスケードとぶつからないように前にずらして落とすといいらしい。うまく落とせても、落ちていくボールの軌道を確認しつつカスケードというのは難しい。

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ジャグリングとお勉強の関係

ちょっと前に仕事で“オープンコースウェアプロジェクト”というものを調べました。プロジェクトに参加する大学が、講義の資料やレジュメ、ノート、講義の動画、試験問題などの一部をフリーで公開するという試みです。もともとアメリカのマサチューセッツ工科大学が2001年にはじめたもので、今は世界中に広がっています。「知」は自由にアクセスできるように広く公開するべきだという理念のもと、利用料は取らず、そのかわり卒業資格なども認めないという条件でオンライン学習素材を提供しています。

こうした試みは途上国を中心に世界中から注目を集めています。試しにMITの生物学や物理学の講義を動画で眺めてみましたが、けっこう臨場感があって楽しいです。初回の講義は学生たちで席がいっぱいになっているのに、回が進むにつれて空席が目立つようなる様子なんかも手に取るようにわかります(笑)。高分子化学の講義では分子構造を表示するソフトなんかも配られています。

大学時代、あれほど講義をさぼりまくっていた(というか、出た講義数を数えたほうが早い)のに、えーと、何というか、ノスタルジーに浸るというか……。「ああ、もっとあのとき勉k(ry」という感じというか。

MITに続けとばかりに世界中で同様の試みが進んでいて、日本だと阪大、京大、慶應、東工大、東大、早稲田の6大学が集まって、春頃からプロジェクトを立ち上げています(日本OCW連絡会のページ)。東大が講義を動画で公開していたりして、ちょっとおもしろいです。

で、この6大学のリストをみたとき、ぼくは「あれ?」と思ったのです。なんだ古くからジャグリングサークルのある大学リストじゃないか、と。

慶應には奇術部があるのみで、ジャグラーはそう多くないと聞いています(残念。うちから歩いて5分なのに!)。このあいだ早稲田大学の構内で練習していたとき(なんでや)、声をかけてきた人によると、早稲田にもジャグリングサークルはありません。しかし、ぼくは早稲田出身なのでした。

というわけで、この符合に、何か偶然以上のものを読み取ったりしなくもないのです。にしのさんが2004/1/28に「趣味のジャグリング」で、こう書いています。

ジャグリングに興味を持ってやる人の傾向として、好奇心旺盛で、積極的に自分でやることが好きで、いろいろ工夫するのが好きな人だという特徴があります。で、こういう人は自ずと「かしこい」人だったりします。学校の勉強ができるというのとはちょっと違うかもしれませんが、デキル人なのは確かなようです。

オープンコースウェアプロジェクトに名前を連ねる大学名のリストを見たときに、ぼくも何か似たようなことを感じました。


お勉強ができることと、ジャグリングは関係があるでしょうか。あるいは、お勉強ができるタイプの人はジャグリングに惹かれやすいとか、上達しやすいとか、そういう相関は?

理系の人、とくに数学や物理の人が放物線や物理法則と付き合うジャグリングに心惹かれるというのはあるような気がします。端的に言えばオタクでしょうか(違)。

上達速度という点では、勉強ができるかどうかとか、ほかのスポーツができるかどうかといったことは、どうも無関係らしいです。

前にも何度か書いた運動学習理論の本で読んだのですが、アカデミックと運動学習のパフォーマンスの間には相関は見られないらしいです。相関がないというのは負の相関もないということで、世間によくある青白きインテリといったステレオタイプな見方、「優等生は運動音痴」というのもある種の偏見に根ざしているということです。勉強をがんばった人の一部が運動の学習に割り当てるべき時間を犠牲にしたために運動が駄目ということはあるでしょうが、それは遺伝的にどうこうという話ではないのでしょう。練習しなければ、できないのは当然というだけです。それに、本当に勉強ができるヤツは、むしろ時間的に余裕があるので運動だっていけるものです。勉強しかできないヤツは、もともと大したことないヤツというのが、ぼくの経験的な観察です。

その運動学習理論の本でもっと驚いたのは、運動一般で「スポーツ万能」というような人はいないという指摘です。指摘というか、実験から得られたデータですが。

ある運動学習課題Aの成績がいい人と、別の運動学習課題Bで成績がいい人と、そういうのをグラフにプロットすると、すべての運動で成績がいいという人はいないというんです。これは経験的直観にすごく反します。

ぼくの観察では、運動のできるヤツというのはバスケをやっても野球をやってもマット運動をやっても結構できたりしたものでした。その本にも、常識と異なると書いてありました。

運動学習理論の教科書でいう「運動」は、一般に言う運動よりも、ずっと広い概念のようです。ドアノブに手をかけて回転させるとか、お箸の使い方を学ぶとか、あるいは足で円を描くとか、そういう四肢を使った動きの学習全体を指しています。ところが、ふつう運動といえばスポーツ、それも球技を指すことが多いです。これがスポーツができる人はスポーツ全般に長けているとする常識と、「運動学習に万能選手はいない」という実験結果の齟齬の原因かなと思いました。実際のところはわかりません。

ともあれ、運動全般でバランスよく好成績を出す人はいないというのは結構驚くべき指摘だと思いました。

ジャグラーのみなさんは、どうでしょうか。運動音痴と言われてきた人もいるでしょうか、それとも割と運動はできたほうでしょうか。ぼくは運動音痴っぽい顔をしているらしいのですが、子どもの頃から運動はできたほうです。

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2005年12月21日

見てみたいガットーのサイトスワップ

ちょっと前に、ガットーのフォーラムで、禁句となっている「サイトスワップ」をガットーに向かって口にしたフランス人がいます。サイトスワップをやれば、もっと多くの人に評価されるのに、という発言です。実はぼくも同感です。評価というと違いますが、ジャグラーたちは喜ぶだろうなという意味です。喜ばせる義理なんてガットーにはありませんし、それを要求するのも、ちょっとどうかなとは思います。

ガットーフォーラムは、たいていのファンサイトと同じく、やや内輪な教祖・信者の集まり的な雰囲気があります。だから、ものすごい勢いで反論がありました。ガットー本人は自分の過去の実績や現にトップジャグラーとして活躍している事実を指摘し、「それでもサイトスワップがオレに要るってわけ?」と言ってます。

もちろん不要だと、ぼくも思います。ガットーにサイトスワップなんて要らないでしょう。だけど、ガットーのdb97531連続を見てみたいし、激しい5ボールシャワー系のサイトスワップなんかも見たい。そう思っているジャグラーは多いと思います。

