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2006年03月31日

クリス・ブリスのインタビュー

ビートルズの音楽に合わせた3ボールのパフォーマンスで話題のクリス・ブリスですが、アメリカのフジテレビとも言える、FOXのトークショーに登場したようです。もはや“クリスブリス現象”といってもいいぐらい、2月ごろから彼の動画はネット上で話題になっていたということです。アメリカ人ジャグラーの多くが、「もういいよ、あいつの話はオレにしないでくれ」という感じで辟易しています。さっきまで5ボール3アップの練習をしていたのに、それを横目で見ていた母親が「ねぇ、あんた、このジャグリングすごいよ! これ知ってる?」と言いだしたり、あるいは「ジャグラーなら、この人知ってるかな、すごいよね、この人、誰? これぐらいできるの?」と周囲の人にじゃんじゃんメールされたりしているようです。

このインタビューを読むと、クリス・ブリスは20カ国ほどで話題になっているようです。20カ国というのは主に英語圏でしょうか。だいたい海外のネットの話題は日本には遅れて入ってきますし、これからテレビで紹介される可能性はありますが、今のところ日本では全然話題になっていませんよね。

本人は、何年も前からやってきたことで自分のサイトにも置いてあったのに、なぜ「いま」、「この動画」が、突然大ブームとなったのか分からないとしながらも、こんなことを言っています。「世の中が、暗くて、シニカルで、恐ろしいものになってしまい、そのことでみんな気分がふさいでいて、だから、そうじゃない何かを求めているんじゃないかな」。クリスブリスは大量のメールを受け取っているそうですが、そのなかから、2つほど紹介しています。1つは、1日に1度は動画を見ることで、さあ今日も1日がんばろうという気にさせてくれるといっているもの。もう1つは、アフリカの難民キャンプにある人道的支援団体で働く人からもらったもので、「ありがとう、エネルギーをもらったおかげで、起きて仕事をする気になれました」という内容だったそうです。そういうメールをもらって、クリス・ブリスは、「もはや、これはパフォーマンスがどうとか、ジャグリングがどうという話じゃない」と気づいたと言ってます。

ビートルズですもんね、音楽が。'60年代のアツかった時代の記憶を蘇らせた人々も多かったのでしょうか。


ところで最近のアメリカでは、こういうふうに突発的に何かが人気になるということが続いているように思います。いや、アメリカというより、ネットかもしれません。

インターネットというのは顕微鏡みたいなもので、あるとき、どこか辺境で起こった小さなできごとが、あっという間に地球規模に拡大されるようなことが起こります。もともとテレビなどのマスメディアがそうした機能を担っていましたが、メディアに勤める人間の目の数が限られているのに対して、ネット上は至る所にウォッチャーがいます。なので、「これはおもしろい」と思ったものは、たちまち口コミで広がります。いまやテレビは、ネットで話題になったことを、数ヶ月から半年遅れぐらいで取り上げてるように思えるほどです。日本で言えば電車男なんかが典型です。ぼくは完全にブームに乗り遅れて読んだなと思っていましたが、その流行遅れのぼくに遅れること、さらに1年ぐらいでテレビや映画でブームとなりました。


アメリカン・アイドルという勝ち抜き歌合戦ようのな番組が、2、3年前から、すごい人気を博しています。素人か、素人に毛が生えた程度のワナビーが全米各地のオーディションを受けて、歌やダンスで勝ち残っていくという番組です。視聴者の投票で、もっとも人気のない人が落とされていき、最後に残った人は、それなりにその後にアルバムを出すなどして活躍しているようです。

この番組で、2年前におもしろい現象が起こりました。

オーディションで落ちた人は、泣き崩れたり、審査員にくってかかったりしがちだそうです。審査員に「向いてないからやめたほうがいい」などと言われてメソメソ泣く応募者のシーンというのが、本戦の模様に混じって少しずつ放送されます。

多くの落選者が落胆を隠さないのに対して、地方予選で落選したウィリアム・ハンという中国系移民は、ちょっと違いました。彼はリッキー・マーティンの「She bangs」という歌を、3人の審査員の前でアカペラで歌ったのですが、それはそれはヒドイ歌と踊りでした。音痴で、おぞましいダンスなのです。でも、ノリノリで一生懸命セクシーに歌いました。審査員が頭を抱えて笑いをこらえるなか、すぐに音楽が止まりました。辛口評で知られるイギリス系の審査員、サイモン・コーウェルは、「キミは歌はダメ、踊りもダメ、いったい何て言ってほしいの?」とストレートにこき下ろしました(落選シーンの動画は、ここです。超笑えます。でも、一通り笑った後、本当に彼を笑えるのか自問してみましょう)。

面罵されたウィリアムは、少しもひるまずに、こう応じました。「ぼくは歌の専門的訓練は受けたことないから」。そういう問題じゃないよと、誰もが突っ込みたくなった場面です。自覚症状のない彼の反応に驚いた審査員は、「そりゃ、今世紀最大の驚きだね」と笑いだします。ところが、すかさず彼は言います。「ぼくはもう精一杯やったし、何も悔いはない」。卑屈になるでもなく、明るく本心から言った彼のこの言葉に、誰もが感心して、そしてアメリカじゅうが、彼のことを好きになったのでした。ぼくもすごく好きになりました。本当に愛すべきキャラクターをもってるのです。

彼はその後、レコード会社から300万円でデビューのオファーを受けて、実際にアルバムを何枚か出します。いまもファンサイトがあります(ウィリアムについて、もう少し詳しく書いたぼくの日記は、ここ)。

ずば抜けた才能どころか、並み以下のパフォーマンスで多くの人々を魅了してしまった、ウィリアム・ハン現象は、どう説明すればいいんでしょう。パフォーマンスの魅力って、何でしょうね。「技術」「パフォーマンス」「キャラクター(オーラ)」の3つの要素を仮定できそうです。ぼくの理解ではクラウニングは「キャラクター作り」であって「キャラクター」そのものと必ずしも一致していません。習得できるキャラクター作りは、技術とパフォーマンスの範疇です。キャラクターというのは、もっと内面から出てくるようなものじゃないかと思います。ジャグリング界では、キャラクターというものの重要性が過小評価される傾向にあるように思います。たとえば「クリス・ブリスは、あのキャラクターがいいんだよ」と言えば、「あれのなにがいいんだ?」「これの良さがおまえにはわからんかッ、びしびし!」とか話がすれ違わなくてもいいような気もします。


さて、いま話題なのは、アメリカン・アイドルの商業的成功を横目で見ていたNBCテレビが、アメリカン・アイドルに代わる新番組を企画していることです。今度は歌と踊りだけじゃなくて、ジャグリングやマジック、コメディーも含めた、すべてのパフォーマンスを受け付けるということです。この番組については、IJAの定期刊行誌「JUGGLE」にもニュース欄で紹介がありました。的確ながらもいつも酷評ばかりしている辛口審査員のサイモン・コーウェルが企画の中心的役割を果たしているようで、ずいぶん話題です。

FOXには「30 SECONDS TO FAME(名声への30秒)」という番組もあって、それは30秒の間にジャグリング、手品、歌、アクロバットなどを繰り広げ、観客の反応だけで合否を決めるという番組です。過去にはバウンスボールで床に置いたキーボードを弾くダン・メネンデスも登場したように思います。

アメリカン・アイドルと30 SECONDS TO FAMEという2つの人気番組を足して2で割ったようなのが、今度はじまる「America's got talent(アメリカに才能あり)」という番組です。4月からオーディションが始まるようですが、今から「オレは出る!」といって興奮している若手ジャグラーが、ガットーフォーラムにいます。

ジャグリング界のウィリアム・ハンは登場するか、ちょっと楽しみです。

あ、そうそう、もう1人、中国語圏のネットから話題になってグローバルに広まった有名人がいます。Back Dormitory Boys(后舎男生)です。めっちゃおもしろい2人です。これは最近、日本のテレビでも最近放映されたみたいなので知ってる人もいるかもしれませんが。

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2006年03月30日

スクープとスコップ

右手3in1で44→57キャッチ。なぜか左が79キャッチと先を行ってますが、右もようやく50越えです。このところ3in1は「まったくできなくなった」と思って憂鬱な気分になっていました。

