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2006年02月28日
微妙にしか上達しない
5ボールって難しいですね。また200キャッチがやっとという状態に逆戻りしてしまいました。このまますんなり伸びていくかと思ったのに。4ボールのハイローシャワー(9151)で30→45連続。7441で9→16連続。53444で11→18連続。
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2006年02月27日
動画情報
最近あまりrec.jugglingを読んでいませんが、動画情報です。お勧めはデーブ・ケリーの3ボールぐらいかも。
- Addicted予告編(QuickTime、約40MB)。ベルギー人ジャグラーが集まって制作中のDVDの予告編だそうです。うーん、“ピーポッド的”というんでしょうか。でも、ピーポッド的っていうのも、もういい加減やられすぎという気もします。よほど技術に光るものがないと、ただピーポッド的というだけでは、ちょっと見てて飽きちゃうかも。“ピーポッド的”って、既存の型を外すことだったように思うのですが、その型の外し方にある類型が出てきてて、単なるバリエーションに見えちゃうんですよね。
- デーブ・ケリーの3ボールいろいろ(WMV、46MB)。激しいボディースローです。かなり独自の世界を作っています。背中や肩を行ったり来たり、ボールが常に1個か2個しか見えず、「後ろでインチキしてんじゃないか」ってほど、ボールがぴょこぴょこと出たり消えたりします。すごい技術力。
- 雪ジャグリング(WMV、12MB)。デービッド・スティーブンスさんの雪玉のボールジャグリングです。4個や5個でもそれなりに投げれています。ぶつかったボールが砕け散ったり、ネックキャッチで首に雪がたまったり、ちょっとほほえましいです。割と最近、雪が氷になるまで固めると、雪クラブジャグリングも可能だという話がありましたが、そういうビックリするようなシーンはありません。
- マイケル・カラスのシェーカー技、“コンパス”(WMV、6MB)。交互に斜めになるようにスタックした3つのカップを一気に投げてしゃかーんとキャッチ。マイケル・カラス、ヒゲはやしたんですね。
- マイケル・カラスのシェーカー技、“カラスズ・クリンカー”(WMV、3.5MB)。カップの上に2個のカップが横たわります。カラスは名前を付けたがっているようですが、すでにほかにもやっている人がいたようです。
- Josh Turner vid1(DivX、15MB)。正統派のナンバーズっぽい感じです。練習風景いろいろという感じ。7個で不思議なマルチプレックスがある以外は、どれも普通の技です。9個フラッシュしているし、すごくレベルが高いんですが、なぜか「うまい」という感じがしません。何がどうというのは言いづらいんですが、動きにセンスがない感じがします。単にフォームと軌道が汚いだけかもしれませんが、それだけじゃなくて、なんか動きが鈍いというか、うーん。といってるぼくは、軌道なんてどうでもいいじゃーんというホビイストタイプのジャグラーも好きなんですけどね。ところで、DivXはやっぱり圧縮率高いですね。時代は新世代MPEG4です。MPEG2とMPEG4を比べると倍ぐらい圧縮率が違いますが、DivXとかH.264のような最新のMPEG4は、さらにその半分ぐらいに縮むようです。
- cate's second video(WMV、22MB)。女性のケート・エミリーさんの第2作目。1本目と違って作品ぽく仕上がっています。コインランドリーで洗濯機にまたがってジャグったりしています。rec.jugglingでは、大量のコメントが付きました。全部には目を通してませんが、どうも「いいね!」というのがあったあと、「え、ぜんぜん普通じゃん」というコメントがあったような気配です。女性だからみんな褒めたけど、ぜんぜんまだまだ「偉大なジャグラー」にはほど遠いよ、というような。
- Norbiのボール(QuickTime、8MB)。リングばっかりかと思いきや、Norbiはボールもうまいです。4個や5個のサイトスワップと、最後に7個が少し。本人は謙遜してますが、いいんじゃないでしょうか。ビックリするほど凄くないし、WJFでは勝てないかもしれませんが、やっぱりこの人はすでに普通じゃないレベルです。
- JuggleBoy Gone Wild(WMV、62MB)。表情がないねと言われるので表情を出してやってみたよ、なんて言ってます。ぼく的には5ボールで753の180と360の組み合わせがいいなと思ったぐらいかしら。うーん、ほかにもおもしろいことやってたか。リングのキレもいいように思いました。けっこうプルダウンが美しい。低い97531はしんげんもち君に触発されたっぽいですが、どうなんでしょうか。で、この人って、ジャグリングのビデオサイト、jugglethisのオーナだった気がします。違うかな? だとしたら、最近見てませんでしたが、急激にうまくなったような……。確か1年ぐらい前か、最後に見たときは最近クラブを買ったんだよといってかな。としたら、驚きの上達速度。まあ、もともとボールがめちゃうまだったので、クラブを買った瞬間には5クラブもフラッシュしてましたけど。
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2006年02月26日
夢で見たステージ
夢奇房の第三回公演「瞬~舞台の狭間のほのかな刹那~」を見てきました。上演時間は90分で、マジック、マイム、ジャグリング、フルート演奏なんかが次々と順番に登場する、オムニバス形式のステージパフォーマンスでした。
ボードヴィルだか芝居小屋だか何かは判然としませんが、落ちぶれたショービジネスの“支配人”が、薄汚れたバックステージで、ほんのつかの間の夢を見る、というのが舞台全体のストーリーだったようです。夢には、かつてステージを彩ったパフォーマーが現われ舞台をにぎやかに盛り上げます。妖精が夢の案内をします。
夢の中のシーンが切り替わるように、次々とパフォーマーがバトンタッチします。それぞれのパフォーマンスには、それぞれの世界観があって、90分間が、長い夢の中にいるような、そんな感じでした。さまざまなジャンルのパフォーマンスを入れ込むのに、こういう仕掛けは一般的なのでしょうか。ぼくには、そのへんよくわかりませんが、よくできてるなと思いました。
マジックを生で見るのは、幼稚園の卒園式で自分の母親がステッキがスカーフになるマジックをやるのを見て以来でした。いや、それはないですが、そのぐらい見てない気が……。
プロじゃないからでしょうか(と書くと失礼か)、ぼくが大人になったからでしょうか、だいたい見ていてタネがわかりました。なので、いかに自然に演じているのか、どのぐらい練習したのかということを想像しながら見ていました。特に指につけたキャップが次々と違う指にジャンプしたり、増えたり消えたりするというマジックは、ぼくにはほとんどジャグリングのように見えました。こういうのは凄く好みです。だいたい何が起こっているかはわかりますが、手さばきの良さに、うならされます。すごい練習量なんだろうなぁと。たとえば指につけたキャップの色が一瞬で変わるのは180度キャップを回転させているとしか思えないのですが、凄まじく素早く正確です。あるいは、ちょっと手をモゴモゴさせるだけで、あっという間に5本の指にキャップを付けて、パッと取り出すのとか、あり得ない手さばきです。
追記:マジックに詳しい方からメールをいただき、色を変える方法はぼくが想像したのと違うこと、5本の指にぱっとキャップがついたように思ったのは、実際は4本だったことなど、ご指摘頂きました。いやはや、いい加減なことを書いてすいません。
両手でつまんで広げた布の上端をボールが動き回るマジックも、今まで何度か見たことがあったのですが、今日はじめて「そういうことだったのか」と急にタネを意識しました。で、やっぱり、どのくらいの難易度なのだろうかという目で見てしまう自分がいるのでした。
ダンスや音楽っぽい要素がすごくいいなと思いました。フルートの独奏は、あまりにふつうに上手いので、てっきりぼくはプロの音楽に合わせた「演技」かと思いました。舞台効果を狙った間奏みたいなもので、本当に吹いているとは最初は思いませんでした。いい雰囲気でした。途中、一度だけ息が上がって音がフイッと消えてしまうところがありましたが、なんだかかえってそれが生っぽくていいなと思えました。
ちょっと前に潮木ゆーたさんが、「現在多くの人が芸術は、一流のプロがやるもので自分たちは観客、ということにしているように感じます」と言ってましたが、ぼくもよく同じことを思います。芸術やスポーツは、もともとは誰もがやったもので、それがそのうち自分でできなくなったからお金で買うようになったり、果ては、スポーツや芸術について語ることがスポーツ通や芸術通のように見られるという倒錯した状況があるのかなって思うことがあります。一流になれなくても気負わずにやればいいし、また周囲はそういうのも楽しめばいいんじゃないかと。
そういう意味で、フルートの演奏に、ぼくはちょっと感じるところがありました。プロとアマの中間なんでしょうか。そういう中間的な芸術を、やるほうも見るほうも、もうちょっと広く楽しむといいんだろうな、とか。ふだんほとんど生演奏を聴くことなんてないですから、いいもんだなと思えました。『オーバーザレインボウ』の歌うようなアレンジがグッドでした。
リンキングリングというんでしょうか、リングがつながったり外れたりする古典的マジック。マジックそのものも、へぇという感じでしたが、照明がリングで反射されて輝く感じがとても良かったです。衣装やダンス、表情といった全体的な構成がいい。ベリーダンスのような妖艶さ、アラブ圏の女性ような神秘性、地中海かスペインかといった風な情熱的なステップ……、といい加減にテキトーなことを書いていますが、いろいろな要素が混ざっているように思えて、不思議な感じでした。
表情といえば、カードマジックをやった人の、テンションの高さと“作り笑顔”の迫力がすごかったです。これぞ、ショーじゃないかというノリ。舞台慣れしているというか芸達者というか。夢奇房には社会人が多いということですが、もし彼が社会人で営業部所属だったりしたら、すごく営業成績が良さそう……、と言うのはヘンな感想ですが、この人の実力はきっと飲み会の席で最高潮に達するんだろうなと想像していました。逆に言うと、今日の観客は彼のノリについて行くには、やや冷静すぎたようにも思えたり。
最後のトリを飾った、大技系のマジックではジャンジャカ鳩が飛び出しました。うはー。貧乏でみじめっぽい少女に、次々と鳩がやってきて、着ているものも明るくキレイなものに変わっていくというストーリー仕立てで、トリを飾るのにふさわしい華やかさでした。でも、ぜんぶで4羽か5羽いた白い鳩が途中で1羽だけ、ひょっこり出てきてはいけないっぽいところから飛び出してしまうというハプニングがありました。え、これってハプニングじゃなくて狙いなのかなと思って鳩を目で追っていると、最後の最後のドドーンという銀紙が飛び散る大団円が終わっていて、見逃してしまいました……。あまりにも鳩が狂ったように飛び交っていたもんで……。
ジャグリングの感想だけ最後になりました。バウンスでYDCの、のぼさん、パッシングでアインザッツの2人が出てきました。
のぼさんは妖精と一緒に華麗に舞う貴公子といった風でした。古びた額縁から飛び出した少年という設定だったようです。のぼさんはバウンスの腕は確かですし、身のこなしがバレーっぽくて洗練されているように思いました。白っぽいシャツを着ていましたが、もう少し派手な衣装のほうが良かったんじゃないかと思いました。ジャグリングでは、5リフト→トスの5カスケ→5リフトとか、4個(?)のフォローザリーダーやミルズなどやっていたように思います。最後は7フォース!