ガットーはやっぱり子どもっぽいんだと思います。プライドが高すぎて、今さらサイトスワップわかりませんとか、できませんとか言えないし。だって、明らかに不要なトビーのトリックを遊びで真似るのに、サイトスワップを遊びでやらない理由なんてないでしょう。そういう雰囲気をみんな感じ取ってるからこそ、取り巻きのファンたちが、サイトスワップの言葉に過敏に反応したんだと思います。

ところがです! なんと一緒に練習したときにトーマスが、ガットーにサイトスワップの基礎をちょっと教えたらしいのです。うはっ! さすがのガットーも聞く耳を持ったようで、「ちょっと説明してもらった。ちょっと分かった……、でも、今までどおりのことをやるだけだよ」なんて言ってます。うーん、あとひと押し。見てみたいなぁ、ガットーのサイトスワップ。

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2005年12月20日

ビデオあれこれ

いろいろとビデオ情報です。どんどん公開されますね。すごい時代です。こうやって互いに離れた地域にいるジャグラーたちが、刺激を与え合って競争が加速するわけですね。ネット時代特有の現象じゃないかと思います。

投稿者 ken : 23:58 | コメント (5)

2005年12月19日

WJF速報

rec.jugglingにWJFの速報が流れました。非公式情報です。日本人ジャグラーは赤で表示しています。カレー君や桔梗兄弟の名前が! 点数の差を見ると怖くなりますが、カレー君はボールのAdvancedでトーマスに次いで2位、桔梗兄弟のパッシングはヴォヴァ&ディーネイのペアに次いで2位と大健闘の模様。

BEGINNER

Balls

  1. Benjamin Thompson - 16.2
  2. Carey Pickford Jr. - 7.7
  3. Aaron Crane - 6.2

Rings

  1. Olga Galchenko - 7.5

Clubs

  1. Takashi Kikyo - 13.6
  2. Benjamin Thompson - 12.0
  3. Carey Pickford Jr. - 8.2

INTERMEDIATE

Balls

  1. Doug Sayers - 12.7
  2. Billy Matsumoto - 10.1
  3. Nik Goodrich - 8.8
  4. Cameron Ritter - 7.6
  5. Tempei Arakawa - 6.5

Rings

  1. Norbi - 9.4
  2. Carey Pickford Jr. - 7.3
  3. Aaron Gregg - 4.6

Clubs

  1. David Nager - 10.1
  2. Olga Galchenko - 9.3
  3. CJ Smith - 9.0
  4. Ivan Pecel - 6.9
  5. Aaron Gregg - 6.6
  6. Cameron Ritter - 3.4

360s

3 Clubs

  1. Vova Galchenko - 37 (1st)
  2. Thomas Dietz - 34 (2nd)
  3. Ivan Pecel - 33 (3rd)

5 Balls

  1. Thomas Dietz - 21 (1st)
  2. Chris Chiappini - 14 (2nd)
  3. Kazahiro Shindo - 13 (3rd)

5 Rings

  1. Thomas Dietz - 21 (1st)
  2. CJ Smith - 9 (2nd)
  3. Chris Chiappini - 8 (3rd)

5 Clubs

  1. Vova Galchenko - 19 (1st)
  2. Thomas Dietz - 6 (2nd - tie)
  3. Wes Peden - 6 (2nd - tie)

720s

3 Clubs

  1. Vova Galchenko - 17 (1st)
  2. Chris Chiappini - 9 (2nd - tie)
  3. Thomas Dietz - 9 (2nd - tie)

ENDURANCE

Balls

  1. Thomas Dietz - 8 w/ 37 catches, 9 w/ 17 catches - WINNER
  2. Nik Goodrich - 8 with ? catches, 9 w/ 11 catches

Rings

  1. Thomas Dietz - 8 w/ 16 catches - WINNER
  2. CJ Smith - Did not qualify 8

Clubs

  1. Vova Galchenko - 7 w/ 33 catches - WINNER
  2. Toby Walker - 6 w/ 197 catches, 7 w/ 26 catches
  3. Thomas DIetz - 6 w/ 132 catches

FREESTYLE

7 Balls

  1. Thomas Dietz - WINNER
  2. CJ Smith
  3. Chris Fowler

7 Rings

  1. Thomas Dietz - WINNER
  2. CJ Smith

5 Clubs

  1. Thomas Dietz - WINNER
  2. Vova Galchenko
  3. Toby Walker
  4. Wes Peden

Advanced competition

Balls

  1. Thomas Dietz - 12.5
  2. Kazuhiro Shindo - 7.1
  3. Chris Fowler - 6.7
  4. Chris Chiappini - 6.1
  5. Toby Walker - 5.6
  6. CJ Smith - 4.3

Rings

  1. Thomas Dietz - 16.1
  2. Chris Chiapinni - 9.4
  3. Ivan Pecel - 9.01
  4. CJ Smith - 8.99
  5. Chris Fowler - 7.3

Clubs

  1. Vova Galchenko - 8.9
  2. Thomas Dietz - 7.4
  3. Wes Peden - 6.1
  4. Toby Walker - 5.8
  5. Takashi Kikyo - 5.6
  6. Chris Chiappini - 4.3

Passing

  1. David Nager and Vova Galchenko - 11.7
  2. Takashi and Atsushi Kikyo - 5.6
  3. Heather and Darren Marriot - 3.5


投稿者 ken : 18:09 | コメント (6) | トラックバック

2005年12月18日

ナイアガラ練

新宿ナイアガラへ。痛みが引くと投げて、投げては痛くて休み、を繰り返すというのはジャグラーの常態ですよね、たぶん。

なるべく肩に負担のないものをと思ってピルエットを多めに練習。ピルエットで回り続けていると身体も温まる。3b2アップで17→26回連続と記録増……と思ったら2ヶ月前に25回連続という記録があったらしい。それを覚えていたら、もう少しがんばったのに。ちゃんと自分の記録をトラックするというのは大切だ。でも、ピルエットとフラッシュは少しずつ上達している感触があって楽しい。2アップが上達しているので、3アップもラクになっている感じ。

ピルエットでは軸足じゃないほうの足で「地面を蹴る」というけど、文字通り蹴ることを意識してトルクを大きくするように試している。首や上半身のひねりだけで動きを生み出すのは効率が悪いような気がする。まだまだいろいろ試行錯誤が必要らしい。

5ボールは相変わらず。悪いと50キャッチ、ふつうで100キャッチ、調子よく続くと150キャッチぐらいという感じ。少しずつ少しずつ何かが改善されているような感じはあるけど、120ぐらいからキッチリと確実に乱れるのはなぜだ。