今日は何となく思い立って5分ほど3in1で粘ってみたら、ふいに指先の感触を思い出しました。ぐいっと外から内側にもってきたボールを、腰の当たりでいったんピタッと止めます(意識としての話で、実際に止まっているかは……、自分ではわかりません)。そこで鋭角に方向転換して、手首から先のスナップをきかせて外向きに投げます。ちょうど習字で言う「ハネ」のような感じです。すべての指を投げる方向に平行にするのがポイントという気がします。3in1に限らず、指先の感触って、むちゃくちゃ大事ですよね。

腕自体も円運動をしてるわけですが、手首から先も内から外に向かって回す感じです。その感じが急にわかると、別物のようにボールが回り始めました。これは実はガットーも言ってることです。ファウンテンで必要とされる「スクープ」のアドバイスで、「投げるときに外向きに手首をひねるといい。そうすれば、円運動がキレイになる」と、そんなことを最近言ってました。


ちなみに「スクープ」は「scoop」で、「すくう、すくい取る」という意味です。日本語のスコップはオランダ語から入ってきた言葉ですが、このスクープとたぶん同語源です。あ、というか、スコップは英語ではスクープか。アイスクリームを何杯分すくうかで「3 scoops」などとメニューに書かれてた気がします(そんなに食うなよ、アメリカ人)。

「さっと抜き取る」というイメージから、ニュースネタを「スクープする」と言いますが、あれもこのscoopです。スクープとスコップは、「カップとコップ」、「ガラスとグラス」のように、元々同じ単語ですが、日本に入ってきた時代や経路が違ったために別のモノを指すようになった言葉です、たぶん。

そういえばスコップとシャベル(ショベル)は、サイズの違いですが、実は地方によって大小関係が逆転しているらしいという話を聞いたことがあります。似たようなモノを指す言葉なので、多少のすれ違いに気づかないため、みんな気づいていないだけだそうです。関西生まれのぼくの語感では、スコップは園芸に使う小さいヤツで、ショベルは土木工事で使う大きなものや工事現場で使う重機についてる巨大なヤツを指します。が、これがまったく正反対だという地方もあるそうです。

話がそれましたが、ファウンテンではスクープが大切ですよね。ガットーは、とにかくたっぷりスクープしろと言いますし、実際やってます。特に8個では。

投稿者 ken : 23:40 | コメント (4) | トラックバック

741が楽しい

久しぶりに練習風景をムービーに撮ってみました。まあ、ヘタはヘタですが、ぼくより少し後を歩いてきてるジャグラーには参考になることもあるかもしれません。真似するといいという意味じゃありませんけど。

自分で見ながら、いろいろな問題点を改めてハッキリと認識しました。どれも投げていて分かり切ってる問題なんですけどね……。

practice20060329.mov
西村の練習風景(QuickTime、12MB)。

3アップピルエット。2個目が低くて最初の2キャッチが同時になりがち。3個目が前、右に飛び気味。もっと左に。「修正は誇張して」というアドバイスに従うなら、思い切って斜め左後ろに投げるぐらいで。最近、1アップや2アップをあえて練習しなくなったけど、ピルエットに意識を集中するためには、1アップをもっとやったほうがよさげ。

3マルチアップピルエット4シャワースタートは、いつも右手からの1個が低い。

(6,4)(2,4)では、6がいったん広がり始めると、なぜかいつまでも広がったまま……。甲斐性でキャッチして強引に続けていると直ることもあるけど、この映像では「広がりとの戦い」という感じになってしまっている。4はもう少し低くてもいいかも。

642。ほぼ同じはずなのに、シンクロの(6,4)(2,4)より難しい。6と4の高低差をもう少しつけたほうがいいのかも。

633。どうして33のときに手元を見てないんだろうか。上下に首を振る動きがあるのがふつうという気もする。6の直後の3が、どうしても高くなってしまいがち。(6,4)(2,4)とかと同じで6をもうちょい正確にコントロールしないと。

741。楽しいぞ。4ボールのサイトスワップ連続では、実はいちばん簡単じゃないのかという気がしてきた。

5ボールシャワー。これはもう当分は練習あるのみか。筋力的に疲れてきたら、シャワーって学習効率が落ちるような気もする。

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2006年03月29日

失敗の修正法

5カスケードから5シャワーのトランジションは、両手2個ずつのマルチプレックスによる縦並べが分かりやすいですが、「678{91}450」とか「9692{91}450」というのもありますね。9692は、ファウンテンから4シャワーへのトランジションである74と同系列で、これがいちばん簡単っぽいです。試したことないですけど。

5個のハーフシャワーも少しずつ練習しています。最初は5のハーフシャワーで始めて、すぐに(6x,4x)に移行し、調子に乗って73にまで高さの差を広げるということをやってます。理屈上は、73から9を連続で投げれば、そのまま91のシャワーにも持って行けますが、当分できそうにありません。

(6x,4x)のハーフシャワーでは、右からアウターで投げた6xが十分に左側に行かず、徐々に身体が右へと移動していくという現象があります。この現象は53のときも経験しました。いまでも油断すると、そうなります。

これの解決は「思い切り左に行き過ぎるように投げる」ことです。シャープに、強めに、頂点から左にずれたポイントを思い切って狙うと、「あ、なんだこれぐらいでちょうどいいのか」とわかります。

あまりにも当たり前の処方箋ですが、これは一体、もう少し早く気づけばマシになったことなのか、それともやっぱり練習時間とともに直ったことなのか、よくわかりません。いや、もちろん「もっと左に」というのはいつも気づいてはいるのです。ただ、あまり思い切った修正を試みるこがなかったというだけです。

理詰めで考えて修正すべきだったのか、それとも「理詰めで考えていれば修正できたはず」と思うのは錯覚なのか、それが気になります。

上級者のアドバイスをいろいろ読むと、「もっとああしていれば上達も早かった。だから、自分はそうしなかったけど、こうするのがオススメ」というタイプのものがよくあります。そういうものはたいてい、理屈からすると妥当なアドバイスに見えますが、だからといって本当に有効なアドバイスなのかは、ぼくは疑わしいと思っています。多くの場合は錯覚に基づくんじゃないかと疑っています。


このあいだb17131を練習していたら、そばで見ていたYoshiakiくんが「いくら何でも、それは7が低すぎですよ(笑)」と指摘してくれました。言われてみれば、その通りでした。「コンパクトにしないと間に合わない」という考えが強すぎたのか、いつの間にかぼくは7を5ぐらいで投げるようになっていました。で、ちょっと意識を変えて7を高くしたら成功率が上がりました。

これは自分でさっさと気づくべきことだったのでしょうか。ちゃんと分析的な思考を怠らずに練習していれば、気づいたような気もします。が、これも錯覚かもしれません。

あるいは……、すでにできる人の指摘を受けたほうが、つまらないところで行き詰まったりせずに済むのでしょうか。これについても、「遅かれ早かれ自分で気づいたこと」という推論も、それなりに妥当にも思えます。

ぼくは徹底して「要は練習。練習してれば気づくし、できるようになる」というタイプの人なのでした。でもなぁ、もう少し分析的にパターンのことを考えたほうがいいような気もしてきたのでした。

そうそう、ルーク・バラージが失敗の修正法について、もっともらしいことを言ってました。たとえば5カスケードで、いつも左で投げるボールが前に飛ぶというような失敗がりますよね。そういう何度も繰り返してしまう失敗があるなら、まずその失敗を誇張します。次に、その失敗を大げさに修正します。誇張と修正をともに大げさにやれというのです。すると、どうやって修正すべきかがわかって、ちゃんとボールは飛ぶべきところに飛ぶようになるから、というようなアドバイスです。

もっともらしいですよね。説得力があります。でも、これが実際に有効であるかどうかは分かりません。まあ、気休めでしょうか。試す価値はありますが、うーん、どうでしょうね。

投稿者 ken : 11:32 | コメント (4) | トラックバック

2006年03月28日

ガットーの奥さんの3ボール

動画情報です。

追加:ガットーのリンクが間違ってました。修正しました。

投稿者 ken : 10:52 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月27日

IJAのDVD到着

ついにIJAのDVDが届きました。去年の10月半ばにオーダーしてから、えーと、何ヶ月だ。ひどい有様ですが、あまり「ひどい」というのもひどいかもしれません。

以下、ずいぶんいろいろ書いてしまいましたが(我ながらすごい長い……)、いつものごとく、あまりまとまっていません。「アメリカ人はボランティア精神旺盛」ということと「ボランティアで大きな組織は運営できない」という矛盾したことを言ってるようにも思いますが、まあブログってことで気にしないでください。