アインザッツは去年のJJF同様(?)、不気味な白いお面を付けての登場です。パンフレットに「ポルテ&ガイスト ザ・ゴースト」とあるので、時空をさまようゴーストのような存在という設定だったのでしょうか。前後に並んだ2人がムーンウォークで手渡しパッシングをするのとか、時空を駆けてるような不思議な感じが出ていて、いい演出でした。全体にテイクアウトを多用したパフォーマンスでした。きびきびとした動きと相まって、独自の世界観を作っていました。あと、6本でマサカリとかアルバートとか、ふつうっぽいパッシングもありましたが、ぼくには何が起こったのかわからない不思議なパターンがありました。ぱぁっとクラブが宙に浮かんでぱぁっと手元でクラブが回転しつつ、ピルエットでぱぁっと……って、これじゃまるでジャグリングをやったことない人が書くジャグリングの感想みたいですが。ともあれ、技術的な圧倒感で会場が一番どよめいたのは、この2人がドバッと8本のクラブを宙に放り投げた瞬間でした。
最後、出演者が順に舞台に出てきて、走馬燈のように「記憶たち」のイメージが駆け抜けるという演出がありました。出演者のひとりひとりに拍手をするポイントだったのでしょうか。でも、観客は「いや、ここは拍手ポイントじゃないっぽい」と戸惑っていたように思います。急に1人か2人が拍手したり、しーんとしたり……。このへんが何度も公演を重ねるプロとの違いなんでしょうか。演出の計算って難しんでしょうね。
とはいえ、全体としては、本当によくディテールまでよく練られているし、よく練習してる、いいパフォーマンスだったなと思いました。帰りの赤羽の電車のホームにぼんやり立っていると、いろいろと舞台のイメージが思い出されるわけですが、世界観をともなったパフォーマンスを思い出すのは、夢を反芻するような、そんな不思議な気分になるものですね。
投稿者 ken : 23:16 | コメント (0) | トラックバック
少しずつでもいいんだよ
雨なので代々木は中止。少しだけ雨のしのげる場所で練習。
記録更新は常に微々たるもの。そしてまた5ボールがヘタになった……。ちょっと前は投げれば200~300キャッチは楽に出たのに、今日は100キャッチ前後がやっと。
- 53で240→310キャッチ。いったい何ヶ月ぶりの記録更新だ。4個でハーフシャワーが上達したら、(6x,4x)の5ハーフシャワーもマシになるのか。そう思って、最近は53で1000キャッチぐらい目指してみようと思っている。逆もやらないと。
- 自由の女神で33→104→145キャッチ。逆側もいけそうな気配。いまはこれが一番楽しい。けど、100キャッチを超えると腕がつらい。
- バークスバラージ(3個)で14→45→70回。140キャッチ前後か。やっと続くようになってきた。ヘタだから練習する気にならず、練習しないから上達もしない。
- 4ボールハイローシャワーの9151で27→30連続。やっとできるようになってきた感じがある。
- 7441で4→9連続。ぜんぜん駄目駄目っぽい。右の4が前に、左の4が後ろに流れ気味。
- 53444で11連続。左側の53がおかしくて、毎回強引にリズムの帳尻を合わせている。右手で投げる3が高すぎる。まあ、ボールをキャッチする音がよく聞こえるようになってきたので、そのうちリズムも整って続くようになる気がする。
投稿者 ken : 23:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月24日
ボールと反ボールの世界
夢を見ました。卒論発表の夢です。学生時代の試験や発表の夢というのは、たいていの人が一生見続けるものらしいです。典型的な悪夢ですね。
論文どころか、まったく何のアイデアもない状態で、ぼくは発表順を待っていました。冷や汗をかいてます。いったい何でこんなことになってしまったんだろうかと思いつつ、まあでもいつものことかと開き直っている感じが、とてもリアルでした。夢の中でも人の性格って変わらないのか……。
周囲を見ると、どうもA4で4枚ほども書けばよいらしことがわかりました。しかも数学か物理にちょっとでも絡んでいればテーマは自由、絵もいっぱい描いていいというものでした。「なんだ、だったら楽勝じゃん」と気を取り直し、人が発表している間に、ぼくは卒論に取りかかろうとしていました。すぐに思い浮かんだのは、ジャグリングの論文です。教授の前でボールを投げて発表は適当にごまかしてしまえと考えていたりして、これまた夢のなかでも普段の性格が出ているのに、我ながら苦笑いしたりします。
ジャグリング論文は「ボールと反ボールの世界」というタイトルです。
そのへんで目が覚めたので、論文を書いたり発表したりするところまでは至りませんでした。
夢は夢ですが、前夜にちょうど『The Mathematics of Juggling』という本で、ボールと反ボール(antiball)についての記述を読んでいたのが夢になったのは明らかなようです(ちなみに仕事が詰まり気味になると、こういう夢を見るというのもあります)。ボールと反ボールは、ちょうど粒子と反粒子のような関係にあります。
物質と反物質、あるいは粒子と反粒子というのは、理系の人なら知ってると思います。世の中には、重さが同じでプラスとマイナスの電荷だけがひっくり返った“反粒子”というのが、すべての粒子について存在します。たとえば、電子はマイナスの電荷をもっていますが、プラスの電荷をもった反電子というヤツがいます。陽電子とも呼びます。この反電子が、ふつうの電子と出会うと、なんと光を放出して2個とも消えてしまいます。逆に、エネルギーさえあれば、何もない空間にとつぜん粒子と反粒子のペアが、ひょっこり生まれたりします。
ぼくらが生きているこの世界というのは、実際そういう空間です。常に生成と消滅を繰り返す無数の粒子と反粒子が、海に揺らめくさざ波のように空間を埋め尽くしています。それが現在受け入れられている標準的な物理学の描く世界像だそうです。ぼくらの身体は粒子でできていますが、その1つ1つの粒子を取り巻くように、遙かに膨大な数の粒子が生まれては消えを繰り返しているというんです。
……、という反物質の話はこのくらいにして……。サイトスワップでマイナスまで考えると、「反ボール」と呼ぶべき不思議なヤツが登場します。
サイトスワップが示す数字は高さ(滞空時間)と解釈するのが実用上は便利ですが、もともとは何ビート後に手に戻ってくるかを示す数字です。左右交互に投げるので「1」なら1ビート後の反対側の手ということになり、手渡し動作を示すことになります。「2」なら2ビート後なので同じ手です。このため「真の2は、軽く投げて素早くキャッチすることだ」と主張する人もいます。
サイトスワップの数字が、ボールが何ビート後に着地するかを示すものだとすると、マイナスの値をもつサイトスワップ、「-1」とか「-2」は過去に向かって飛んでいくボールを示すことになります。このボールは「反ボール」と名付けるべき性質をもちます。反ボールは、ふうつのボールと出会うと対消滅します。対生成もします。粒子と反粒子と同じです。
たとえば、「1,-1」や「5,-1,-1,-1,-1」はジャグリング可能(現実世界では不可能ですが)なパターンだそうです。図で描くと、シンプルで美しいパターンになります。「1,-1」では、あるビートで発生したボール/反ボールが、それぞれ未来と過去に向かって反対側の手に飛んでいき、そこで、さらなる未来と過去から来た反ボール/ボールのペアと出会い、両方とも消滅します。