投稿者 ken : 19:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月17日

テニスボールルーチン

テニスボールルーチン(MPEG形式)

テニスボールと円筒のボール入れを組み合わせたルーチンです。ノーミスなのはいいなと思いましたが、特に目新しくは感じませんでした。2ボール+1ケースですが、3ボール+1ケースのほうがよく見かけます。

このテニスボールジャグリングって、アメリカでは割とメジャーと聞きますが、どうなんでしょう。テニス部の人たちが何となくジャグったり、あるいは入門ジャグラーが手近な道具を取り上げたりして自然と発達したジャンルということでしょうか。……と思ったら、このビデオの人は、このスタイルのテニスボールジャグリングの創始者とも言えるぐらいの人らしいです。ってホントかな。

ところで「クラブ」って、非ジャグラーはボーリングのピンと呼びますよね。あれ、無理もないなと思うわけですが、どうにかならないのでしょうかね。

もともとアメリカでジャグラーたちががクラブを投げ出したとき、世の中はフラフープブームならぬクラブスインギングブームだったと、以前西川さんに教えていただきました。身近な道具、誰もが知っている道具を使ったわけですよね。

このあいだ江戸大神楽の道具を間近でみて思ったんですが、あれ、太鼓のバチを投げますよね。あるいは茶碗や升を傘で回す。見ている人たちにとって、それらはすべてきわめて身近な道具だったはずです。シガーボックスだって、ジャグラーにとってすらジャグリング道具でしかありませんが、もともとは文字通り桜の木かなんかでできたシガー入れの箱で、最初に3つ並べて投げ始めた人たちには身近なモノだったわけですよね。ハットにしても、そんな帽子かぶってる人、いまどき見たことないよという帽子だったりします。

何が言いたいかというと、太神楽の一部の道具もそうですが、こうまでも非ジャグラーがクラブを「ジャグラーたち向けに設計された専用道具」としてしか認識しなくなった以上は、もっと身近なモノ、誰もが見て何かがわかるものに変えてもいいんじゃないかと思ったのでした。

もちろん、どんな文化でも様式化され、抽象化され、洗練されるという部分はあるのでしょうから、クラブはもはや棒、シガボは箱と見るべきかもしれません。でも、テニスボールのルーチンを見ていると、「身の回りの何気ない道具を使う」というのも、もう少しあってもいいのかなと思ったりするのでした。

マラバリの秋の祭典、MJFではビニ傘を投げる人が何人かいました。デビステ風だったり、クラブ風だったり。そういう話です。ペットボトルとか空き缶に、ちょこっとバランス上の工夫を施したり穴を開けたりした道具って、どうでしょうね。先進国の現代人になじみ深いもの……DVDの板とかテレビのリモコンとか、あるいはヘッドフォンとか。ヘッドフォンはかぶったり、絡ませたりできるし、つかむ場所があってキャッチもしやすそうです。バランスも不思議でおもしろいかもしれません。

うーん。ダメか。やっぱりクラブがいいですね。ははは。といっているぼくは、球という形に文化や時代を超えた普遍性をみていたりするのですが。

道具を固定することで技の洗練が進むという部分は大きいと思います。いくらヴォヴァが天才でも7ヘッドフォンカスケードはできないだろうと……。あと、大量生産や本格的な工業の時代がはじまったので、何もわざわざ既存の道具を使わなくても専門道具を安く提供できるようになったという事情もあるのかもしれません。違うかな。

投稿者 ken : 11:31 | コメント (2) | トラックバック

2005年12月16日

ルーク・バラージがサイトをオープン

ルーク・バラージがウェブサイトをリニューアルしたようです。以前のコンテンツは残したままで、別にLuke Burrage's thing on the Netというブログ+ビデオ+コラムのページを作ったようです。

さっそくビデオも公開されています。Luke Burrage - 3 ball and video - Berlin 2005(MPEG、20MB)。ガットーのフォーラムで「ビデオを公開するのも、パフォーマンスのやり方のひとつだ」なんて言っています。ルークらしいです。

ビデオの内容は、サイトスワップを歌いながら投げる例のルーチンです。年々洗練されていくようで、今回は壁に映写された文字が飛び交います。その文字の飛び交い方が、テレビゲームのようです。格闘系ゲームでコンボを決めたときのような、そんな感じ。

何かの偶然なのか、12月14日のブログのエントリで3ボールカスケードエンデュアランスに挑戦した話をしています。世界記録の12時間を目指してやってたらしいですが、あるとき5時間を目標にやったら、5時間の7分前にドロップしたという話です。わざわざテレビをプログラムして(Sky Digiboxという商品名をあげてますが、衛星テレビか何かのようです)、その夜やってるコメディ番組を全部みるようにセットしたそうです。で、4時間半たったときに、すごくすごくツマラナイ番組がはじまってスイッチを切ることもできずに困っていたところ、母親が帰ってきたそうです。テレビを切って、少し話でもしようと思ったのに、実際にはテレビの電源だけ落として母親はどこかへ行ってしまった、と。

で、しーんとしたなか、一人ぼっちでカスケードするハメになり、まもなくドロップしてしまった、という話です。問題は集中力というより、気を紛らわせてくれる何かがあるかという話です。まもなく始まる全国統一カスケード大会では、話し相手がいますから、まあ、このへんは問題なしですね。

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2005年12月15日

ガットーのキックアップ入門

アンソニーガットーのクラブ・キックアップ入門(QuickTime形式、11MB)

気になる人が多いかと思うので概要を訳してみました。ガットーは早口で発音も不明瞭です。文の構造もあまり気にせずにしゃべるタイプなので、ところどころぼくには聞き取れません。ちなみに、ガットーはジェーソンによくスペルミスをからかわれていましたが、実際、ガットーの英文は「ああ、学校でちゃんと作文やらなかった人の英語だなぁ」という感じです。

(イントロ)リクエストがあったのでキックアップのチュートリアルを作ることにしました。キックアップでいろんなコトができます。たとえば……(ちょっと考えて)、銀行強盗をやるとしましょう。銀行に歩いて入っていき、こう言います。(大声で演技入りつつ)「これはキックアップだ! みんなその場に伏せろ!」。で、みんなが床に伏せたら、あなたは自分の仕事に取りかかります。FBIに捕まったら、彼らに本当のことを言いましょう。「なんだよ、オレはただキックアップしてただけだよ。まだキックアップ習得してないんだ。クラブが飛び散って周囲の人の頭に当たっちゃいけないからな」。ふんっ、簡単だろ? ……(真剣な顔に戻って)ちょっと事後免責やらせてもらうよ。(別の声、早口で)「このチュートリアルを見て銀行強盗して引き起こされるいかなる損害にも責任を持てません」。じゃあ、始めましょうか。