今回のDVDの遅れの原因は、IJAの掲示板や担当者からのメールを読んだ限りでは、たった1人、やると言ったことをやらない人間がいたからに他なりません。DVD複製業者がIJAの指示を間違って受け取ったという事務的ミスもあったようですが、それだけなら2週間程度の遅れに収まる話です。その後、遅れたのは発送担当者のところにDVDの大部分があり、これに対してIJAの元商品担当は「早く送ってよ」という電話をする以外に何もできなかったという状態のようです。

元商品担当の人は、長年献身的にボランティアをやって来た末に、担当を外れたいということを去年あたりから言っていたようです。ところが、次に担当をやろうというボランティアの引き受け手が見つからないようです。そんななかで、今回の発送を引き受けた人がいました。嫌々なのか、喜んで引き受けたのか、そのへんはわかりませんが、ともかく引き受けて、大量のDVDを引き取ったようです。そこで大量のDVDが止まったままになりました。いくらボランティアだからといっても、引き受けたことをほったらかしにした、この人はひどいと思います。

元商品担当は責任も感じるし、ぼくのような顧客と直接やりとりする関係で批判の矢面に立つしで、ずいぶんフラストレーションをためていたようです。それで、顧客から「DVDが届いてないんだけど」と言われるたびに、DVDを止めたままにしている人に電話をしていたようです。ところが、この人が次々と遅れる理由を口にしていました。出張で家を空けていただの、家族の誰かに健康上の問題があっただの、いろいろ言います。海外発送のぶんについては税関に提出する書類が山ほどあって大変だとも言いました(だったらアメリカ国内ぶんも遅れていたのは、なぜだ)。伝聞の伝聞なので、あまり言ってもしょうがないですが、いかにも言い訳っぽい話が続くので、ぼくは呆れまくっていました。電話のたびに「今週末こそ、ぜんぶやる」とか、できない約束だけは次々とする。いちばんひどいのは、元商品担当と電話している瞬間に、まさに発送中だと言ってたりしたことです。

結局、最後はこのDVDを止めていた人のところに何人かが直接足を運んでDVDの発送を手伝った模様です。「この何人か」というのは、ぼくと同じようなIJA会員です。単に、困っているみたいだから、やってあげるよといってやってくれただけのようです。ボランティアです。

ぼくの偏見かもしれませんが、アメリカ人は、こういうときに「よし自分たちでやろう」と協力しあう、とても良い気風をもっていると思います。ヨーロッパを飛び出して自分たちで民主的に社会を作り上げ、さまざまな移民を受け入れてきた国だけあって、上下や内外の分け隔てがあまりなく、全員に当事者意識があるというんでしょうか。日本だと上に対して文句を言うばかりで自分で動かない下とか、まだ自分は入ったばかりのお客様みたいなものだからと遠慮するようなところとか、ありますよね。遠慮するだけならいいですが、みんなが同じ立場で参加すべき参加型組織で、お客様意識で文句ばかり言うようなこともあるように感じています(ぼくもDVDの件でずいぶんIJAに文句を言いましたけど、それもお客様意識っぽいです)。日本には、何かというと「お上が悪い」「この組織は腐ってる」と行政や組織の悪口を言う「庶民」が多いですが、これって歴史的に支配階級と被支配階級があったからなんでしょうかね。

アメリカ人は、組織に昨日今日入ったような人でも「オレ、よくわかんないけど何かやりますよ」と平気で言います。それを聞くほうも「私だって2週間前にここに入ってまだよくわかってないのよ」とか、そういう感じです。

パーティーなんかでもそうです。遅刻する開催者など待たずに、気づいたら互いに見ず知らずの人たちが和気藹々と装飾の設営に加わっていたりします。そういう国民性があるように思います。

何をやるにも自己責任で本人の自由に任されていて、それでいて全員が当事者意識をもっています。なぜなら、自分の居心地をよくするのは自分の仕事だと思っているからです。「文句を言うなら何かしたら? するつもりがないなら、別にここにいなくていいんじゃない? 誰も頼んでるわけじゃないんだから」という文化です。だから、見ず知らずの人間同士がにわかに集まっても、うまくチームワークが働くという印象を受けます。ボランティア活動が盛んなのも、このへんに理由の1つがあるのかなと思っています。

日本人は長い時間一緒にいて親密になってからチームワークを発揮する感じですよね。どちらも一長一短でしょうけど、アメリカ型のにわかチームワークを見て、すがすがしく感じることがあります。今回のDVD発送追加ボランティアも、ちょっとそんな感じでした。あ、アメリカかぶれと思われると嫌なので念のために付け足しておきますが、全般的に言うと、ぼくはアメリカ人的なものより、日本人的なもののほうが好きです(笑)


話がそれましたが、DVDの話です。今回の大幅な発送の遅れのこともあって、IJAはオンラインストアを閉じてしまいました。もはや商品発送ができる体制にないという判断です。幸い、いまは再びオープン間近という状態のようです。発送担当は2箇所に分かれて、リスクを軽減させる対策をとったようです。なので、来年もDVDはちゃんと製作・販売されることでしょう。

オンラインストアを閉じる前後ごろからずっと議論が続いてます。ボランティアベースの組織運営をどうするべきか、誰が何をやるのか、会費を改定すべきかといったことが議題です。オープンな場でディスカッションをやっているのでIJAのサイトに行けば誰でも内容が読めるようになっています。

まずこれとこれをやるべきだという提言をした人もいました。リストアップされた項目は、どれもごもっともという感じでした。でも実際には、その人は提言をしたあとは、各項目について報告を待つ受け身でいました。で、誰も動かないことにビックリしていたりしました。ぼくはハタから見てて呆れました。そんなに簡単に人が動くと思ってるとしたら、それはちょっと思い違いじゃないかと。理事の1人は「提案したことについて、あなたが自身が関係者に電話をして話を進めないと進まないよ」というようなことを言ってました。そりゃそうです。

会員のほとんどの顔が見えている規模の団体であれば、「みんなのためにやろう」「オレも何かやろう」というボランティアベースの組織運営も何とかなるように思います。でも、IJAのように規模が大きくなると、そういう善意に基づいてだけ運営するのは無理じゃないかと、ぼくなんかは思うのでした。会ったことも、会うこともない人を相手に何かを無償でやるというのは、けっこう大変です。

相互に助け合うとか、できることをみんなで分業するというのは人間の本性ですから、互いの顔が見えている間はボランティアベースでいいと思います。でも、顔が見えなくなったら、お金を使うべきじゃないかと思います。

小さなグループでは心情的な貸し借り関係は各人の記憶だけで維持できます。「ああ、あの人は、あれをやってくれたなぁ。こんどはオレもやるか」という風にできます。でも、グループが大きくなると、もう誰が何をどれだけやって貢献したのか分からなくなり、たくさんやった人が感謝されず、何もしていない人がいつまでも何もしないという状態になります。現に、元商品担当がポジションを辞退してから、誰も「じゃあオレがやるよ」と名乗り出ませんでした。元商品担当は無償のボランティアで一生懸命やってきたのに、事情をよく知らないぼくのような人間からは、激しく文句を言われたりします。

こういう問題を解決するのがお金なんじゃないかと思います。どんな社会であってもお金だけは例外なく存在しています。その理由は、まさにここにあるんじゃないでしょうか。お金は、誰かに感謝したり、恩返しをしたり、誰かのために何かをやったり、そういうことを大規模に効率的にやるためのツールです。お金というツールが存在しなかったら、ふだんぼくらが使っている衣食住にまつわるほとんどの技術やサービスは成り立ちません。自給自足+物々交換では、想像もできないような、みじめな生活になるんじゃないかと思います。

いや、なので……。IJAの運営問題に話を戻すと、お金を導入するほどの規模じゃないという議論ならわかりますが、「いままでボランティアでやってこれたんだから、これからもそうすべき」という議論は、心情的には理解できますが、ちょっと見通しが甘いんじゃないかと思うのでした。たとえば発送担当者には、時間単位で報酬を出せばいいんじゃないかと思うのです。すると当然DVDか会費が高くなり、嫌だという人もいるかもしれません。でも、ボランティアの人件費はもともとタダだったわけじゃありません。人にタダで働けというのは理屈が通りません。「じゃあ代わりにオレが発送やるよ」という人が出てこないで困っていたのはなぜだったのかといえば、それはサービスの受け取り手の感謝の気持ちが感じられなくなってしまったからです。もっと露骨に言えば、受け取り手からの見返りがないからです。ボランティアにやりがいがあったのは、顔が見えて、感謝もされる仕事だったからではないかと思うのでした。