追記:このダイヤグラムは間違っています。正しくは……、機会があればまたそのうち……。興味のある人は調べてみてください。
いったい、これはどんなイメージのパターンだろうかと、しばらく図を眺めて考えてみました。右手から左手にフィードしたボールは、未来の右手から来たボールと出会って消滅……、って……、うーむ、わからない。
とか考えていたので夢を見たんでしょう。
マイナスを含めたサイトスワップには、もっと複雑なものもあるようですが、それが実用上なんの意味があるのかは知りません……。
投稿者 ken : 23:52 | コメント (10) | トラックバック
2006年02月22日
ジャグリングだもの
今週末は日曜日のお昼から代々木公園で練習予定です。1時ごろに行って夕方5時ごろ赤羽に移動。夢奇房の公演を見るつもりです。お時間のある方、一緒にいかがですか。
潮木ゆうたさんが、ジャグリングとライフスタイルに関して興味深いコラムを書いています。ジャグリングは、ゆうたさんが理想とするライフスタイルを体現するもので、だから普及してほしいのだということです。ジャグラーが共感しそうな価値観を、いろいろと提示されています。
温度差はあるでしょうけど、大量生産、大量消費社会に対する違和感は、多くの人が共有していると思います。“レベルアップの喜び”というドラクエとジャグリングの類似性と、“架空世界と現実世界”の決定的な違いなども、多くのジャグラーが感じていることじゃないかと思いました。
いろいろと書きたいことがあって、実際たくさん書いたのですが、あまりにもまとまらなかったので、全部はしょります。わはは、ダメだ……。
で、思ったのですが、ライフスタイルや価値観を端的なスローガンか何かにできるといいなと。ジャグリング格言、名言集みたいな(笑)
そういえば名言集ではないですが、1年ちょっと前に、相田みつをのパロディーでジャグリング雑感を書いたものがあります。ヘタウマな字で書くと、それっぽいかも。
- ボールも腕も、落ちることもあるよ。ジャグリングだもの。
- のんびり投げれば、いいじゃない。趣味なんだもの。
- 3個でもジャグリング、5個でもジャグリング。
- できなくてもいいじゃない。サイトスワップだもの。
- その軌道でいいがな。
- じぶんは向いてない。みんな不安なんだよ。
- フラッシュがきれいにできた。今日はそれでいいよ。
- たまには3カスケード。無心で続けてみたらいいじゃない。
- ドロップのないジャグリングなんて、ないんだよ。
- あなたの欲が強いから、できないことに腹が立つんだなぁ。
- 甲斐性でついキャッチしてしまう。ほんとにそれで、いいのかな。
- ボールにはかけひきがないからいい。ただそろって乱れていくだけだからいい。
byみつを
元ネタはここです。物理関係者なら大笑いを取れるもの多数。あでも、念のため。これはパロディーのパロディーです。異色の書家、相田みつをのホントの元ネタはここをどうぞ。
日本のジャグリングの普及にいちばん効果がありそうなのはマンガかなと思っています。ヒカルの碁のように、ジャグリングを題材にした物語がヒットすれば、かなりジャグリング人口は増えそうですよね。重松さんの夕刊連載小説、マンガにならないかなぁ……。
という話を知り合いの元マンガ雑誌編集者にしたら「だったらシナリオ書いてみる?」と言われて萎えました。そんなもの、とても書けません……。
投稿者 ken : 11:41 | コメント (6) | トラックバック
2006年02月21日
現行犯逮捕!?
夜11時。会社帰り、駅高架下のいつもの場所で練習していたら、ロッカーから荷物を取り出して歩き出したおじさんが「それ、ジャグリング?」(「ジャ」にアクセント)と声をかけてきました。「それ、いくつ? やってみてよ」というので、とりあえず5個をちょっと投げたら、ずいぶん喜んでくれて、パッと1000円札を手渡されました。
「いや、結構です、これは頂けません」と言っても、「いいの、いいの(笑)」と愛想良く手を振りながら、おじさんは歩いて行きました。
そんなおじさんを、少し追いかけたところでした。
ツカツカと警備員の服装をした男が、しかめっ面で、こちらに向かって歩いてくるじゃないですか! 何となくしまうにしまえない1000円札を右手に握りしめたまま、警備員と目が合いました。警備員は「困りますね」とでも言わんばかりの顔をしたまま、目の前に迫ってきました。や、やばい?
「JRの私有地だから道交法違反ってことはないだろうけど、ボールをとっ散らかしすぎて迷惑かけてるのかしら? なんか言われるのか……、まさか現行犯逮捕??」と0.3秒ほどの間にさまざまな不安が脳裏をよぎります。「こ、このお金は別に投げ銭とかじゃなくて、単に練習をしてるだけで、そもそも……」と言い訳まで頭に浮かびます。
「森永レストランはどこかご存じですか?」と警備員。ぶひょーーん。
なんで警備員がそんなことを聞くんだよと思いつつ、1000円札をもった手でビルを指さすぼく。うーむ。
練習を見て、「がんばってるね」などと感心してくれるのは、たいてい年配の方々です。タクシーの運ちゃんや、夜の工事現場で働く肉体労働者風の人が多いです。で、そういう人たちは、夜ごと練習に励むぼくのことを見て、無職で大道芸人志望の若者か何かと思うらしく、「キミみたいな若い子がね、自立できるように、ほら東京都が何かやってるでしょ。え、ヘブンアーティスト? そう、そういうのやって自立できるといいのにね」なんて言われます。
確かにちょっと童顔で、服装も年齢の割に貧乏くさいので、暗いと10歳ぐらい若く見えるのかもしれません。だから「がんばって!」と声をかけてくる人々は、まるで夢をおいかける青年を応援するような感じであることが多いです。「違うのになぁ……」と内心思いつつ、「はいっ! ありがとうございますっ!」と愛想良く返事するぼくもぼくなわけですけど……。30歳も後半にさしかかろうかという会社員としては、「自立できるといいのにね」と言われると、微妙な気分になるのでした。
投稿者 ken : 23:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月20日
フットバッグ掲示板がいいらしい
WJFのページが更新されたようです。
- WJFのビデオ紹介ページ(QuickTime)。競技者のプロモーション用のビデオがいろいろ掲載されています。だいたいどこかで見たことのある動画クリップで、イマイチ見る気になれませんが……。オルガの7クラブフラッシュが、ちょっとイイ感じ。初めての7クラブフラッシュ成功だったようで、えらい喜びようです。トーマス・ディーツは、7クラブを余裕で40キャッチほどしています。それにしても、ディーツって、いつも傾いてますよね。
フットバッガーの繁岡さんに、「あなたと私のフットバッグ掲示板」という掲示板の存在を教えて頂きました。多くのフットバッグプレーヤーから頻繁に投稿があり、あらゆる情報が集まるようなサイトだそうです。フットバッグとは直接関係のないトピックでも盛り上がり、とってもオープンで和やかな雰囲気ということで、まさにジャグリングでも、そんな掲示板がほしいという感じです。ちょっとしばらくのぞいてみて、真似してみるのもいいかなと思ったりしています。
そういえば、IJDbにロシアンボールの作り方の日本語版を追加しました。
投稿者 ken : 23:46 | コメント (0) | トラックバック
have you showered today?