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2005年12月14日

年齢的限界か

イヤな感じで肩が痛いと思っていましたが、またしても鈍痛で朝5時ごろに目が覚めました。今度はとうとう左肩です。やってしまったかなぁと思いながら、残っていた痛み止めを飲んで寝ました。マイルドな炎症の痛みには、処方薬は劇的に効きますね、ぐっすりでした。ひょっとして練習前に抗炎症薬を飲むと手間が省けるかしら。

それにしても夏に経験した激痛が思い出されます。あのとき右肩に感じた前兆の痛みにそっくりで、「ああ、人間の身体ってやっぱり左右対称だ。右に起こったことは左にも起こるのか」と考えて、恐ろしくなりました。これで左右とも痛いです。石灰沈着性腱板炎です。左肩にも白い物質が貯まっているだろうことは、レントゲン写真をみなくても手に取るようにわかります。上着を羽織る動作がつらい。

幸いその後2日でラクになりましたが、やっぱり練習はしばらく控えないとダメかなと反省しています。ここのところ練習といっても、せいぜい週に10時間ぐらいで、それほど激しく練習しているというわけでもないので、このへんが「年齢」ってやつかなぁと悲しくなってきます。問題は筋力というより「腱」の弱さでしょうか。腱は負荷訓練とともにゆっくりと強化されていくものらしいですから、そこに年齢差があるという仮説は成り立ちそうです。

このあいだですね、Yoshiakiくんという若いジャグラーのプロフィールを見てビビりましたよ。生年月日が、ぼくにとっては「この間」なんですよ。「大学生のあの夏、あのときに何かを間違っていたら、いまごろYoshiakiくんと同じ歳の息子とパッシングしてたかもなぁ」とか思ったものです。

やる気があるのに身体が許さないというのは悲しいですね

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2005年12月12日

4b3アップ初成功

肩を休めるために3日間ほど練習を休んだら、むしろ今日は妙に投げが快調な感じだった。腕や肩の疲れが抜けるのは大事なことなのかもしれない。テイクバックをゆったりと深く取って丁寧に高く投げると、肩や腕にかかる負担が小さい気もする。

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ガットーすごすぎ

あれこれビデオです。ガットーはすごいですよ、何度でも言いますが、すごいですよ。

ガットーは2本のDVDを出すようです。上のトレーラーのドキュメンタリーと、おもにトリックを集めたTo be the Best3。

ガットーのドキュメンタリーは2時間20分前後のDVDになるようです。内容は、その映像のほとんどが、少年時代から現在にいたるまでのガットーのインタビューで、最初の15分は父親のニック・ガットーのジャグラーとしての経歴からはじまって、ガットーのコーチとなるまでについての話だそうです。いくら本人がしゃべっているからと言って、言葉通りとらえちゃいけないなと思うわけですが、ニックがおもしろいことを言っています。「あの子は、最初は特別上達が早かったってことはなかったね。ふつうに失敗もしたし、イライラしたりね。でも、ある時から急に上達速度が上がったんだ。あまりに上達が早くて4ボールや5ボールは練習すら必要がなかったぐらい」。本当でしょうか、いくらガットーでも、これは誇張と思えるのですが、どうでしょう。JUGGLEのバックナンバーで似たような話を読みました。ニックいわく、朝に新しい技を考え出して、それを午後のショーでやるなんてこともあったといいます。うーん……。ところでガットーにはお兄さんがいたんですね。子ども時代のテレビ出演でガットー少年はインタビューに答えて、「お兄ちゃんと一緒にやって最初は負けて悔しかったからがんばった。今はぼくはこうしてぼくはテレビに出て、お兄ちゃんは家の近所にいるよ」、なんてことを言ってます。

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ガットーフォーラムがオススメ

ガットーは自分のサイトでファン向けの掲示板を運営しています。開設当初にアカウントを取ってアクセスしたのですが、IDもパスワードも忘れたまま放ってありました。ここのところ、再びアカウントを取って古いメッセージなんかも読んでいますが、驚くようなやりとりが展開されています。ディーツが7クラブのアドバイスをガットーに聞いたり、ジェーソンがガットーと微妙な間合いでジャグリングのあれこれを論じていたり、あるいはアイヴァン・パセルがクルーズ船でジャグラーとして働いた経験の話をしていたりしています。ほか、ダン・ホルツマン、ルーク・バラージなんかもよくメッセージを書いているようで、プロパフォーマーたちが本音でジャグリングやステージについて語っているという印象です。何より、アンソニー・ガットー本人がいろいろと語りまくっています。

最初、ジェーソン・ガーフィールドを名乗る人間は偽物かと思ったのですが、どうも本物のようです。ガットーと同じ掲示板にメッセージを書いていますが、特にガットーはジェーソンのメッセージや見解に対して何か言ったり、反応したりしているように見えません。気にしていないのか、あえて無視しているのか、よく分かりません。ジェーソンも、例の執拗なまでのアンソニーに対するラブコール(ですよね?)を送ったりしていません。ようわからん2人です。

rec.jugglingも全体的にジャグリングのレベルが高いわけですが、それでも数ヶ月に1度ぐらいは5ボールカスケードの話が出てきます。でも、ガットーのほうではそんなレベルの話はほとんど出てきません。果てしなくレベルが高いです。たとえば、7ボール7アップピルエットの話なんかが出てくるわけですが、そこでガットーは答えます。「これ、ずーっとずーっとやりたいと夢見てたことだよ、はっはっは。実はね、7アップが安定しはじめたのって、5年ぐらい前のことだったりするんだよ。今はいつでも、どんなときでもできるけどね」。

sequence10のビデオに出てくる、4クラブ+1トイレのぺこぺこ(あれ何て名前?)+1ボールのルーチンは、トビー・ウォーカーの真似なのか、ルーク・バラージが「人のシグニチャートリックを盗むのは、ちょっとスポーツマン精神に反すると思う」と難癖をつけているようです。ガットーは「本気で言ってんの? トリックなんてそんなもんだよ。最初にやったらシグニチャートリックだけど、だんだん真似されていくもんだ」という意味の反論をし、それに対してルークは「でも、どっかに境界線を引くべきだ」と言ってます。うーん……。この微妙な諍いの背後に、やんちゃで時に粗野な弟分のアメリカ人をたしなめたがるイギリス人の国民性を認めるのはうがちすぎでしょうか……。