報酬をもらってやれば、仕事の担当者には責任感も出てくるでしょう。ここでお金が何をやってるかといえば、遠く離れた顔が見えない人同士の間で「これ、よろしくね」「よしわかった」「ありがとう」という一連のコミュニケーションの媒介です。報酬が安くて見合わなければ仕事をする人がいないでしょうし、DVDの価格が高ければ買う人がいなくなるでしょう。当たり前の話ですが、お金は「価格」という重要な情報も運びます。価格は仕事内容に対する「感謝度」です。お金は、感謝度というものを売り手と買い手の間でバランスして取り持ってくれている、とてもありがたい存在です。

いや……、お金という存在に反発する人たちが多いなぁと……。地域通貨とか自給自足に憧れるような人って、心情的には理解できますが、お金のもつ途方もない効用を忘れていませんかって……。「ボランティア」もそうです。響きは美しいですが、その結果が組織や仕事の行き詰まりだったんじゃ話になりません。規模が大きくなれば、ボランティア組織は必然的に非効率や行き詰まりを生むんじゃないでしょうか。いかにアメリカ人がボランティア好きだとしても……。うーん。

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2006年03月26日

ちば大道芸フェスティバル

ちば大道芸フェスティバルに行ってきました。森田君、矢部君、LABYさん、じぇ~むす今川さんあたりを見ました。ほか、スティルトのボールド山田さん、マイムのサンキュー手塚さんも、ちらっとだけ。

ちば大道芸フェスティバルは、2003年の10月から始まったもので、毎月第4日曜日にやっているそうです。年に1、2回は大規模なものをやり、今回もそのひとつなんだとか。今回は特に規模が大きく、12人(組)のパフォーマーを呼んだのは過去最大だったということです。

という話は、千葉大のジャグリングサークル「ポッサム」の4年生、くったんさん(今瀬さんでしたっけ)にうかがいました。ポッサムは、当日の会場スタッフやパフォーマー手配といったことでフェスティバルに運営協力をしているそうです。

ぜんぜんジャグリングに興味を示さない妻が、実演・体験販売のテント脇で、いきなりディアボロをやってみたいと言い出しました。見れば、けっこう回っているので、ぼくもあわててディアボロをやってみました。ぼくはジャグリングを始めて2年ですが、1秒もディアボロをやったことがありません。ホントに初体験でした。で、前後に傾きはじめるとどうしていいかよく分からなくなってしまうものの、意外にも回るだけは回るので「あ、腐ってもジャグラーじゃん、オレって?」と得意気に思っていたら、隣で小さな子どもがブンブン回してショックを受けました。なんだ、やっぱり初めてでも簡単なのか……。

体育館での練習では見たことのある森田君ですが、ルーチンとかパフォーマンスを見たのは初めてです。なので、やや前衛サーカス的というのでしょうか、アートっぽい身体の動きをするのが意外に感じられました。動きがキレイ……、ですが、ぼくはキレイさより激しさを見たい“ジャグラー”なので、練習中の森田君のほうが好きかもなと思ったりしました。強い風が吹くなか、7個まで投げていました。

矢部君は生で見たのは初めてですが、ディアボロの演技は本当にさすがです。スピード、高さ、バリエーション、安定感とどれを取っても、堂々とした一流パフォーマーという感じでした。ふつうにデビステをやったら、ネタっぽいシガボをやったり、あるいはアクロバティックなバク転なんかもあって、「へぇ、そんなこともするんだ」というのが驚きでした。大道芸ともなると、みんな一通りやるんですね。

千葉大2年生(かな? 今度3年生といったのかな?)のLabyさん(大野さんだっけか)は、本格的な大道芸は今日が初めてだったそうです。とてもそうは思えない、こなれた芸のつなぎ方でした。高いハシゴに乗って3クラブをやったり、シガボの定番、ディアではエレベーターをやったりして一般ウケを外さない一方、ボールでは結構マニアックでテクニカルなことを難なくやっていました。3ボールのマニアック系(というほどマニアでもないか)、4、5ボールのサイトスワップ系、6個のハーフシャワー、7個のカスケードという感じ。

じぇ~むす今川さんは、パントマイムを使ったコメディーショーでした。運動会の様子を、ひとりで演じていました。今日みた大道芸のなかでは、もっとも「芸人」という言葉が似合う感じ。表情の作り方、笑わせ方、ネタの作り込みに、キャリアを感じます。安心して笑える内容でした。

それにしても千葉は遠かったです……。もうちょい近いものだと思っていました。帰りは、そごうの物産展で、宮城名物の「ずんだもち」「さんまの寿司」「萩の月」なんかを買って帰りました。

chiba1.jpg 千葉駅から5分ほど歩いたところにある中央公園がメイン会場。食べ物やフリーマーケットのお店もチラホラ。
chiba2.jpg 体験コーナーで夢中で投げるおこさま。口が開いちゃってかわいい(笑)
chiba3.jpg ポッサムメンバーがナランハの販売代行。バルーンが結構売れていたような。
chiba4.jpg ポッサムメンバーが演技指導。ディアボロは小さい子に人気。
chiba5.jpg 自分でやるジャグリングにほとんど興味を示さない妻が、突如としてディア!
chiba6.jpg ぼくもジャグ歴2年にして、初めてのディアボロ。
chiba7.jpg ディアボロもやっちゃう森田君。ていうか、うまいし。
chiba8.jpg 風がきつくて、ややつらそうだったものの7個もばっちり。3ボール1アップトリプルピルエットとか、激しいのもやってました。
chiba9.jpg Labyさんは5クラブも余裕。シガーもディアもソツないし、ジャグリングを始めて2年程度で、よくもまあ何でもこなせるものです。すごい。
chiba10.jpg Labyさんの3ボール。シャッフルもめっちゃきれい。オレンジのボールがトレードマーク。5ボールではディーツっぽい2段階180+180ピルエットもやっていました。すごっ!
chiba11.jpg カメラを構えると、ニカッと笑ってピースサイン。ハシゴに乗ってても愛想良く客サービス。手慣れたものだと思ったけど、今日が大道芸は本格デビューだったんだとか。
chiba12.jpg 矢部君、スピニングボールもすごい。10センチぐらいのステージボールを指で回していました。で、こんないかにも大道芸な感じの芸もやっちゃってたりしていました。
chiba.mp4 くったんさんのディアボロ模範演技(笑)。「いつも日記みてますよ、あ、でも、これアップしないでくださいね」「え、ダメですか?」「いやいいです」。というので、アップしてみました。今年のJJFも出場予定だそうです。

投稿者 ken : 21:59 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月25日

マルチシャワー

代々木公園へ。サクラは来週か、再来週か。まだ少し肌寒い。一分咲きのサクラがチラホラある程度。今日はポイ、スタッフ人口高し。いつも新宿ナイアガラで投げているシガるさんが、今日はイベントで新宿中央公園に入る余地なしとかで代々木に来ていた。

今日はやや遅い時間にひょっこりカレー君が来た。クラブや3ボールを熱心に練習しているらしい。ロシアンとビーンバッグの間で揺れてるらしい。でも、ロシアンでの高いシャワーはやっぱりラクだと言っていた。で、7個を平然と投げたり、4個の激しい……、激しい……、何かをやっていた。ブログに書くとまずそうな、ジャグリング関連情報をいろいろと教えてもらった。

Yoshiakiくんに4シャワーのマルチプレックス、[75]121を教えてもらった。あんまりマルチプレックスは興味がないほうだけど、単発じゃなくて連続でキレイに続けるといい感じ。ピルエットも含めて応用がいろいろあるらしい。3シャワーなら[53]121、5シャワーなら[97]121、6シャワーなら[b9]121と単純に拡張できる。似たようなパターンとして3個のマルチなら[753]121[22]1、[975]121[22]1、[b97]121[22]1というのもできるらしい。やや系統が異なるものとして、[53][11]というのもあるらしいけど、[11]なんて可能なのか……。あるいは、[64]14、[74]1とか。

75-121.gifこれが[75]121のマルチ4シャワー。

マルチプレックスをいくつか覚えておくと、失敗スローで2個が同時に落ちてきたときに、自然とジャグリングを続けることができていいのかなと、ふと思った。毛嫌いしないで、マルチもいろいろやってみるかなぁ。