逆手4ボールシャワーで88→104キャッチ、5ボールシャワーで38→42キャッチ。逆手5ボールシャワーは5キャッチできたような、できてないような……。
投稿者 ken : 23:40 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月19日
あこがれの自由の女神
仕事の合間の息抜きに3ボールの自由の女神をやったら、7→16→33キャッチと回り始めました。気持ちいい! どんな技でも10キャッチを超えるあたりが、いちばん脳内物質の放出度が高いように思うのは、ぼくだけでしょうか。
自由の女神は特に難しい技ではありませんが、意外にできない人が多いようです。キャリーやペンギン、バッククロスと同じですね。自由の女神がどんな技か知らない人は、ケータさんの3ボールトリック動画集をどうぞ。
ペンギンと自由の女神の難しさの理由は似ているように思います。どっちも、ほかでまったく使わない動きが出てくるから難しいんだと思います。自由の女神では、上に伸ばした手は、ボールをキャッチしてすぐに「ぱっ」と軽く投げ落としますが、この「取る→落とす」の動きはシャワーのフィードとも、キャリーなんかの動きとも違います。あんまり他のパターンで類似するものがありません。だから、見た目の割に難しいんだと思います。手を開くタイミングは、次のボールをキャッチする直前で微妙に調整をしないといけないわけですが、この調整が、慣れない動きではすごく難しいです。
でも、ポロポロ落としながらも1~3キャッチというのを続けていると、手のひらがパッ、パッ、パッとリズムよく開閉するようになってきます。どんな動きも、ホントに慣れですね。慣れてくると、手のひらを開くタイミングを遅らせることもできるようになるようです。
4ボールで自由の女神ができると楽しそうだなぁ。
投稿者 ken : 23:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月18日
傘まわしなど@代々木
代々木公園へ。薄曇り。まだまだ寒いけど、雪が降った頃に比べると、すっかり寒さも和らいだ。
芝生の方でクラブを投げているフランス人が2人。話を聞いたら「ガイコーです」という。何度聞いても「ガイコー」「ガコー」というので、、「まさか外交官?」と思ったら、「学校で日本語を勉強しています」ということのようだった。小さい「っ」の音は欧米人に死ぬほど難しい発音。フランス語で「ピルエット」の本場の発音を聞こうと思ったのに、聞きそびれてしまった。
とても珍しいことに、なぜか全然練習する気になれず。
くろせさんに借りて、傘を回してみた。10分ほど格闘したものの、腕が想像以上に疲れるということを発見しただけで終わり……。いや、ボールが転がる面の感じが、すこーし分かったような、分からないような。腕が疲れないなら、もう少し練習してみたかった。
オカベさんと一緒に遊びに来ていた中学生の子に、皿回しの道具も借りて回してみた。こっちは5分ほどでコツがわかって、何度か回すことができた。
日本最古のジャグリングサークル、北里大学のジャグリング部から、今村さんが遊びに来ていました。アクリルボールで、むにむにと立体的なコンタクトジャグリングをやっていました。代々木コンタクトマスターの一人、ごーさんと話が盛り上がっていたのですが、トリックの名前が全然分かりません。
高校のテニス部でダブルスのペアを組んでいるという2人、鈴木くんと渡部くんも遊びに来ていました。ぼくのページを見てもらえてるそうです。最初、ずいぶん熱心にぼくが投げるのを見ている高校生がいるなぁと思って、「投げてみますか?」とこちらから声をかけたら、何のことはないジャグラーの2人なのでした。そして……、うまい。まだジャグリングをはじめて間もないそうですが、2人とも、それぞれ違う方向性で上手かったです。
帰りがけ、もうとっぷりと日が暮れた18時ごろ、マラバリの笹野さんが通りかかって声をかけていただきました。JJF2005のチーム部門でチャンピオンとなったアインザッツの方です。公園を通り抜けて練習に行く途中だったそうで、夢奇房のリハーサルだそうです。公演まで、あと1週間ほどですね。
- 夢奇房の第三回公演「瞬~舞台の狭間のほのかな刹那~」:2006年2月26日 18:00開演
ぼくはたぶん行きます。楽しみにしています。
昨日のクリス・ブリスの、“円熟”の3ボールルーチンの動画、見れなかった人が多かったようです。MPEGに変換してくれた人がいるので、以下のリンクをどうぞ。見てから、「見て損した!」と怒らないでくださいね。ぼくはいいと思いますが、ウンコだと思う人もいっぱいいるようです。
投稿者 ken : 23:41 | コメント (3) | トラックバック
2006年02月17日
円熟の演技
動画情報です。すごく好みが分かれそうなボールジャグリングです。rec.jugglingには、「正直、めっちゃツマランかった」という人もいましたが、ぼくはちょっと感動しました。
- クリス・ブリスの3ボールルーチン(Flash動画)
古いロックのBGMに合わせ、まるで指揮者のような動きをする3ボールルーチンです。腕がぶんぶん動きます。
最初、リーバスカスケードを大げさにやるのを見て、「やばい、これはやばい……」と思ったのですが、見終わるころには感動していて、3回も見てしまいました。個別のトリックを見ると、どれも並みのジャグラーなら誰でもできそうなものですが、そういう話じゃないんですよね。
「円熟」というんでしょうか、きっと何千回も人前でやったんだろうなという見ていて安心できる完成された演技です。長い長いルーチンでノードロップなのはもちろん、落とす気配や乱れる気配すらありません。すべてのスローとキャッチが、その位置まで含めて計算ずくという感じがします。身体表現もこなれていて、非常に見ていて気分がいいです。
狂ったように顔も腕も動かすのに、びしびし飛び交うボールの軌道は美しく、まったく乱れません。熟練した職人の手元をみるような、こういうジャグリングも、いいもんですね。
ちょうど同時期に、オーストラリアのパースのジャグラーたちがDVDを作ったという投稿がありました。紹介ビデオを見ると、特別レベルが高いわけでもなく、あまりに普通なので拍子抜けしました。5個のボールを投げて、(6x,4)*とかやってますが、職人芸を見た後に見ると、まったくのズブの素人に見えるから不思議です。
投稿者 ken : 09:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月16日
5ボール400キャッチ突破!
5ボールカスケードで374→406キャッチと、また伸びました。うまくなってる実感もあるし、もう200キャッチぐらいは楽々です。うれしいです。でも、300を超えてくると息切れが……。このままでは体力的限界が500前後にありそうな予感がします。軌道を今より少し高くして、さらに軌道の安定度をあげないと、駄目っぽいです。もう2、3ステップの上達が必要でしょうか。
そろそろカスケードはいいかなと思えてきました。いろいろやっていく間に上達するかなという意味で、ですが。いや、すでにそんなに5カスケードばかりやってるわけじゃないんですけど。
そういえば、今週末は土曜日に代々木公園に行く予定です。たぶん1時過ぎぐらいに始めて、5時過ぎぐらいまでです。もし来てみたいという方がいるようでしたら、場所は以下の地図を参考にどうぞ。誰が来るかはわかりません。
投稿者 ken : 23:11 | コメント (5) | トラックバック
2006年02月15日
微々たる歩み
やっと4ボールファウンテン4アップピルエット成功。しつこく10回ぐらいやったら、1度だけ成功しました。もう少ししつこくやる必要がありそうです。
4ボールの(6,4)(2,4)*で98→116キャッチ。5ボールの(6x,4)*で、たぶん6→7、8キャッチ。4ボールのハイローシャワー(9151)で25→27連続と、これもかすかに記録更新。逆手3ボールハイローシャワー(7131)が11→31連続。逆手4ボールのハイローシャワー(9151)の単発が初成功と、逆手シャワーが、かすかに上達の気配。左手側からスタートする7531とか7441も単発の成功率は上がってきているような気がする。
ほんとに、どれもこれも微々たる歩みです。
5ボールの伸びをグラフにしたら、どうもここのところの伸びの勾配が急なことに気づきました。
投稿者 ken : 23:55 | コメント (2) | トラックバック
ジャグリング掲示板がほしい
カレー君もブログを始めたみたいですし、最近ブログが増えていますね。ブログのほうが「突っ込み」ができて楽しげです。で、それはそれでいいんですが、ジャグラーが集う総合掲示板がほしくないですか? いや、何となく日本のジャグラーがネット上で話す場所が、あちこちに拡散しすぎかなと思っているのでした。拡散していること自体は悪くないですが、どこにも統一的に集まれるほどの場所がないのも、ちょっとなぁと感じています。
ジャグリングにはメーリングリストもありますが、いまは各種の告知を流すのが主で、あまり活発に話が流れていません。メールを掲示板的に使うメーリングリストという方式は、一部の技術系の人間をのぞくと、もはや受け入れられない形態なのではないかと思います。
で、すでにジャグリングのことを話す場は、ネット上だといろいろあるわけですが、その多くは個人ページだったりサークルのページだったりしますよね。なので、それらは、
- 基本用途は掲示板の持ち主との連絡用。
- 持ち主が忙しくなると寂しくなりがち。
- 持ち主に「返事しないと」というプレッシャーがかかりがち。それを気にして書く方も書きづらい。
- そこに書いてる人と知り合いでないと書き込みずらい。言い換えると、オープンさが足りない。
- スレッドが扱えないので話題の流れが1本だけで複数の話題を展開しずらい。
- スレッドが扱えないので話題があっという間に古くなる。タイミングを逃すとコメントを書きづらくなる。
- あちこちの掲示板に話が拡散してしまっている。
- 画像アップ機能、アンケート投票作成機能など遊び心をくすぐる機能がないところが多い。
- teacupは重い。
というような制限があります。もちろんこれらは見方を変えるとメリットでもあるわけですけど(内輪で盛り上がれるとか)、まあ、いまは制限として話を進めます。
簡単なスレッドが扱えるレンタル掲示板もありますが、そのほとんどで、全部のスレッドが時系列で展開表示されてしまっているんですね。そうじゃなくて、トップページにはスレッドごとの投稿数とかだけ表示してほしいなと思うのです。そうすれば、盛り上がるネタなら2ヶ月ぐらいかけてゆるゆるとコメントが付きつつ、その横で他のネタもどんどん出てくるという感じになります。
mixiは結構良かった気がしますが、ぼくはもうmixiは抜けてしまったし(ちなみにmixiのジャグリングコミュを作ったのはぼくだったりします。後に米屋さんに押しつけましたが、笑)、そもそもmixiはクローズドでいけません。あれではジャグリングに興味をもって検索した人が「4つってどうやってやるんですか?」と質問できません。
ガットーのフォーラムやrec.jugglingは、このへん上手く機能しています。特にガットーが使ってるレンタル掲示板は、機能的にいいなと思っています。まず大分類である部屋が2つに分かれています。まじめなジャグリング話と雑談です。投票部屋も入れると3つ部屋があります。で、それぞれにスレッド機能が付いてます。誰かが新しい話のネタを振ると、それがスレッドになります。ユーザーは好きなところを選んで投稿できますし、自分でネタを振ると、それがスレッドになります。投票アンケートも簡単に作れます。で、盛り上がってるスレッドは炎のアイコンがついて、投稿数とともに上のほうに表示されます。ガットーのフォーラムを見ている人なら分かると思いますが、あそこではいくつもの話題がパラレルに進んでいます。下らない話題の部屋もあって、ジャグラー同士が「イケ面ジャグラーは誰だ?」とか、そんな話もしています。
もし総合掲示板を作るなら、その掲示板は誰かが主催とか所有とかするものではなくて、なるべく公共のものがいいと思っています。ぼくのブログもそうですが、人のお庭に「おじゃまします」みたいなのだと、やっぱり投稿しづらいじゃないですか(ぼくぐらい図々しいヤツには、そうでもないですが)。
パブリックな掲示板といえば、日本ジャグリング協会の掲示板があります。あそこを活用する手は大いにありますが、イマイチ機能的にモノ足りません。ついでに言うと、あそこは削除済みメッセージが多すぎて、ちょっと印象が悪いですよね……。
ガットーフォーラムはガットーが主催者ですが、かなりパブリックでオープンな感じがします。ガットーはメッセージの削除権限も持っていますが、どっちかいうと、彼はほどほどにモデレーターをやっているという感じです。いろいろ話題を振ったり、いろんな話で流れのキモとなるようなコメントを書きますが、必ずしも書くわけでもありません。そんな彼をみて、熱心な投稿者が現われています。彼らが、どんどん話題を振って会話が盛り上がるという好循環が生まれています。これは主催者の人徳の影響も大きいかもしれません。ガットーは、もともとジャグリングで尊敬を集めていますし、意見の衝突があった場合でも大人の対応ができる優秀なモデレーターだったりします。
で、レンタル掲示板やCGI掲示板を探したんですが、なかなかいいのがないんですよね。どうしてこうも似たり寄ったりの掲示板しかないのかと思うほど……。いちばん良さそうなのは、2ちゃん風の掲示板だったりします。シンプルだし、結構いいと思うのですが、見た目が似ていると、なんかあのイヤな感じの空気を引きづりそうですし、メンバーが匿名っぽくなると、イヤだなと個人的には思っています。
と書きながら、ふとXOOPS(ズープス)のことを思い出しました。ネットワーク系の技術者なら聞いたことがあると思いますが、コミュニティーサイトを構築するためのサーバサイドスクリプトの塊です。インストールから管理まで全部をPHP的なウェブインターフェースでできるので、実は結構カンタンに運用できるかも。XOOPSで、どんなサイトが作れるかは、ここを見ると分かります。ニュース、フォーラム、リンク集、ダウンロード、投票などが扱えるようです。
どうでしょう? ユーザー登録型のジャグリングフォーラムがあったら、参加してみたいですか、みなさん? うーん、作ってみようかなぁ。
投稿者 ken : 23:50 | コメント (9) | トラックバック
2006年02月14日
7ボールミルズ!?