そういえば、ルークは6ボールや8ボールのウィンピーパターンがファウンテンに比べて「ちっともウィンピー(弱虫)じゃないし、視覚的にも劣らない」と孤軍奮闘していました。ルーク・バラージは、言うことはかなりハッキリ言うし、人と違うことをガンガン言いますね。意見が対立しそうになったらジョークばかり言ってごまかすタイプのヤツかと思ったんですけど、なかなかタフなヤツです。

ガットーのトリックに対するルークの反発に話を戻しますが、どうも話はそう単純ではなかったようです。「トビーがやってるヤツできる?」とガットーに聞いた14歳のジャグラー少年がいて、ガットーはそれに答えるような形で、遊び気分でやったようです。例のトイレぺこぺこは、どうもトビーが最後に繰り出す決め技としてやっているもののようです。で、ガットーは、トビー本人よりもうまかったと(投げる道具の数が多かった?)。それを見たルークが、ガットーみたいな希代の天才ジャグラーが、他人が考案し、苦労して習得し、現にステージで使っている「決め技」を、そういうふうに真似るのって、ちょっとどうなんだよと感じたのも無理ないかなって思えます。ルーク自身は自分のトリックを真似られるのは好きだと言ってます。なぜなら、自分と同じだけ時間をかけて習得しただろうとわかるからだそうです。ただ、ガットーだけは、その気になればどんなトリックも真似できちゃうから違うと。うーん。

IJAの審査委員をやってる人だったと記憶していますが、スコット・セルツァーという古参のイスラエル人ジャグラーも、「人のトリックを盗む」ことについて、「これは自明の話でもないし、自分自身結論も出ていない」と、そんなことを言ったりしています。「オリジナルと真似」の是非については、ジャグラーは多かれ少なかれ、いろいろ考えているところがあるでしょうし、意見をもっているのでしょうね。

ともあれ、そんな話や、あんな話がいっぱいのガットーフォーラム、オススメです。英語を読むのは面倒かもしれませんが、ジャグラーであれば、大いに読む価値ありです。語学学習に趣味を絡めるのは王道です。

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2005年12月11日

グルーガンでロシアン

グルーガンでロシアンボールを作ってみました。

glueball1.jpg今回は穴を最小にするためにキリを使いました。特に硬そうな部分にブスッと。

glueball2.jpg穴はこのぐらい。あまりキレイに空きません。

glueball3.jpgプラスティックの書類フォルダーを円筒に丸めて漏斗状にしました。

glueball4.jpg先端をとがらせてブスッと。ゆっくり砂を流し込みます。あわてず一定速度で流さないと、すぐに目詰まりを起こします。狭い穴を落ちる粉は、(粉の平均直径)×4~5<(流れ落ちる穴の直径)でないと流れないという法則があると、むかし読んだ粉流体の本に書いてあったような。

glueball5.jpg砂を入れ終わったら、グルーガンです。

glueball6.jpg仕上がりはこんな感じ。見た目よりシッカリくっついています。

しばらく使ってみないと、何ともわかりません。テープを巻いたボールを使い続けてきたので、無地のボールは久しぶりです。やっぱり回転がわかりづらくて練習にはどうかなぁって思いますけど、無地は見た目がスッキリしてていいですね。

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2005年12月10日

グルーガンを280円で購入

「グルーガン(gluegun)」を買いました。スティック状のプラスティックを熱で溶かして、プラスティックやガラス、木材などを簡易に接着するための工具です。

グルーガン、てっきり1万円前後、安くても3000円程度はするとと思ってたんですが、なんと280円でした。スティック10本が入ったセット1つが100円。合計380円。送料が525円でした。すごい時代です、ハンズに行く手間もなく、ちょっと検索してクリックしただけで商品が届く、このラクチンさ。ちなみに、楽天経由でアート&クラフトファンという工具店で買いました。メーカーや型番はよくわかりませんが、これです。

もちろんロシアンボールで砂を入れた後に、ボールを閉じるために買ったのですが、その前に流しの蛇口の水漏れを直してみました。意外に役立つかも……、っていうか、楽しい。

gluegun1.jpg「ガン」の名前どおり、銃のような形をしているグルーガン。グルー(glue)は糊の意味。

gluegun2.jpg用途はさまざま……、って、このキューピーちゃんみたいな赤ちゃんはいったい!?

gluegun3.jpg後ろから固形スティック状の接着剤を入れます。

gluegun4.jpg引き金を引くと、スティックが前方に押し込まれ、熱せられた先端で溶け、それが糊になります。プラスティック同士も、このとおり、かなりぴったりくっつきます。

gluegun5.jpgこれが水漏れしてるウチの蛇口……。手前に飛び出てくるのがタチが悪い。

gluegun6.jpgそこで! ニュルッと糊を溶かして塗りつけます。

gluegun7.jpgこのとおり!

ホントは別の箇所から水漏れが始まったというオチは内緒です(だから最後の写真のシャワーは勢いがない)。でもまあ、ずっとマシになったし、ひどいようならどんどんグルーガンで埋めてしまえばオッケーっぽいです。

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2005年12月08日

左肩まで……

(6x,2x)*は1、2日おきで3→4→5と1キャッチずつ伸びています。「*」は前のサイトスワップを左右入れ替えて繰り返すという記号で、「(6x,2x)*」は(6x,2x)(2x,6x)と書くのと一緒です、念のため。で、2xの入るパターンは横にボールがすっぽ抜けて破綻することが多く、これがすごくイライラします。なので、「こつこつやれば、そのうち慣れるだろう」ということで、ストレスを感じる前に1日5分でやめています。

いままで数キャッチしかできなかった、3ボールのクロスアームド・リバースカスケードも、なぜか練習しています。これも、どうもストレスがたまる鬼門なので1日5分なんですが、さすがに、3日で50キャッチを超えました。500キャッチが目標です。4ボールのクロスアームド・リバースファウンテンへの準備です。来年は4ミルズをやってみようと思っていて、この2つは、その準備です。ホントは4ボールのリバースファウンテンも、もう少しやらないとダメっぽいんですが、これまた何かイライラするパターンで……。

このところ、高い4ファウンテンがお気に入りです。自分にとって6か7ぐらいの高さで投げます。これはすごく気分がいいので、調子に乗って8ぐらいのつもりで投げたりもしています。いままで「トットットットッ」のリズムだったのが、「トッ…トッ…トッ…トッ…」と間延びして聞こえます。リズム自体はすぐに慣れたのですが、スローが前後にぶれるとすぐに破綻します。ちょこちょこ動いてボールを追っても、20キャッチぐらいしかできません。こんなんで6ボールができるわけないよなぁと思いました。