「それだけできるなら、きっとできますよ」というので、5ボールのハイローシャワーを試してみた。{91}{b171}{91}だけど、単発でb171を混ぜるよりも、b171を続けるほうが、むしろ簡単らしい。

5shower-hilo.gifこれが5ボールハイローシャワー。

こういう高いスローのトリックは、シミュレーターよりも実物を見てまねるほうがずっと簡単だと思う。というのは、特に慣れないうちはサイトスワップは均等なリズムで投げることは、むしろマレで、それぞれのサイトスワップには、投げやすい独特のリズムと高さというのがある。いろいろな解があり得るけど、多くの人は試行錯誤の結果、ある特定のリズムに落ち着くようだ。本来、サイトスワップは均等なビート(タン・タン・タン・タン・タン……)を想定しているけど、たとえば741なら「タタ・タン、タタ・タン、タタ・タン」と投げている人が多いし、9151は9と5の間隔を狭くして「タタッ、タタッ、タタッ」と投げたほうが、9を低く抑えられてラク。

でも、5ボールハイローシャワーは、何となくイメージが湧いたかなという程度で今日はオシマイ。Yoshiakiくんはといえば、b17131の5ボール版、f1b17131を投げて何度か成功させていた。ビックリして、「それ、fじゃない?」といったら、「えっ、fですか?」と投げている本人のほうが驚いたらしい。ただ、fは高いには高いけど理論値よりはずっと低くても大丈夫、というところがミソなんだろうと思う。リズムのマジック。いや、とは言えむずいよ、fって15カスケードの高さだ……。

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2006年03月24日

ガットーが7リングで15分5秒の世界新

5分32秒というそれまでの世界記録を塗り替えて、アンソニー・ガットーが7リングで15分5秒の世界記録を打ち立てたようです。途中で1歩も足を動かさなかったし、最後には5アップピルエットも決めて終わらせたということで、まだまだその気なら続けることができた感じです。ガットー自身はヘッドバウンスをした状態でも記録が出せたんじゃないかと言ってます。投げている間、300人ほどの観衆は静かに見守っていて、最後はスタンディングオベーションだったといいます。記録が出るまでは静かにすばらしい。投げていたそうですが、記録を過ぎてからはジョークを言いつつ投げていたんだとか……。ガットーは本当にトップジャグラーの間でも別格ですね。

それまでの記録が5分程度であったことや、7ボールの記録が10分程度であることを考えると、すさまじいです。

今回の模様は、準備やら打ち合わせ段階の映像も含めて30~40分にまとめてDVDにするそうです。

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2006年03月23日

XJuggling

「これは未来のジャグリングの1ジャンルだ! きっと人気種目になる!」

xjuggling.jpg

ぼくはそう直観して、「うぉぉぉ!」と嬉しくなったのですが、今年のポートランドのIJAでは「The Extreme Juggling Competition」というコンテストが新たに付け加わるようです。ちょっとよく調べてないからわかりませんが、名前からして故ショーン・マッキニーを記念したものじゃないかと思います。限界に挑戦し続ける、エクストリーム(極致)なジャグリングのコンテストです。

洗練されたルーチンのこととか、ドロップのこととか、そんなの全部忘れていいんだ、これは完成度を競うものじゃない。たった1度、何度失敗してもいいからたった1度だけトリックを成功させて会場を沸かせてみてくれよ。

それがXJugglingの企画主旨だそうです。

与えられた20秒×3回の間に成功させた技のなかで、いちばんいいものだけが評価対象となります。それ以外は何も関係なし。決まるまで同じ技を繰り返してもいいし、いろいろやってもいいそうです。難易度、独創性、スタイル、会場の沸き具合がそれぞれ評価ポイントとなります。

簡単に言えば、一発芸コンテストですね。ただ、笑いを狙うような一発芸ではなくて、ともかく、誰も見たことのないような、そして誰もステージではできないような難易度の高い技のショーケースです。IJAはパフォーマンスアートのジャグリング、WJFがスポーツジャグリングだとすると、これは“ロックスター”ジャグリングだと、FAQに書かれています。会場が、1人のスターに対して一斉にその快挙に喝采を送る。

スケボーやBMXに見られるような、「反抗」「危険さ」「エッジなこと」「セックス」といった若者文化、ストリート文化的なものがジャグリングにあってもいいだろうということを、企画者の2人が書いています。スケボーの世界には、「エッジな演技」だけを競い合うような競技があって、とても人気を博しているそうです。そういう競技会があったからこそ、目をみはるような高度な技を、観衆は見ることができたと紹介しています。

余裕でできる技って簡単に見えるんですよね。どんなにスゴイことでも。特に非ジャグラーにとっては、ほとんどは「まあ、おもしろいね」ぐらいになってしまう。だから、テクニックを磨きに磨いた人たちが、自分の実力ギリギリのところで、何度かチャレンジした後に成功させるようなトリックをやる意義はあります。ジャグラーばかりか、非ジャグラーも大いに湧かせるように思います。

企画者の2人は、DJや裏方で協力できるボランティアを募っています。JUGGLEにも関連記事があったりするのですが、口調が情熱的です。この2人はアツい。ジャグリング界が、そして何より非ジャグリング界が、どのぐらい反応するのかわかりませんが、ぼくは大いにコーフンしてしまいました。いまネット上で動画クリップを公開しているような新世代ジャグラーたちも、「オレの時代が来る!」と思ってるかもしれません。ルーチンとか非ジャグラーに見せるとか、パフォーマンスするとか、そんなのには興味がない、ただただ誰にもできない難しい技を決めたいんだというような、そういうジャグラーにも、これで少しは日が当たるかもしれません。

もちろん参加者のエントリーが始まっています。コンテストは、ボール、クラブ、リングで、それぞれ3~8個と個数別に行なわれるようです。シガボやディアはリストに見あたりません。

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741がかすかに

3シャワーのハイローロー(913131)で8→32連続。素早い31が上手くなったし、9もふらつきが減った。913131はb17131の基礎練っぽい感じがある。でも、あまり31を速くやりすぎると、(2x,2x)になってしまう……。ハイトス→(2x,2x)は、2xが6回までできるようになった。やっぱりこれは上達のいい指標だ。

3シャワー3アップピルエットが4→5回連続。同じ個数だと、シャワーのほうが難しい(当たり前)。3シャワー3アップは4シャワー3アップと感触が似ているから、これは4シャワーピルエット系の基礎練だ。

できる気がしなかった741連続をやってみたら、8連続ほど続いた。コールドスタートしかできない。(6x,4)*に似ているような。パターンの崩れ方が……。7が徐々に手間に迫り、4が徐々に高くなって崩壊する。


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2006年03月22日

クラブの感触

朝早起きしたので、ちょっと練習。暖かくて、今日は風もない。最高の天気。

ボールに比べると練習は少ないけど、ここ2週間ほどは、これまで存在すら忘れかけていたクラブを触っている。で、3クラブカスケードのダブルで150→170→230キャッチ、右手の2in1で43→70キャッチと伸びた。2in1でクラブをリリースする直前に手の中で方向を変える感じが、急にわかった。

カスケードの癖もあってか、右手の場合、クラブのヘッドがついつい左前方を向いてしまう。これだとキャッチがきわめて不自然になる。この問題の解決は、当たり前だけどクラブのヘッドが右前方に向くように投げること。そのためにノブのアングルがどうあるべきかを考えて、その、あるべきアングルに強引に直すようにしたら、軌道が安定した。最初は無理矢理な解決かと思ったけど、すぐに自然に感じられるようになって、むしろ力が不要らしいことがわかった。言葉では説明できないけど、手のひらに、独特の圧迫感が感じられるときは、正しく投げられる。

2in1がまだ全然だめなので、やっぱり4クラブファウンテンの練習は時期尚早かなと思うようになった。

4ボールシャワーで247→377キャッチ。最後のほうは、やっぱり体力の限界でホワイトアウト気味。5ボールで久しぶりに400越え。400を越えたとたんにモ・チョイデの悪魔が……。

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2006年03月19日

モ・チョイデの悪魔

天才アンソニー・ガットーが気になることを言ってます。最近毎日のように9ボールカスケードを練習していて、だいたい200キャッチは問題ないそうです。ところが、自己記録(ガットーの自己記録とは、そのまま非公認世界記録です。公認世界記録は去年ガットーが打ち立てた250キャッチ)の340キャッチに近づくと、「あの声」を聞くそうです。