rec.jugglingに7ボールミルズメスの動画が出ました。アンソニーです。びっくりしてクリックしたら、それはアンソニー・ガットーではなく、スティーブ・ミルズの息子であるアンソニー・ミルズの7ボールカスケードのクオリファイの動画でした。単なる7ボール14キャッチ、がっかり。タイトルに「アンソニー、ミルズ、7ボール、動画」(Anthony Mills 7 ball video)とあるのを見て、ぼくが早とちりしただけなのでした(ぼくだけじゃないと思うけど)。
だからというわけじゃないですが、久しぶりに7ボールフラッシュの練習をしてみました。こんな汚いフラッシュはないという感じですが、フラッシュ自体は、ずいぶん簡単に感じるようになっていました。撮影した動画を眺めてみたら、どうも11キャッチぐらいはできているようです。
投稿者 ken : 23:20 | コメント (4) | トラックバック
2006年02月13日
5ボールがいい感じ
5ボールカスケードで316→374キャッチ! すごくいい調子だった。3アップピルエットも、いつかできそうだなという気がしてきた。1ボールをハイトスしてピルエット、そこから5カスケードに入るというのができるようになった。
投稿者 ken : 23:19 | コメント (8) | トラックバック
2006年02月12日
対称性あれこれ
長々と書いてしまいました。あまり、まとまりがありません……。
ピルエットでアンケートをやったとき、時計回りと反時計回りの人が、ちょうど同じぐらいいて、ヘンだなぁと思いました。世の中には右利きが断然多く、左右に偏りがあるのにピルエットの回転方向には、ほとんど偏りがない。これはすごく不思議なことです。利き手と回転方向の有利・不利(やりやすさ)に、もし関係があるのなら、こういう結果にはならないはずです。ちょうど半分というのは「たまたま最初にその方向に回り始めただけ」という偶然性を示唆しているように思えます。
携帯でメールを打つのに、30歳以上の世代では圧倒的に左手を使うのに、20歳前後や10代では断然右手を使う人が多いという調査結果があります。年長世代は、電話しながらペンをもってメモをしてきた世代なので、受話器は左手でもち右手でメモを取ったりします。そんなこともあって、携帯電話をはじめて手にしたときも(ぼくの場合、社会人1年生になったころでした)、右手をフリーにしておいたまま、左手でボタンを押したのでした。なので、ぼくと同世代には左手でメールを打つ人が今でも多いようです。
ところが、いきなりメール機能付きケータイをもった世代は違います。メールみたいに複雑なのは利き手で打つ方が自然だったので、それで20代とか10代の人たちは右手でメールを打つ、ということです。
年代によって左右に違いはありますが、いずれにしても「右利きだから、それが自然だった」ということに変わりありません。
話が飛びますが、土曜日に渋谷駅でエスカレーターに乗ったときに、ここあさんは「そっか、東京では左側に立つんですね」と関西イントネーションで言いました。そうなんです、大阪ではエスカレーターに乗るとき、急ぎの人に通り道をあけておくために右側に立つんですね。関西と関東で逆なんです(ちなみに一列に並ぶのは搬送効率が悪くて、あまりいい慣習じゃないと聞いたことがあります)。
関東と関西で左右が逆転するのには、何も理由はありません。たまたま最初にどちらかに偏りが出て、それが徐々に固定されいったというだけのことらしいです。
似た例にクルマの通行区分の話があります。日本やイギリスではクルマは左側を走りますが、欧米のほとんどの国では右側を走ります。「ナポレオンが左利きで、剣を腰の右側に差していた。そのため剣がぶつからないように右側通行にした」なんて俗説もあるようですが、これはまるっきり眉唾で、クルマが右を走るか左を走るかは、完全に偶然の話と考えるのが自然です。
ピルエットの軸足も、エスカレーターやクルマが右か左かというのと同じで、たまたまどちらかが多くなったのが、やがて固定されただけじゃないかという気がします。
カスケードとリバースカスケードに関してはどうでしょうか。インナースローとアウタースローの違いです。最初にリバースを覚えたぼくからすれば、通常のカスケードこそ「リバース」と呼ぶべきで、ジャグリングをやりはじめたとき、「カスケードって、すごく不自然じゃん」と思ったものでした。この間のガラパゴスの話じゃないですが、ひたすらアウターばかり練習して、たとえば、5カスケードも97531もアウターでやるという、リバースジャグラーは、あり得るでしょうか。まあ見た目が明らかに違うので、現実問題として、こういうことはまず起こりません。他人のジャグリングを見れば、「あ、オレは逆なのか」と考えるからです。
インナーとアウターは、ある意味、違う動きです。視覚的に別物です。でも、慣れの問題だけで、どちらがよりやりやすいということないようにも思えます。
インナーとアウターのどちらを順方向とするのかというのは、ひょっとして関西と関東でエスカレーターの右左のどちらに乗るのをマナーとするのかというのと同じような話という可能性もあるかもしれません。地球人ジャグラーは、周囲がみんなインナーでやっているから、インナーが当たり前と思っていますが、火星人ジャグラーは、すべてインナーとアウターが反転してるかもしれません。
とりとめもなく左右の話を書いていますが、まとまりがなくなってしまいました。えーと、kyさんからトラックバックをいただきました。右足を軸にして反時計回りに回るという変則ピルエットをやってらっしゃるそうです。まさに、ガラパゴス・ジャグリングです。あるいは、マーズ・ジャグリング。火星人はマーシャンと呼ぶので“マーシャン・ジャグラー”というのもいいかもしれません。
本当にとりとめもなく話が飛びますが(笑)、ダンスのバレーでは、右足軸の時計・反時計回りの両方と、左足軸の時計・反時計回りの両方と、4通りを全部やるそうです。としたら、kyさんの“変則”は、ひょっとするとインナースローとアウタースローの違いぐらいの話なのかもしれません。慣れれば同じようなモノ、ということです。見た目が違うので、だいたいみんな収束しますが、どちらがよりやりやすいとか、有利というほどの話でもない、と。つま先じゃなくて、かかとを軸にする人もいますし、ピルエットって、実は非常にバリエーションが豊富ですね。
もうひとつ、最近気になったバリエーションの話を。1up4up(だけじゃないですが)で、2個をキャッチする順番です。2個目を、手首に近いほうで受け取るか、指先に近いほうで受け取るかの違いです。ぼくは、もうすでに手首側で慣れてきているのですが、ここあさんやYoshiakiくんに指摘されたのは、2個目を指先側で取るやり方のほうが、後々やりやすいということです。ムラマツさんに聞いたら「うーん、両方使い分けているような気がする」ということですし、これも慣れだけの話なのかもしれません。
ウィンドミルにも腕を上にするか下にするかというバリエーションがあったり、ジャグリングってそういう微妙なバリエーションの違いがいろいろありますね。見ているほうには、どれでもまったく同じに見えるでしょうし、やるほうにしても、慣れれば似たようなもの。「大差」はないのでしょう。だけど、ピルエットが代表例ですが、もしこれから練習をしていこうと思っている技があるのなら、後々の応用とか有利・不利まで考慮に入れてバリエーションのことも考えておいていいかもしれませんね。「あれ、これって、逆でもできるのか?」と思ったときには、立ち止まって、「どっちがいいかなぁ」と考えてみるといいかもしれません。「やりやすい方で」というアドバイスをよく聞きますが、これは発想がやや近視眼的です。目指すレベルを100、最初のレベルを1とすると、最初に感じるやりやすさなんて誤差みたいなもんです。なので、「最初にやりやすく感じる方」より「将来的にどっちが有利か」を考えたほうがいいですよね。応用だけじゃなくて、見栄えということも考慮に入れるというのもあり得ますよね。
投稿者 ken : 23:13 | コメント (2) | トラックバック
2006年02月11日
代々木とマラバリ
お昼から代々木公園、夕方からマラバリ練習。たっぷりな1日でした。
公園の前でYoshiaki君と待ち合わせ。妻にそのことを話したら、「じゃあ、友だちにダンナのことを聞かれたら、『今日はボールもって公園に遊びに行った。中学生と待ち合わせなんだって』と言っておくよ」と言われました。もともとぼくの精神年齢が高くないってこともあるかもしれませんが、うーん、ジャグリングって、いろんな年齢の人と交流できていいですねぇ……。今日はここを見てくれている中学2年生の山本君も遊びに来ました。
今日は風もないというので、リングをもってお出かけ。リングは、まだ4枚もできません。
代々木公園には、元パティオのここあさんが遊びに来ていて、裸足でぶんぶんピルエットしまくっていました。やや砂利のあるコンクリの上です。「ダブル以上は結構痛いですね」と笑いながら、3アップの2段階+ダブルの4回転を決めていました。激しいです。