高い4ファウンテンのおかげか、「(6,4)(2,4)*」で6が24投と以前より少し続くようになりました。これも楽しい。(6,4)の6が低いか4がやや高めになって2ビートぶんであるべき高さ幅が1.5ビートぶんぐらいになってしまっても、4を強引に手で迎えに行ってタイミングを調整するという荒っぽい技が、さらにうまくなったかも。最終的にこういう汚い方法はもちろん避けるべきだと思いますが、練習の過程ではむしろドンドンやったほうが良いだろうと思っています。どんなに練習しても、失敗スローはあるでしょうし、ピルエットなどで乱れることもあるでしょうから、甲斐性はいずれ必要になります。それに、練習のキモはリズムへの慣れでしょうから、7割がた正しくできているのなら、それを続けるほうがいいと思うのです。つまり「○-○-×-○-○-×-○-○-○-×」という練習をするほうが、×で止めてしまう「○-○…………○-○…………○-○-○」よりも練習の時間効率がいいだろうということです。×によって、○が相殺される気がしないのです。むしろ○と×を連続して観察することで、何が失敗となって何が成功となっているのかを、脳が理解してくれるような気すらします。「クリーンなパターン、キャッチを練習しろ。乱れたら続ける意味はない」という練習ポリシーには一面の真実しかないように感じています。たまに立ち止まってスローを丁寧に観察し、ゆっくり正確に投げるというのと、乱れてもともかく続ける、という両方の方法でやるのがいいのかなって気がしています。「イメトレ→正確な少ない投げ→乱れてもがんばる投げ」のサイクルって、どうでしょうね。これらの時間配分は好みでしょうか。まあ、当たり前の話なのか。

(6,4)(2,4)*

で、高い4ファウンテンは単純だし楽しいです。ストレス解消って感じです。基礎練にもなりそうだしということで、しつこく投げてたんですが、気がつけば左肩がイヤな感じで痛くなっていました……。このところ4シャワーを左右で切り替える練習なんていうのもやったりしていて、そのとき、フォームの悪さから、無理な力が入ってたのも良くなさそうです。

4ヶ月たって右肩もまだぜんぜん全快と言えない状態なんですが、これで左肩もおかしくしたら、さすがに投げるの休まないと。はぁ。

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2005年12月07日

Paccri open the ball!(ボールをパックリ開けろ!)

rec.juggligでは、いまでもまだロシアンボールの話が散発的に続いています。で、ぼくがハワイアンボールを作ったときのブログが、いまだに参照されていて驚きました。あんな当たり前の「作り方」でも、ちゃんと写真付きで紹介しているページというのは、日本語でも英語でもなかったからかもしれません。

それで、rec.jugglingの住人が、ぼくのブログの日本語を解読するためにエキサイトの翻訳サービスに通したといって、その英文をrec.jugglingに流していました。最終的には、ちゃんとロシアンボール関係の情報をまとめてIJDbのサイトに記事として載せようという話になっていて、その素材候補でしょうか。

その英訳文を見て、ひっくり返りました。ホントに笑っちゃう。たとえば、こうです。「パックリこんな感じで開いて、ここに砂なり小鳥のえさなりを流し込みます」という文は「Paccri opens by such feeling, and sand or small bird's food is poured here.」となっています。Paccri opens!! って、どっから出てくるねん! やってくれるよ、エキサイト! 好きだよ、エキサイト!

もっとあります。「中身はスカスカです」という文は「Contents are Scasca.」。すばらしい! なんかカッコイイ! 「今日は初めてシンクロファウンテンからの4アップピルエットに成功しました。ヤター」は、「It succeeded in four Apppilet from the synchronized fountain for the first time today. Yatar. 」。Apppilet(アップピルエット)とか、どっからひねり出してくるんでしょうね。「ヤター」が「Yatar」かよ。

「理想的なバランスを期すために、貝殻は慎重に取り除きましょう」に対して「To expect an ideal balance, let's carefully remove the shell.」という、ほぼ完璧な訳文も出てきたりしていて、それにも驚いたんですけど。

ぼくの口語や擬音語バリバリの日本語(エキサイト風に言えば、「Barry-barry colloquial Japanese」は、機械翻訳には向かないんですね、きっと。

あまりにも全体として意味が通らない文章になっているのに驚いて、あわてて英訳して、「How to make Russian Balls」というページで公開しました。

そのURLをrec.jugglingに流したら、5分後にIJDbの編集者のCollin.E氏からメールが来て、IJDbの記事として公開してもいいかという話になりました。うーん、それだったら、もうちょっと情報を入れないとなぁと思ったんですが、まあ作り方の一例ということで、おいおい情報を追加していけばいいかなと思っています。

と書いたと思ったら、もうIJDbのサイトに記事が追加されていました。やることが速いなー。こういう拙速は好きだなー。完成度なんて6割でいいから、まず何か形にして出しちまおーぜっていうぐらいのスタンスが、ネット時代っぽくていい。

たいしてうまくもないのに練習中のビデオや考えたことをバリバリ公開(Barry-Barry publish……)しているぼくですが、みんなが「公開するまでもない」と思っている情報の多くは、実際には誰かしらの役に立つんじゃないかと、密かに思ったりしています。

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2005年12月06日

JJF2005、青木康明(しんげんもち)くんのルーチン

いわずと知れたしんげんもちくんです。ここのところ、海外の掲示板で日本の若手ジャグラーが話題になることが多く、「Komei Aokiのビデオはネット上にないのかっ!?」とネット上で聞いている人がいました。それで、8月に大阪で行なわれたJapan Juggling Festival 2005のチャンピオンシップの模様を個人的に撮影したものを、しんげんもちくんの許可を得てアップロードすることにしました。

直前にふと思いついて撮影しただけなので、画面がぶれたり、ボールが画面からはみ出たりしていますが、ご勘弁。まったく個人的に見るために手持ちで撮影しただけなのでした。

しんげんもちくん、3ボールもすごいですが、ナンバーズやサイトスワップ系もすごいです。超低空の7ボールフラッシュも成功はしませんでしたが、かなりすごい。

このビデオはrec.jugglingでも紹介したのですが、あのミルズメス考案者とされるスティーブ・ミルズも、やや興奮気味に絶賛していました。「コーメーくん、もしここを見てて、翻訳機(翻訳者?)があるなら、デニーズなんか行ってる場合じゃないって、そのすばらしい才能を宣伝するのに時間使わないと。もし料理したいんなら、アメリカに来てくれたら、うちのコンロを自由に使わせてあげるよ! おもしろい! その調子でガンガンがんばって! 3ボールのところはホントに驚異的だよ」、ということです。