ジャグリングをやってる人なら、みんな、ああ、あれねと思うでしょうか。「あっ、100キャッチ行きそう!」とか「あっ、記録が出そう!」と思うと、まもなくパターンが崩れて落としたりしますよね。そんなときに聞こえてくる、あの声です。「も、もちつけー! こ、こころを静かに、た、たもてーっ!」と聞こえてきますよね。そんなこと考えなければ、ひょっとしたらすんなり記録も出たかもしれないのに、ヘタに「そうだ、その調子でパターンが広がらないように……焦るな、焦るな」などと意識すると、とたんにパターンが崩れます。

アンソニー・ガットーも、まったく同じことを言っています。

(9ボールを)投げているとき、頭のなかはまったく空っぽ、キャッチ数を数えているだけなんだよ。記録に近づいてくるまで記録のこととか一切考えないんだけど、「もうすぐだ!」という、ろくでもない考えがちょっと頭に浮かんで……。それで、自分のなかの悪ジャグラーが顔を出してきて言うんだ、……パターンを狭く抑えてボールを低めにしたほうが、たぶんいい。少しでも何かを変えたら……、地面にボールが真っ逆さま。

200キャッチは割と問題なく出て300キャッチを越えるとドキドキするってことは、ぼくの5ボールとガットーの9ボールのキャッチ数とドキドキ感は、ぴったり同じぐらいです! 4個差! ちなみにガットーは9ボール7アップは「まだだね」と最近言ってたので、ぼくの「5ボール3アップはまだだね」とぴったり同じ! うーん、4個差! 4個差だよ!

どこで練習してるのか知りませんが、ガットーは5~6平方フィート(=0.5平米で、1辺が約70センチ)の場所で9ボールを投げてたりするそうです。で、記録が出そうなときに限って背後に階段が迫ってきて「もう後ろはないぞ、ちょっとパターンを前に出さないとヤバい」とか思うそうです。世界記録が出るかもしれないっていうのに、そんな狭いところでやるなよと思いません? (笑)

この「もうチョイ!」と心の中で叫ぶ悪魔を、これから「モ・チョイデの悪魔」と呼ぶことにしました。

モ・チョイデの悪魔と戦う方法について、ガットーはこれといって何も処方箋を用意してくれていません。ぼくも、これについては何も解決がないと思います。あるのは練習のみ。ただ、ひとつ言えるのはいったん壁をやぶると、このモ・チョイデの悪魔はその壁から戦線をぐっと引き下げるようです。たとえば今日203キャッチを出して200キャッチの壁を1度でも超えると、180ぐらいではモ・チョイデの悪魔が出てこなくなります。なので、ぼくは「ねばれるだけ、ねばるべき」というのが持論です。パターンが崩れようが甲斐性だろうが、ともかく何がなんでも、その最後の1キャッチはつかむべきです。それで100キャッチが出るか、クリーンに90キャッチで終わるかでは、ぜんぜん次からの心理的な余裕が違ってきます。


そうそう、3月22日にドイツのシュツッツガルトで、ガットーは7リングの世界記録(自己記録)チャレンジをやるそうです。いまの記録は5分22秒だそうですが、よほど観客が飽き飽きしない限りは世界記録を出すつもりだという話です。

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2006年03月18日

ぐちゃぐちゃでもいつかは

代々木公園へ。今日はクラブジャグラーが3、4人ほど。いつもコンタクトやってる人が集まって何やらクラブ談義をしていたらしい。初対面のウダガワさんという髪の長いクラブジャグラーが、超パフォーマータイプだったようで、肩の位置が0.1ミリずれたら云々かんぬんという話が聞こえてきた。ホビージャグラータイプのぼくは0.1ミリの世界は興味ゼロ。やっぱり練習方法に対する信念には2つの方向性がありますよね。

身体の微妙な動き、美しい動きの談義をしているクラブジャグラーを遠巻きに見ながら、ひたすらグチャグチャの4クラブファウンテン。指が痛い。腕が痛い。ツメが割れる。左手が気づくとヘッド側を握っている。けど、気にしない。落としても落としても、ほとんど何も考えずにドンドン投げる。姿勢もあんまり気にしないし、「フラッシュだけキレイに投げて止めよう」なんてことも思わない。ともかく、のべ回数を最大にすることを考えてドンドン投げる。それが最善の上達方法だと信じています。ヘタに考えながら100投投げるより、無心で1000投投げた方が、たぶんいいと思っています。これは信念です。

「何も考えずに投げる」とは言っても、当然なにかしらは考えて投げています。「どうも左手の2投目の回転が速すぎる。何でそうなるんだ?」とか「なんで広がるんだ? そっか、シンクロで2本そろえて投げたときの軌道に沿うように投げなきゃいけないから、もともと最初の2投の幅が広すぎるのか」とか、そういうことは常時、考えています。空間上に軌道をイメージして、それに沿うように投げたりも、もちろんしています。ただただ投げまくってるようなときでも、手首、肘、膝の動きの不自然さに対して、「どうして無理な力が入るんだろうか」というようなことは考えています。

言語的な思考だけじゃなくて、もっと感覚的な思考が頭の片隅で進行しているなという実感もあります。そして、その感覚的な思考の1つが奏功して、パターンがピタッとハマることがあります。こういう感覚をジャグラーは「あ、なんかわかったかも!」と表現しますよね。でも、分かった<何か>は言葉では説明が難しかったり、面倒だったりします。あるいは、「まっすぐ投げればいいのか!」というように、あまりにも当たり前のことだったりもします。言語で説明しずらいような<何か>を捕まえるのは身体の仕事だろうと思います。ある程度は前もって「こうあるべき」「こうなるはず」「あのパターンのとき、こうだったから、これはこうなるはず」というのは考えるべきとは思いますが、それはそれとして後は投げるだけ。そこから先は投げまくる。「何でできないんだろう?」の答えは、十中八九、「練習不足」にしかありません。

ぼくはそういう発想なので、パフォーマータイプの人とは話がすれ違い気味です。

「いやー、クラブなかなか上手くならなくて」
「どうすれば上手くなるか分かりますか?」
「いやー、練習していないから上手くならなくて当たり前なんですけどね」
「うまくいかない理由を考えればいいんですよ」
「いや、そうじゃなくて、練習してないから……。練習すれば上手くなりますよ」
「(笑)、そんな甘いもんじゃないですよ」
「でも、やったぶんは上手くなってますよ」

完全にすれ違っています(笑) まあ、「オレはオレの信じる道を行くから、おまえはおまえの信じる道を進め。グッド・ラック!」ってことだと思うんですけどね。

投稿者 ken : 23:43 | コメント (7) | トラックバック

2006年03月17日

アクセス数、カレー君効果で倍増?

NHKでカレー君のジャグリングが放映された3月6日の月曜日、いきなりアクセス数がズガンと上がって、それ以来、いつもの倍近いアクセスが続いているような気がします。あまり詳しくログを取ってないので分からないのですが、サイト全体で1日5000ヒットぐらいなのが、6日だけ、いきなり1万ヒットを突破しています。その日はデータの転送量も500MB弱と、ふだんの3倍から4倍はあったようです。テレビを見て「ジャグリング」を検索した人が、いろいろ動画を見たのかなと思います。

あ、1日1万ヒットとか書くとすごそうですが、あくまでもサイト全体ですし、個別の画像やCSSファイルもカウントされているような気がします(よくわかってない)。古い日記にもいろいろ検索されやすそうなキーワードがあって、そういうので飛んでくる人がいっぱいいます。ぼくの古い日記の人気の検索キーワード(笑)は、「后舎男生、she bangs、三田スケート、石灰沈着性腱板炎、おむつフェチ、原爆の作り方」あたりです。おむつフェチとか原爆の作り方あたりは長いこと人気です。しかし、本気で原爆の作り方がわかると思って検索してるんでしょうかね……。「材料さえあれば高校生でも原爆は作れる」というのは都市伝説のひとつです。原理は簡単ですが、作れっこありません。「地球の壊し方(How to destroy the Earth:Geocide)」という英語で書かれたおもしろいサイトがありますが、そっちのほうが、よっぽどタメになりそうです。

ジャグリング練習日記のインデックスページは、1日400ヒットぐらいです。徐々に徐々に増えているような気もします。しんげんもちくんのJJF2005の動画は、海外からのアクセスで毎日たくさん見られています。