ここあさんは5本クラブも楽々だし、ハイトス系もガンガンやるしで、やっぱり目立ちます。ぽかぽか陽気で天気が良かったこともあって、すごくたんさん人が出ていたのですが、今日は外国人観光客や、散歩中の人たちに、たくさん写真を撮られました。
(QuickTime、18MB)。いろいろとムービーを撮ったのを、くっつけはっつけしてまとめました。公園での練習の雰囲気は伝わるかも。バックに流れているのは隣にいたアコーディオン弾きによるシャンソン(?)です。
ここあさん、Yoshiakiくん、山本くん、ぼくの4人で5ボールエンデュアランスをやってみました。ここあさんが言うには、「いやー、最近100キャッチも怪しいですよ」という話だったので、ぼくは「勝算あるかも」と内心思ったのでした。しかしまあ、何気なく投げるんじゃなくて落とさないつもりでやれば、やっぱりうまい人はうまいです。ぼくは160キャッチ前後で落としましたが、ここあさんは、たぶん1分半ぐらい続けて、その後に744を投げ続けてました……。嘘つきやんか……。3アップダブル、3アップ2段階、2アップ、3アップというハンデありのピルエット戦でも、ダブルのここあさんの余裕勝ち。他に何かないのかというので、みんなで4ボールシャワーをやったら、ナント230キャッチ前後でぼくが根性勝ちしました。やった。
ぼくはシャワー好きで、いまは5シャワーが一番練習していて楽しいです。で、人が何かやってるのを見ると、それをやってみたくなるじゃですか。というわけで、ここあさんとYoshiakiくんと3人でシャワー関係を投げまくっていたんですが、Yoshiakiくんもここあさんも5シャワー4アップとか5アップピルエットやってるしで、ちょっと異様な光景でした。狭い場所で狂ったようにボールが高く飛び交うので、やっぱり通行人がみんな足を止めるんですよね。シャワーが分かりやすいってこともあるんでしょうか。そうやって見られるのって、悪い気分じゃないです。
しかし、今日なんと言っても目立っていたのはくろせさんです。鮮やかなピンクの和傘で、まり、金輪、リング、マス、五百円玉を回す回す……。しばらくご無沙汰しているうちに、かなり腕をあげてらっしゃるようで、往年の染之助を彷彿と、……は嘘ですけど。いや、でもジャグリングのリングが回ると思いませんでした。
少し日が傾いてからは、@ジャグのゆーたさんが来て、ポイ教室を開いていました。もともと代々木公園にはポイの人がたくさんいて、トス系の人とは若干ちがう場所で練習していたりすることがあるのですが、そういう“ポイラー”がドバーッと集まって来て教えを請う、という感じだったようです。ぼくは遠巻きに見ていただけなのですが……。どうもぼくは自分がやらない道具に対する感度が低くていけません。ディアボロにしても、今日はじめてディアの「スーイサイド」と「ジェノサイド」の違いが分かったような感じで……。
夕方はマラバリへ。なんだかすごい人口密度でした。山内五兄妹(!?)の長兄という人が来ていて、マニアックなボックス系の技や、リバースペンギンを見せていただきました。リバースペンギンは、今まででも見たことがありましたが、山内さんのものは今まで見たのと全然印象が違って、気持ち悪いほど滑らかでした。やっぱりこういうパターンは見せ方次第だなと思ったのでした。
そういえば、「最近5ボールカスケードがボロボロで……」と言っている人が周囲に多いです。数百とか1000キャッチを超えたのは1年とか2年前の話で、クラブばっかり練習している間に、気づいたら5ボールがボロボロ、という話です。5個ってある程度やり続けないと腕が落ちるんですね。ムラマツさんにいたっては、「カスケードで3アップするより、(6x,4)*からの3アップのほうがやりやすい。ていうか、(6x,4)*のほうがリズムがゆっくりでやりやすい」なんて言ってました。
それにしても、やっぱり生で他のジャグラーが練習している姿を見ると、いろいろと刺激になるというか、参考になります。自分にとって難しいと思っている、たとえばシャワーのピルエットなんかで5シャワー3アップを楽々と目の前でやられると、「実は簡単なんじゃないだろうか?」と思えてくるのです。もちろん真似してもできませんが、この「できるんじゃないだろうか?」と思うのって、できるようになることの第一歩ですよね。あと、自分としては難しいと思っていることでも、周囲と比べてみるとはるかに簡単なはずなので、「できて当たり前」と思えてきます。すると、チャレンジする回数が増えます。こういうのは気分的な変化ですが、それだけじゃありません。
うまい人のパターンを、高さやタイミングを目で見てその場で真似て試すことができます。ぼくにとっては4シャワー3アップはとても難しくて、いつもギリギリです。必死で投げて必死で回っています。でも、目の前でゆったりした余裕のある4シャワー3アップを見て、それをそのまま真似してみたら、ちゃんと余裕で間に合うんですね。で、「そっか! この高さとタイミングか!」というふうに分かります。単に練習が足りていなかっただけという話もありますが、やっぱり見て真似られるというのはいいです。
5ボールシャワーのスタート方法も新たに教わりました。左手で縦並べマルチプレックスをして、次にその2つより高く右手で縦投げマルチで投げて91につなげるという方法です。サイトスワップで書くと、3[5x7x][8xax]919191でしょうか、イメージは[46][57]をやって91に入るという感じです。これはシンクロで([46],[8xax])と投げるより、やや簡単に思えます。
もうひとつ、4ボールシャワーのハイローロー(b15151)も教わりました。というか、なんで今までやらなかったのか分かりません。b17151よりも簡単です。
マラバリが終わってから、加藤さん、Yoshiakiくん、山本くん、ここあさんと5人で渋谷で焼き肉を食べて帰りました。みなさま、遅くまでお疲れ様でした。
中学生2人を連れてすっかり遅くなってしまった……。うっかり、そんなこと忘れてましたが、遅くまで繁華街にいていい年齢じゃないですよね。反省。
投稿者 ken : 23:55 | コメント (5) | トラックバック
2006年02月09日
ジャグリングを始めたきっかけアンケート
つるてつさんの作った「サークル訪問記」がいい感じです。まだ紹介は1つだけですが、サークルの雰囲気が良く伝わってきます。まめぞうに遊びに行ってみたくなりました。それにしても動画ってすごいですね。伝わる量が違います。ところで、つるてつさん、日本列島の写真から沖縄が抜けているようにも見えますが、大丈夫でしょうか……。
今週の土曜日も、お昼頃から代々木公園に行く予定です。夕方からは、体力がもてばマラバリの練習に行くかもしれません。
今年は春以降、公私ともに忙しくなりそうで、あまりこうした練習会にも参加できなくなりそうです。今後、ジャグリングとどう付き合っていくことになるのかなぁということを考えると不思議な感じがします。
と、書きながら思い出しました。「ジャグリングをはじめたきっかけは?」というアンケートを作ったのでした。お時間がありましたら、http://d-code.org/vote/kikkake.cgiから投票をお願いします。ちょっと選択肢を細かく分けすぎたかも……。
投稿者 ken : 23:14 | コメント (6) | トラックバック
3in1
久しぶりに3in1をちょっと練習。右手で31→44キャッチ、左手(逆手)で58→79キャッチと微増。ちょびっとずつは伸びるもんだなぁ。
投稿者 ken : 23:11 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月08日
スタミナ蓄積効果
まだ風邪気味なので練習は少しだけ。しばらく休んでいたので、むしろ体力が回復したのか、かすかに調子がいい。5ボールカスケードで308→316キャッチ。(6x,2x)*で22→30キャッチ。「スタミナ蓄積効果」ってあるような気がする。
投稿者 ken : 23:50 | コメント (0) | トラックバック
ナイーブ・アート、ガラパゴス・ジャグリング
ルーク・バラージがブログでおもしろいことを書いています。芸術の世界、たとえば絵画の世界なら「印象派」だとか「写実主義」といったように、それぞれの芸術家は方法論やスタイルを共有するグループに分かれます。本人にその意識がなくても、たいていは後世に分類されることになります。
ところが、そういう流派なんかとは無関係に絵を描く人々がいて、彼らの描く絵は「ナイーブ・アート(素朴な芸術)」と呼ばれるそうです。日本語の“ナイーブ”という言葉には「すれていない、純粋な」というプラスのイメージもありますが、元のフランス語はどうか知りませんが、英語では否定的な意味で使われることが多いように思います。あいつはナイーブだ、と言えば、世間知らずだとか、単純過ぎる、子どもっぽいといった意味でけなしていることになります。ナイーブ・アートという言葉にも、「原始的な芸術」、もっといえば自己満足的でテクニックや思想性に欠ける芸術未満という含みもあるんだと思います。最近はやりの言葉で言えば「痛い芸術」となるかもしれません。