お節介ついでに、あまり知られることのない日本のジャグラーの素顔を紹介できればと思って、しんげんもちくんのページにある「ジャグラーへの100の質問」を半分ぐらい抜粋して英訳したものをrec.jugglingのKomei Aokiスレッドに流しました。そのおかげもあって、しんげんもちくんおすすめのテクノバンド(?)電気グルーブまでも話題になったりしていました。

そろそろ世界各地にIJA 2005のDVDが届くころでしょうか。しんげんもちくんのリングのルーチンを見てファンになるジャグラーが多いんじゃないかと想像しています。

「偉大な」と書くと、イヤに歴史的で尊大な響きになるのであえて「グレートなジャグラー」と書きたいですが、「グレートなジャグラー」と呼ばれるのに何が必要かと言うと、最近は2つあるのかなと思っています。既存の技術の延長上の神業をこなす、ヴォヴァやディーツみたいなタイプ。もうひとつは、誰も行ったことのない未踏の地へ踏み出して、確かなモノ、おもしろいモノを形にしてみせる、アイデア、センス、技術力を備えたジェイ・ギリガンタイプ。しんげんもちくんは、後者の部類(今後は知りませんが)でしょうか。

そういえば、ディーツはJUGGLEのインタビューで苦手なジャグリングとして3ボールをあげていました。動きが速すぎてついていけないよ、という話でした。まあ、彼は陽気に謙遜する人っぽいので、ことば通りに受け取ってはだめかもしれませんが、それでも、割と最近、3ボールのロボットだかキャリーだかをマスターするのに数時間かかったと、そんなエピソードが紹介されていました。

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2005年12月05日

(6x,2x)*をやってみたいなぁ

(6x,2x)*は、ぼくにとってはボックスとかスプリット同様に、なぜか心惹かれるサイトスワップです。シンプルで幾何的に美しく、でも実はちょっと難しいという共通点があるからじゃないかと思っています。

(6x,2x)*は左右の4ボールシンクロシャワーを混ぜたような投げ方になります。あまり練習している人を見かけないし、ビデオも見かけないので、マイナーなんでしょうか。で、どうも、とっかかりもわからないし、放っておいたのですが、何となく覚悟をきめて手を出してみました。

右手に3個、左手に1個から始めてみました。右から6xを投げます。7ぐらいの気持ちで。6xがピークする直前ぐらいのタイミング(4シャワーで最初の2投と同じタイミング、たぶん)で、続いて、左手で6x、右手は左手にフィード(2x)します。(6x,2x)です。あとは左右をスイッチして続けるだけです。

やってみましたが、(6x,2)(6x,2x)(2x,6x)と2、3投まではイケても、その次が(6x,4x)となってしまいます。がっくり。しかし、これは要素技術がないからというより、投げ方に慣れていないからというだけだという気もします。だから、まいにち少しずつ練習すれば、案外1ヶ月ぐらいで少しは続くようになるかなーと思ったり。

どっちにしても、あまりにも何も上達しない日々が続いていて、なんかツマランのです。やっぱり練習頻度が低いとダメですね。

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2005年12月04日

IJA2005のDVDを見た

ぼくのところには、まだIJA 2005のDVDが届いてません。10月下旬には「工場からまもなく出荷される」とアナウンスがあったのに、いったいどうなってるんだって感じです。DVDなどのプレスは、ふつうオリジナルになる「ゴールデンマスター」と呼ばれるDVD-Rなどをプレス工場に送って何千枚とか何万枚とか、スタンパーと呼ばれる機械で一気にコピーしてもらうわけですが(ちなみに今年のIJAのDVDは総計400枚だそうですが、それでも記録的な数らしいです)、その工場側の不手際だと、IJAは言ってるようです。約束と違って普通郵便になってしまったとかいうのも聞こえてきました。だから「悪いのは彼らだ」というのでしょうが、このへんのいい加減さは、まったく日本人には信じられませんが、アメリカってホントにそういう国です。アメリカに住んでいたとき、事務処理のずさんさや、遅さには慣れたつもりでいましたが、しばらく日本で暮らし、3秒でレジが終わる手際のいいコンビニに慣れてしまうと、もうアメリカの郵便局なんかには行けません。

郵便局で切手を買い、おつりと切手が出てくるまでにかかる時間を計測すると、スイスと日本が最速だという、調査データを見たことがあります。日本では切手を入れる小型ビニール袋と笑顔までついてきたと、調査した心理学者だか社会学者だかは驚いていました。そうした日本の文化のなかで「ナランハは仕事が速い」と評価されてるのって、すごいことだと思います。

と余談はどうでもいいのですが、ナランハで購入したくろせさんに持参をお願いして、IJA 2005のDVDをついに見ました。くろせさん、佐々木たくぞーくんとで3人で鑑賞会です。

いやー、やっぱりジャグラー同士で見ると盛り上がりますね。「おぉぉーっ!」と3人で叫びながら見ました。いや、正確に言うと、退屈な人の演技中は、勝手気ままにボールを投げていた3人だったりするのですが……。

ジュニアがアツかった! カレー君、信玄餅くん、桔梗弟くんは、噂通りの大活躍です。ほかにも、3ボールでオリジナルトリックをばりばりやったウィル・ペンマン君なんかは3位に入賞してもおかしくなかったんじゃないかというぐらいよかったです。

チャンピオンシップの矢部さんもスゴイです。毎年同じようなことしてるなぁと密かに思っていたのですが、今年は明らかに何か違うことをしていました。ぼくは相変わらずディアがよくわかんないのですが、水平に回すディア、まあ流行のヤツですが、その流行のヤツで、明らかにすんごいことをガシガシやっていました。何とも記述できませんが、たくぞーくんなんかは、すっかり興奮して「うぉー、何やってんだ、この人ッ! うわーっ、なんだー」と叫び続けていました。優勝も当然と思えました。芸術度、難易度、オリジナル度、すべてでトップという感があるように思います。ディアがわからないぼくですらそう思いました。

信玄餅くんのリングの演技もインパクトが強烈です。動きが斬新で、「そ、そんなことが可能なのか!」という驚きの連続です。

竜半さんの5シガーも見れたし、お腹いっぱい。ほかにも気になるジャグラーがたくさんいましたが(ウクライナの何とかって人、ピルエットがすんごい)、そのへんの感想は、また自分のDVDが届いて見直してから。