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食はジャグにあり

早起きしたのでクラブを投げました。クラブは風に弱いなーと思いましたが、そうじゃなくて風が強すぎただけのようです。今日の東京は、大の男がまっすぐ歩けないほどの風です。地下鉄のダイヤも乱れています……、って、なんで地下を走る列車のダイヤが風で乱れるんだと思う人もいるかもしれませんが、東京の地下鉄は何と地上を走っているのです。一部の区間だけですけど。まあ、それは東京に限らず、どこでも同じですけどね。

土曜日は午後に代々木公園に行きます。夜、友だちにリブステーキをごちそうしてもらう約束をしているので、動きまくって思い切り腹を空かせようと思ってます。ふひひ、あさましい。

ジャグリングをやってる楽しみの2割ぐらいは、おいしく、たくさんご飯を食べられることにあります。男も30代なかばになると(早熟な人は20代で)、みんなブクブク太ってくるか、そうでなければ食が細ってくるものですが、ぼくはいまだにズボンのウェストは高校生のときと同じサイズだし、伸び盛りの中学生のように食いますよ。カツ丼はソバとセットだし、サーロインステーキも280グラムで、まだもの足りません。うーん……、中学のときのほうが食ってたかな、さすがに。

とはいっても、ジャグリングより、水泳をやってた3年前のほうが食欲は激しいです。泳ぎまくっていた時期は、ハンバーグを余裕で1ポンド(約450グラム)食ってました。2003年7月に泳ぎまくっていたころの日記を見ると、2時間で6kmとか泳いでるし……。いまは肩の痛みが怖くてクロールどころじゃないですが。

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2006年03月16日

目指せゴールデンキャップマン

体調は不良、ジャグリングは好調……。

5ボールシャワーが51→55キャッチ。すさまじい風でボールすら流されるなか、よく続きました。タイミングをちょっとだけ変更して、ビミョーに右手のスローを遅らせるといい感じ。また少し軌道が落ち着きました。目指せゴールデンキャップマン!

3ボール3アップピルエットが13→27連続。上半期の目標をまたひとつ達成。3クラブ2アップも1→3連続と、なんかいい感じ。3クラブ3アップも、かなり惜しい感じ。

思い出したようにやってみてもなかなか続かなかった3クラブでの1アップ2アップ(ダブル)で10→25キャッチと、急に続くようになりました。2本のクラブがそろってクルクル回転するさまを見ていると、少しだけ自分がジャグラーになったような気分になってくるのでした……。むはー。

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ステファンの3ボール即興

動画情報です。

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2006年03月14日

5ボール3アップ無理っぽい

もう100回ぐらいは試したと思うのですが、5ボール3アップが全然できません。久しぶりに動画をとって動きを見てみましたが、やっぱりまだ基礎力が足りていないようです。

5b3up20060314.mov(QuickTime、約3MB)。5ボール3アップピルエットの練習風景。1度も成功していません。ボールがバラバラ。

今日ははじめて5シャワーが51キャッチと50を超えました。相変わらず前に歩いてしまうし、軌道も前後(プラス左右、プラス上下)に乱れがちですが、徐々にボールがそろい始めているような、そうでもないような……。4シャワー系がちょっと上手くなって、4シャワー4アップが成功する日も遠くない気がしてきました。

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クリス・ブリス対ジェーソン・ガーフィールド

ジェーソン・ガーフィールドがやってくれました! クリス・ブリスを巡る大混乱に対してガツーンと一発、すさまじいルーチン映像を公開しました。いまネットのジャグ界は、この2人を巡って話題が沸騰しています。

まず、何はともあれ、クリス・ブリスの3ボールルーチンからご覧あれ。

クリス・ブリスのこのルーチンは、ヤフーやMSNといった有名サイトで紹介されたようで、そのために非ジャグラーが「この人スゴイ!」といった感想を多く漏らしたようです。まあ、当然の反応と思います。

クリス・ブリスというジャグラーが非ジャグラーの間で話題になっているらしいことが、ジャグラーの耳に入りはじめました。「このジャグラーすごいね!」といってクリス・ブリスの映像のURLをメールでえもらったジャグラーが多かったようです。

ところが、クリス・ブリスのルーチンは技だけをみれば、特別に難しいところはありません。だから、「こんなのは“すごい”ジャグリングじゃないんだよ! ディーツを見ろ! ガットーを見ろ!」と怒り出すジャグラーがたくさん出てきました。「ウンコだ」「つまんなくて死にそうだった」「ボールと必死で戦ってるように見えるね。で、クリスは負けてるように見えるんだけど」「なんだあの表情は?」というように、さんざんけなされています。

リンゴを食べたりトーチを投げるのを非難するジェーソン的な反応をした人が多いわけです。

さて、そうこうしているうちに真打ちのジェーソンが登場しました。たぶん準備してたんですね。「クリス・ブリスのジャグリング技術はウンコだ」とジェーソンが激しく怒って、長い文章と、入念に作り込まれたパロディールーチンを作って映像を公開しました。

BlissDiss2.mov(QuickTime、40MB)。これがジェーソンによるクリス・ブリスのパロディー・ルーチンです。

2つの映像を画面に並べて同時に再生すればわかりますが、まったく同じタイミングで同じような技をやっています。ただし、ジェーソンはすべて5個です。この技術力と技の開発力は、すごいです。狂ったようなクローキャッチが笑えます。

ぼく自身はクリス・ブリスが気に入りましたし、そのことを2度ほど公言していますが、「クリスブリスいいじゃん」と言うのに、ちょっとプレッシャーを感じます(笑) クリスはクリスでいいんじゃないかと言ってるのは、本当に少数です。あまりにみんなが「クリスのジャグリングはウンコだ」というので、その反対意見を言うと自分が間抜けに見えるんじゃないかと心配してのことなんでしょうか。

この話題を振られたガットーは、ジェーソンのビデオを見ても「自分のジャグリングは何も変わらない」ことを理由に見ようともしません。ガットーは、一切「この人」とはかかわらないことにしたと言っていて、ジェーソンのことを名前で呼ぶことすらしません。誰かを笑いものにして、それをダシにして目立とうというんじゃなくて、それだけの技術があるならジェーソンも自分のジャグリングをやるべきじゃないかという意味のことを言っています。ぼくも同感です。オレはほかの人を尊敬することができる人間だけを尊敬するねということもガットーが言っていましたが、これにもまったく同感です。自分と方向性や感性が違っても、そのことだけで他人の批判をするのは、不当じゃないかと思います。ぼくもついついやってしまいがちなんですけどね……。「これは好みじゃないなぁ」と思ったときに一番いいのは、どこか褒めるところを見つけて、それを当事者や周囲に伝えることで、次にいいのは静かに黙っていることです。毒舌で他人をけなしまくって、それでなお周囲から愛されるタイプの人もいますが(ジェーソンもそうかも)、それはその人に天性の才能があるのであって、毒舌というのはヘタに真似すると、当事者だけでなく、それを聞いている周囲の全員に嫌われるだけです。

ダン・ホルツマンやルーク・バラージも、いいことを言ってます。この人たちはたぶんクリスのジャグリングなんてどうでもいいと思ったことでしょう。でも、そうはヒトコトも言ってません。その代わりに、もっと違う、生産的な提言をしています。が、今日は時間がないので、2人の意見は、また後で書き足して紹介します。あ、ジェーソンの長い長い怒りの文章についても。

クリス(好き/嫌い)のアンケートを採ってみたいですね。もうすでに、いろいろと意見を紹介してしまったし、ぼくがクリス擁護的なことを書いてしまったので、だいぶバイアスがかかってしまうでしょうけど。

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2006年03月13日

初まめぞう

今日は初めて、まめぞうの練習に参加しました。というか、平日にジャグリングサークルの練習に参加するのは初めてです。平日はいつも仕事が遅いので(仕事のスタートも遅いです、人様に言えないぐらいに)、サークル参加などとても無理って感じなのですが、ケータさんとすれ違いだったので、どうせならこの機会にと思って、サークル訪問もかねて早めに仕事を切り上げてみました。

体育館に着いたのは練習終了の1時間前でした。どこから学校内に入るのかわからなかったので、校庭の塀を乗り越えて忍び込んだのはナイショです。

まめぞうって、いつも20人とかそのぐらい人がいるサークルかと思ってたんですが、そうでもないようでした。今日はレギュラーでは、みさおちゃん(?)、ゆーたさん&ともこさん、うっちゃんこと内村さん、それから、えーとお名前がわかりませんが、クラブを投げる人と5ボールを投げる人、とか、あと、えーと「師匠」の人とか。あれ?