ナイーブ・アートと目される芸術家たちは、特別な訓練を受けていない人たちです。彼らの作品は、ぱっと見はアートっぽく見えても、よく見ると細部でパースが狂っていたり、あるべきテクニックが欠けていたりすると言います。よく見ると、「なんか変!」という絵です。
ぼくはナイーブ・アートという用語は知りませんでしたが、Wikipediaの記述(http://en.wikipedia.org/wiki/Naive_art)によると、すでに認知されたアートのジャンルを形成しているということです(リンクをたどるとナイーブアート作品の例が見れます)。そういえば、レストランの壁なんかにオーナーの友人が書いたというような絵が掛けられていることがありますが、そういうのからは、たいてい「アマチュアとしては確かにうまいけど、なんか……、ヘンだよね」という印象を受けます。そういうのを喜ぶ人々がいて、それなりの市場が形成されてもおかしくはないなとも思います。
ナイーブ・アートは、一歩間違えると「MOBA(http://www.museumofbadart.org/)」になるのかな、とぼくは思いました。MOBAは「Musium Of Bad Art」の略で、驚くべき真剣さと下手さをもって描かれ、描いた本人にすら捨てられてしまったような絵のことです。興味のある人はリンクをたどって見てください。なんか笑えるような、笑えないような、独特の悲しい世界を作っています。「痛い」を通り越して悲しいです(笑)。
絵画だけじゃなくて、音楽や詩作、文学の世界にもナイーブな作品があるように思います。
で、話はジャグリングです。ジャグリングにも“ナイーブ・ジャグリング”というのがあるんじゃないかというのがルークの指摘で、とても興味深い例をいくつか紹介しています。
14歳のとき、パッシングをはじめたルークは、「きっと正しいやり方はリバーススピンで投げるやり方に違いない」と考えて、ふつうと逆の回転で友人とパッシングをしていたらしいです。確かにキャッチの仕方を変えないとすれば、そのほうが合理的です。
あるいは、けっこう多くのジャグラーがカスケードより先にリバースカスケードを覚えるという例もあげています。ぼくも、中学生のときに母親から何となく3つを教わって、なぜかリバースで投げていました。確か、母は“山崩し”と呼んでいたように思います。
ルークは、さらに驚くべき例を挙げます。彼は最近アンドレアというジャグラーと出会ったそうですが、このアンドレアが、独学でクラブを覚えたというんですね。彼はファウンテンを知らなかったのか、4クラブをトリプル・シングル(53)で覚えた。で、あるとき5クラブカスケードを覚えようという段になって、彼は非常に変わったことをします。あまりにも右手がトリプルに慣れていて、左手がシングルに慣れていたものだから、それぞれをダブルで投げるかわりに、なんと右手でトリプル、左手でダブルを投げるという変則5クラブカスケードを覚えてしまったというんです。左右の高さはそろっていて、あまりにも安定しているため、最初はジャグラーでも異変に気づかないらしいです。で、よく見ると……、ビックリ! 誰もアンドレアに「まちがってるよ」と教えてくれなかったから、そうなったということです。よく見ないと「ヘン」なことに気づかないナイーブ・ジャグリングです。
で、ルークが、6クラブのいちばんカンタンな投げ方は、トリプル・ダブルで投げるハーフシャワーだよと教えたら、アンドレアは「じゃあ、6クラブの練習をやるときにはぼくは有利だね」と答えたといいます。
ぼく自身は、こういう変わったジャグリングは、“ナイーブ・ジャグリング”と名付けるよりも、“ガラパゴス・ジャグリング”と名付けたほうがいいんじゃなかと思います。独自の進化を遂げたジャグリング……。トスジャグリングなんて、別に投げられたら何でもいいですし、鑑賞者は非ジャグラーですから「ヘン」なんてことは何もありません。
日本のお手玉や、トンガで伝統的だったいう遊びでも、女の子たちはカスケードやファウンテンを知らずに、シャワーばかりをやっていたわけですけど、あれも一種のガラパゴスジャグリングですよね。
投稿者 ken : 22:58 | コメント (4) | トラックバック
2006年02月07日
5ボールジャグラーは全世界で何人?
rec.jugglingで「アメリカ人全体の何%ぐらいが3ボールカスケードができるかな?」という質問に対して、C.J.Smithがおもしろい答えをしています。簡単に要約すると、以下の通り。
- 50人に1人が3ボールカスケードでクオリファイできる。
- ソリッド(安定)ということになると、一気に数が減って100人に1人。
- 4ボールはかなり難しくなる。自分が知ってる3ボールがソリッドな人のうち、20人に1人がソリッドな4ボールができる。だからアメリカ人が2000人いたら、そのうち1人が4ボールファウンテンが安定してできる。これは楽観的な見方で、ちょっと多く見積もりすぎ、たぶん実際は5000人に1人ぐらいとか。
- 5ボールは、幾何級数的に難しくなる。5ボールが安定してできるのは、世界中でも2000人に満たない。これも甘い見方で、たぶん5ボールが安定しているのは1000人以下。
だいたいもっともらしい概算ですが、驚きは最後の「5ボールが安定しているのは1000人以下」というところです。まだ、コメントツリーが伸びていなくて、いろいろこの先反論や同意があるのかもしれませんが、ジャグリング歴が長くて、いろいろと見聞してきた人の意見として耳を傾ける価値があるかなと思いました。
プロのジャグラーが言ってるので、「安定」の意味は、いつ投げてもその気になれば2、3分ぐらい投げれるということだと思います。それにしても全世界で1000人というのは少なすぎると思ったのですが、どうなんでしょうね。
4ボールから5ボールの計算のところだけ、なぜか4ボーラー:5ボーラーの比率が登場しないのが不思議ですが、まあ、どうせこの手の計算は誰も確かめようがないので、何でもいいのでしょう。
日本で、いつでも2、3分以上5ボールができる人は何人ぐらいいるでしょうか。100人はいないという気もします。いつ投げても100キャッチ前後はいけるという人なら1000人ぐらい? うーん、まったく見当が付きません。そもそも日常的にジャグリングとしてボールを投げている人口が、今の日本だと2000~3000人ぐらいでしょうか。これも見当が付きません。各都道府県に平均1個、東京だけ20個のサークルがあるとして、全国に70サークル。それぞれに30人のメンバーがいるとすると、約2000人。何らかのプロが数百人。ジャグリングを卒業した人がやっぱり数百人? うーん、デタラメな概算にもほどがある(笑)
投稿者 ken : 23:11 | コメント (6) | トラックバック
2006年02月06日
ジャグリングの種まき
どうも風邪を引いてしまいました。今年は順調に来ていて無敗もいけるかと思ったのに……。
余っているビーンバッグやロシアン自作用のプラスチックボールを、静岡県の中学生に送ったら、「お礼に」といってネーブル、ハッサク、ミカンをたくさん頂きました。送ったボールの倍以上の数の“球体”が届いたので、思わずカスケードで投げてしまいました。
今どきの果物は不自然に甘みを増しているわけですが、売り物じゃないという、そのハッサクには、懐かしい、果物らしい酸っぱさが感じられておいしかったです。
自宅の庭のようなところで採れた果物ということで、ジャグラーとしては、「ということは練習場所はかなりある?」なんていう想像をしてしまいました。
こんなバカな夢想をしています。
いまから何十年かして、すっかり白髪の老人になったぼくは、たまたま駅のホームで買ってきたスポーツ雑誌を、自宅の縁側かなんかで開き(なんで縁側や。いやイメージ、イメージ)、老眼鏡越しに、こんな記事をみかけます。記事は、日本のジャグリング界で活躍する人たちのインタビューです。そのなかの一人は世界中で尊敬される大御所の日本人ジャグラー。
「うーん、ジャグリングをはじめたきっかけは何だったか覚えてないんですよね。ちょうど興味をもったころに、東京の何とかという人がボールをくれたんですよね。段ボール箱にボールをいくつか入れて、送ってくれたんですよ。基本技の紙ペラと一緒にね。あぁ、でもその人とは結局会ったことないなぁ。なんて名前だったかなぁ。そうそうお返しに祖父母が作ったネーブルを送りましたよ」。
そこまで読んだ老人のぼくは、満足げに少しほほえんで眼鏡を外し、3つのミカンを投げたりします。やっぱり年老いた妻に「果物は投げちゃいけません」と叱られながら……。
これまで3ボール×5組ほど、人にビーンバッグをあげました(押しつけたケースもあったりして……)。そのうち何人がボールを買い足したかは分かりませんけど。
あ、こう書いたからといって、ぼくからボールをもらってもプレッシャーに感じないでください。飽きたらやめて別のことをやればいいだけで、ジャグリング以外にも、いくらでも世の中には楽しいことはありますから。
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2006年02月04日
東京は氷点下?