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2005年12月03日

はじめての江戸太神楽

葛飾区の柴又、フーテンの寅さんで知られる界隈を散歩してきました。そうしたら、偶然にも帝釈天で江戸太神楽の大道芸人さんにお会いして、パフォーマンスも見ることができました! はじめて3バチをカスケードで投げてみました。

いろいろムービーも撮って、掲載許可も頂いたのですが、ちょっとサーバーの容量の問題でアップできません……。まあ、そのうち。

shiba.jpg

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2005年12月02日

4、5、6ボール練習風景

practice20051202.jpg4、5、6ボール練習風景(QuickTime、19MB)

4ファウンテン2アップピルエット、7531、5カスケード、おばさん(ナゾ)、6ファウンテンフラッシュ+αの練習などです。毎度、たいしたものではありませんが、自分の練習記録として。そういえば、4ファウンテン2アップは2→3回連続と記録が微増。

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2005年12月01日

1次元、2次元、3次元ジャグリング

昨日、6ボールフラッシュの練習で左へ右へとボールをバラバラとまき散らしていたら、バラけたはずのボールが空中にさーっと集まり、集まったかと思ったら今度は急にパーッと広がって円状に並びました。その円状に並んだボールの中央から、まばゆいばかりのオレンジ色の光があふれ出しました。いや、UFOじゃありません。突如ジャグリングの神の啓示を受けたのです。「おぉ、迷える6ボール入門ジャグラーよ、1次元ジャグリングするのじゃ」。

そう、ぼくは悟りましたよ、ぼくは2次元ジャグリングをやっていたからいけなかったんだ、と。

という冗談はさておき、「1次元ジャグリングを意識しろ」というのも、いいアドバイスかなと今日思いました。少なくとも、そう意識することで、ぼくは今日ものすごく6ボールのイメージがわかった気がします。

どういうことか、1次元、2次元、3次元にわけて説明してみます。

ジャグリングでボールが動くのは、もちろん3次元空間内です。でも、ふつう、ジャグリングを始めたばかりのころに受けるアドバイスは「ボールが身体と平行な平面上から前後にずれないように気をつけよう」というもので、言うなれば2次元ジャグリングのススメです。実際には3次元のほうが空間が広く取れて有利なはずですが、人間の運動能力、コントロール能力の問題から、2次元のほうがマシということになっていて、これは誰も異論がないと思います。一般に複雑な運動は可動部分(パラメーター)を減らすといいという法則があるとかないとか(ジェーソンの、足を動かすなというのも、そういうのと同じか)。

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さて、2次元ジャグリングは絶対のアドバイスかというと、どうもそうでもないようで、6ボールのアドバイスに関しては、「3次元でも、ええぢゃないか」と、3次元ジャグリングが復活します。6ボール入門のページで動画も公開してらっしゃったshuさんは、リリースとキャッチ位置が前後に少しずれていると図解で示していましたし(それがいいかどうかわからないとご本人は書いていたように思いますが)、rec.juggligでも「特に最初うちは前後にずらしたり、真上に投げあげるスローを許容して、衝突を回避したほうがいい」と言っている人がいます。

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多少3次元でもええじゃないか、というのは有用なアドバイスと感じています。というか、2次元にこだわってたら、3in1も6もまともに続くかよっと思ってます。4個以上でボールが乱れたときの修正時にも、平面の向こう側や手前側からスッとボールを入れたりしているように思います。

このアドバイスは、多少であれば3次元の動きを自分に許してやったほうが、むしろ上達は早いよ、ということだと思うんです。でも、かといって衝突の回避を強く意識しすぎると、次元が増えがちです。これが、ぼくの6ボールのフラッシュが汚い原因だなと悟ったんです。3in1ではそれなりに左右ともキレイに投げられているのに、なぜ6になると最初の数投でボールが衝突しまくったり、中央に寄ってきたりするのだろうかと考えたのですが、それは衝突を回避しようとして、先行するボールとずらして横へ横へと、ボールを投げようという心理が働いていたからだったのじゃないかと疑っています。あまりにカスケードばかり練習しているから、つい6が6xになるという原因もあるかもしれませんが、それだけじゃないんじゃないかと。

思い返してみると、これは4ボールのシャワーでも起こった問題ですし、5ボールのシャワーで再度経験しつつある問題でもあります。衝突を避けようとして、じょじょに軌道から外れるほう外れるほうへと投げてしまう。シャワーなどは最後は真上に投げるスローが、2、3続いて破綻するケースが非常に多い。

4ボールのフラッシュでも同様ですし、もっとよく考えると4ボールファウンテンの練習時に誰もが経験する問題、「中央にボールが寄っていってしまう」も同じ原因じゃないかと思えてくるのでした。スローの正確さが増すにしたがって自然と解消する問題ですから、あえて悩むまでもないというのもひとつの考えですが、ちょっと意識を変えるだけで上達が早くなる可能性もあるのじゃないかと思いました。

多少の衝突のリスクがあるからといって、あるべき軌道からボールを外すような例外処理、エラー対策処理は、最初からやってはいけないと肝に銘じるべきではないかと思うのです。むしろ慣れないうちは、心理的には、先行するボールにぶつけるぐらいのつもりで「正確に後を追うように投げる」ことこそ大切じゃないかな、と。正確に後を追いかけるボールは、高さや軌道が同じである限り、先行するボールと衝突しません。その当たり前の動きのイメージをもつことこそが大切。

これは実は直観に反するイメージではないでしょうか。だって、そこにすでにあるモノに向かって投げたらぶつかるでしょう? 人間は、多数の物体が放物運動をしている状態を見慣れていないので、先行するボールと違う軌道に投げないとぶつかってしまうと直観的に感じているのではないでしょうか。実際にはぴたりと同じ軌道で投げれば、先行するボールは少しずれた位置で落下をはじめて衝突は起こらないのに。

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そこで1次元ジャグリングです。ボールは同一軌道上をぐるぐる回ります。つまり、しょせん1本の線の上。1次元です。同じ軌道上にボールをどんどん流し込む、という「1次元ジャグリング」の意識をもてば……。

……という意識改革(神の啓示)で、投げてみたら、6ボールが少しマシになった気がします。

しかしまあ、6個の汚いフラッシュを練習するぐらいなら、4ボールのピルエット練習をやったほうが現実的だし、よっぽど6の軌道に慣れるのにいいのかもしれません。3カスケードで2アップや3アップの練習をしつこくやっていますが、これが5ボールカスケードにもいい効果をもたらしているように感じています。nボールを投げたかったらn-2を徹底して練習しろ、というのは真実かも。

投稿者 ken : 23:15 | コメント (0) | トラックバック