東京は氷点下? 風が切るように冷たく、寒い1日だった。それでも代々木公園へ。公園の森を抜けるとき、霜柱を踏みしだく感触が懐かしかった。水たまりや池に氷が張っていた。
5、6人と、さすがに少なめの参加。あまりに寒いので、1時半から5時半ごろまで、ずっと動きを止めることなく延々と投げていた。我ながら、よく飽きないもんだ。ホントは今日はマラバリの練習日だと思っていて行くつもりでいたけど、「昨日ゆーたさんが行ってましたよ」というごーさん情報を聞いて、間違いに気づいた。ケータイでマラバリのページをチェックしたら、カレンダーで赤く色分けされているはずの練習日が全部黒く表示されていて、ぜんぜん役に立たず。結局、行って休みだったらショックなのであきらめる。後で調べたら、休みだったので行かなくてよかった。
ご飯を食べて、近所のいつもの練習場所に移動して、さらに7時過ぎから9時ごろまで練習。我ながら、よく飽きないもんだ。
右手に2個、左手に2個もった状態から、それぞれをマルチプレックスで縦投げ。([46],[8xax])と投げて4個を縦に並べてから5ボールシャワーに入るという、よく見かけるヤツがかすかにできるようになった。([68],ax)と3個投げてから入るのもありらしい。5シャワーはスタートが難しいので、ひょっとして、これがいちばん簡単な入り方かも。
4ボールシンクロファウンテンの4アップピルエットが1→2回連続と微妙に上達。アシンクロの4アップは、ぜんぜんできる気配がない。徐々にしか上達しないけど、少しずつでも何かを積み重ねているんだなって思えれば全然オッケー。
3クラブでダブルで投げる441がいい感じ。5ラウンド、15キャッチほど続いた。これは4ファウンテンにはいい練習かも。
- ([46],[8xax])→91の練習風景(QuickTime、0.8MB)。画面の上が切れているのに気づかなかった……。
- (6x,2x)の練習風景(QuickTime、2.2MB)。最近ようやく回りはじめたけど、まだ平均は10キャッチ以下。
投稿者 ken : 23:47 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月03日
EJC2005ほか
動画情報です。ホントにこのところ、いろいろ出てきます。
- グレンダイザーなバウンス(AVI形式、92MB)。例のフランス人、Sylvainさんのバウンスです。モーツアルト生誕250周年なんですね、だからBGMはジャグリング動画には珍しくクラシックです。内容は、またまた激しいサイトスワップです。
- マットホールと愉快な仲間たち(AVI形式、99MB)。マットホール先生と、たぶん彼の日本語学校(?)の生徒たちじゃないかと思います。教室らしきところの壁紙に常用漢字表なんかが貼ってあります。マットホールはディアで531とかホライゾン系(?)の技とかやってます。アジア系の生徒のなかで、十八番的なシガーをやっている人がいます。4つとか5つのシガーで、何となく竜半さんっぽい技とか入ってるように思うのですが、どんなもんでしょうか。とっても上手いと思いました。
- Almost no Pirouettes(AVI形式、27MB)。編集が楽しいビデオです。視点が横から上に移る、不思議なカメラワークが出てきます。どうやって撮ってるんだろう……。ボールのパッシングは、上から見た方が楽しいですね。
rec.jugglingには、ぼくが紹介するより多くの動画情報が投稿されています。ぼくは、だいたい全部を見ています。で、良さそうなものだけ(たぶん全体の6割ぐらい)をここで紹介しています。ともかく全部みたいという人は、IJDbのrec.juggling掲示板を定期的にチェックすることをお勧めします。だいたいビデオの投稿にはタイトルに[video]と付いていますから、ほとんど英語を読む必要もありません。
EJC2005のDVDですが、感想は「お祭り騒ぎの雰囲気がよく分かった。楽しそうだな」という感じです。ぼくはEJCのビデオは初めてみたのですが、IJAとは全然違うんですね。広大な原っぱにテント小屋を設営して、その周囲にみんながてんでばらばらにテントを張ったりして野宿。
もともとチャンピオンシップがあるわけでもないんですよね、だから個別のパフォーマンスやステージをみっちり紹介するというシーンは、ありません。ちょいちょいとおもしろそうなところをかいつまんで、うまくハイライト編を編集しています。それはテントで雨上がりをまって囲碁を売ってるやつだったり、ジャグってる横でギターで弾き語ってるヤツだったり、木にロープを結びつけて綱渡りの練習をしてるヤツだったり、まあ、ジャグリング以外もいろいろです。
自分の好きな道具なら、じっと目をこらしてみれば、3秒×5箇所ぐらいで「おっ」と思う技も出てくるかもしれませんが、ジャグリングを見て研究したいという人には向かないかもしれませんね。ディーツですら、ルーチンの一部が出てくるだけでした。ルーク・バラージは、WJFでやったら黙殺どころかクラブで殴り殺されそうな、一般人向けっぽいボールのルーチンをやったりしています。それでも、会場がドドッと湧いたりするのは、やっぱりお祭りだからですよね。
とはいえ、ジェイ・ギリガンのステッキとボールを使ったショーや、誰だか分かりませんが三角形の巨大リング(三角ならリングじゃなですが……)を使ったトスのショーとか、とてもおもしろいステージもあって、ジャグリング鑑賞としても十分楽しめます。あ、あとアクロバットが多いです。ペアでやるアクロバットがぼくには新鮮でおもしろく思えました。
それにしても、EJCって、ホントにお祭りなんですね。雨が降ったら泥んこ遊びをやったり、夜には一輪車のまま飛び込み台からプールに飛び込んだり、チンバランスコンテストでは、バランスしたまま波打ちプールの沖へ沖へと歩いていく競技をやったり、もうほとんどこいつらアホじゃないかというほど浮かれポンチな空気が伝わってきます。文化がヒッピー的、バックパッカー的ですね。
全然関係ないですが、「世界のベストジャグラーって、どんな気分?」と聞かれたアンソニー・ガットーが、商売のための宣伝文句として自分がベストだと言うことがあるけど、自分では自分がベストだなんて言わないよ。それは周囲の人が決めることだよ、なんて答えています。意外に謙虚な面も。まあ、アメリカのショウビジネスで生き残りたかったら「謙虚さ」なんていう美徳は(少なくとも表向きは)最初に捨てなきゃいけないものなんでしょうね。
投稿者 ken : 23:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月02日
土曜日代々木いきますぞ
EJC2005のDVDが届きました。さっそく見ましたが、感想はまた後で。端的に言うと、「あー、楽しそうだな」って感じです。
週末の土曜日のお昼ごろ、1時か2時ぐらいから、代々木公園に行って練習しようと思っています。天気もまあまあ良さそうだし、時間のある人がいたら、ご一緒にいかがですか。ぼくが書かなくても、まあまず数人はジャグラーが来ているはずです。
と、珍しく宣言出勤。
投稿者 ken : 23:29 | コメント (2) | トラックバック
2006年02月01日
5ボールで300キャッチ突破!
「じわっ」と上達した感じが。
- 5ボールカスケードで280→306キャッチ。やったよ、ママン! 300超えたよ。軌道も姿勢も落ち着いてきて、いい感触。
- 5ボールシャワーで33→38キャッチ。テイクオフのコツとか、軌道にボールが並ぶイメージとか、ちょっと分かった気がする。
- 4ボールスプリットで75→88キャッチ。キレイにできるようになってきた。
- 4ボールの(6x,2x)*で19→22キャッチ。もうちょい、もうちょい。
- 逆手4ボールシャワーで久々88キャッチの自己記録タイ。100行けそうな気がしてきた。
- 4ボールの(6,4)(2,4)*で94→98キャッチ。超久しぶりの微増。
- 4ボールシンクロファウンテン2アップピルエットで5→8回連続。
- 4ボールファウンテン2アップピルエットで3→4回連続。
- 3ボールの531ミルズで45→90キャッチ。
今まであまりやろうと思わなかった4ボールシャワーと4ボールハーフシャワーの切り替えが、ふとした偶然でできるようになった。「53-7372-71-23-53」とやっているようだけど、こういうのはサイトスワップを意識しなくても手が勝手にやるようになるらしい。
考えてみると53はグランドステートだから、シャワーとのトランジションはファウンテンと変わらない。ファウンテンからシャワーへのトランジションには「74」を好んで使うのに、なぜ53から71のときに「7372」を使うのか、ちょっとナゾに思えなくもないけど、実際に投げている感じとしては、53から単に5を7に置き換えて、後はタイミングを微調整しているという印象。53-74-71は、いきなり4が出てきて不自然。むしろ、53-56-71はありうるような気がしてきた。
動きが止まるので見栄えは悪いけど、「2」の入るトランジションは簡単で便利かもしれない。この「2」の一瞬のタメは、5ボールでタイミングがずれたときにやっているタイミング調整のための「タメ」と似ている。タメはタメなんだから当たり前だけど、5ボールでタイミング修正の甲斐性がつくことと、2が含まれるトランジションが上達することの間に、関係があっても不思議じゃない。