ゲストっぽいところでは、ケータさん、じゃぐてっくの野山さん、マラバリ(?)の中学生山本くん、それにぼくという感じ。

うっちゃんが5クラブバッククロスを投げててビビりました。「5クラブバッククロスの6キャッチは、5クラブの1800キャッチより全然むずかしいですよ」と言ってたのが印象的です。まったく想像がつきません。

ケータさんは、動画でもキレイに投げていますが、実際うまい人でした。たぶんジャグ歴はぼくと同じぐらいか短いかぐらいですが、ぼくなんかよりずっと先を行ってる感じで、5ボール5アップもいい感じでした。5ボールのエンデュアランス3本先取り勝負では、「平均100キャッチいかないかも」といいつつ、余裕で毎回1分を超えている感じでした。うむー、ぼくはまったく相手になりませんでしたよ。

練習後、野方駅近くの居酒屋でビールなど飲みつつジャグリング談義。ショーン、ジェイ、ディーツあたりの話で盛り上がったりしていました。やー、楽しかった。みなさま、遅くまでお疲れ様でした。

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2006年03月12日

5ボール的サイトスワップ

行けない宣言をしてたのに、予定を変更して代々木公園へ。米屋さんが、カップをもっていらしてました。6カップで(8,8)(4,4)的な技をやってました。いや、違うか、ペンギンフィニッシュか。うーん、見慣れてないとよくわかりませんが、なんかまた技が増えていたような……。ポイ、コンタクト系の人、その他もたくさん来てました。が、例によって、ぼくはどうもトス系の人と投げてばっかりで、挨拶もせずに延々と投げてる感じです。うーん、失礼なヤツだ(笑) みんな順々に帰って行き(米屋さんもいつの間にか帰ってたんですね、ご挨拶もなく失礼しました)、日が暮れてもそれでもまだ投げていたりして、いつも最後までやってます。今日も最後は2人になるまで投げてました。うーん……。最後は「ボールが見えないねー」とかいいながら。季節による日没時間の変化に敏感だなんて、まるで子どもの頃のようです。もう日が暮れちゃうのと残念に思う気持ちも子どもの頃のようです。

今日は宮城からケータさんが来ていると思ったのですが、ナランハにでも行ったのか、会えなくて残念。ひそかに4ミルズを教えてもらおうと思っていたのですが……。いや、4ミルズ、もう誰に教わってもまったくできる気がしません。分からなすぎてダメダメです。まあ、いつか自分で「やるぞ」と気合いを入れて分かるまでやるしかないんでしょうけどね……。

同じくケータさんが来ていると思ってやってきたという中2の山本くんと、今日は延々と投げてました。山本くんは5ボール3アップの成功率があがってきたところのようで、ぼくも負けじと3アップを何度も試しましたが、うーん、まだダメです。

エンデュアランス3本先取り勝負では、ぼくが勝ちましたが、2人ともそれぞれ1回ずつ30キャッチぐらいで落としたり、まだまだ練習が必要なようです。

山本くんが744を連続で投げるのに刺激されて、ぼくもやってみたら、初めて744単発をカスケードに挟むことができました。うはっ、ついに5ボールのサイトスワップ、うれしいです。4ボールのサイトスワップもかすかに上達していて、642が続くようになったり、633が8連続できたり。

暗くなってから始めた4クラブで11キャッチと、ようやくジャグル達成。3クラブのチョップも、かすかにできてきたし、なんだかクラブが楽しいです。

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2006年03月10日

2つの練習法

スティーブ・ミルズのジャグ人生初期の話に驚きました。ジャグリングを始めて7ヵ月で7個をクオリファイ、9ヵ月で9個をフラッシュ。問題は、9個フラッシュした後にミルズメスを考案したのか、それともやっぱり9個よりミルズメスが先なのか……。

ともあれ、その9個フラッシュ直後に、5メートル近い高さの一輪車から落ちて足をケガ。それから数年は歩くのも難儀だったそうな。それでジャグリングを中断。そんなこんなでスティーブ・ミルズは、もう34年ほどジャグリングをやってるようですね。で、7個の最高は137キャッチぐらいだとか。うーん、すごい。いや、このぐらいになってくると何がすごいかよくわかりませんが。

自分が若いころに7個ができた人というのは、イグナトフぐらいだったとも、スティーブ・ミルズは言っています。今とはぜんぜん違いますね。なんででしょうね。

この話は「7個を安定させるのにいい練習は?」というところで始まったものですが、あのリング界の貴公子(嘘)Norbiが、ちょっとおもしろいことを言いました。ともかくフラッシュ練習することが大事で、2週間ずっとフラッシュだけやれというアドバイスに対して、「そんなことだから、今までみんなすっげぇ時間かかってたんだよ!」と言い放ちました。Norbiの意見を要約すると、ちゃっちゃかやれば勝手に伸びるってことだと思うんですが、これ、ぼく的にはちょっとアグリーかも、です。

多少の乱れは気にせず、キャッチ数を増やしていくタイプを“ホビイスト・タイプ”、きっちりキレイに投げられるようになるまでキャッチ数を制限して、x回連続でnキャッチができてから始めてn+1キャッチに挑戦するタイプを“パフォーマータイプ”と呼ぶという分類がありますが(IJDbにあった誰かのコラムで読みました)、ぼくやNorbiの発想は、ホビイスト・タイプです。で、このタイプの人はパフォーマータイプの人の練習をみて、「フラッシュしか練習しないから、いつまでもフラッシュ+αしかできないんじゃない?」と思ったりします、たぶん。でも、たぶん、どっちのタイプの練習方法でも、そんなに成果は変わらないんじゃないかとも思うんですよね。わかりません。

3ボールカスケードができない人を100人ぐらい集めて、毎日30分、2つの異なる練習方法でトレーニングして、どっちが2週間後により多くのキャッチ数を出せるか、また軌道の安定感はどうかといったことをデータとして取れば、多少は何かがわかるかもしれません。誰かやりませんかね……。あり得るとしたら、大学のジャグリングサークルの新入生を対象にした実験でしょうか。もし練習法によって有意な差が認められるなら、それは実験対象となった新入生のその後のジャグライフにとっても有意義な教訓となるでしょうし、やってみる価値があると思うんですけどね。ちゃんと実験の意義を説明すれば、新入生も喜んで協力するように思いますが、どうでしょう。毎年10人を対象に実験すれば、5年ぐらいで、それなりにデータが取れそうです。

そうそう、そういう話じゃなくて、7ボールカスケードで、ちょっといいなと思えるアドバイスがありました。700000を投げろというんです。0はすべてちゃんと腕を振る。これによって、リズムや高さがどうあるべきかはわかる。下手に7個でバラバラ投げるより、「feel the zero(ゼロを感じろ)」というんです。なるほどなー、それはあるかもなと思いました。どうも去年のEJCのワークショップであったアドバイスらしいです。

あるレベルを越えると、ジャグリングのアドバイスって、「練習すればできるようになりますよ」という以外、あまり役立つものがなくなっていくように思います。それでも最近、700000以外にも、もうひとつ、いいなと思えるアドバイスがありました。3ボールを投げてるところに1個投げ入れてもらって4ボールに移行するというトリックの練習法です。バウンスボールを使えば、自分で4個目を投げ入れられて、タイミングの練習ができるというアドバイス。なかなかいいなと思いました。

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2006年03月09日

カラスの新ビデオ

あー、Eden Zakが新しいバウンスのビデオを公開したり、ほかにもいろいろありますが、まだ見ていません。ホントにITの時代ですね。もうドンドンみんなビデオクリップやDVDを作ります。

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2006年03月08日

ガットーのサイトスワップ嫌い宣言

ガットーは映像の最初ほうで、ちらっとサイトスワップ的なことをやっていて、数字を知らなくてもサイトスワップを投げてるんだよオレはということをアピールしているようです。ですが、ガットーのやっているサイトスワップはマルチプレックスをのぞくと、かなりシンプルなものばかりです。それが悪いとは言いませんし、もしガットーに会えることがあってもサイトスワップ云々を言おうとは思いません。でも、サイトスワップがジャグリングにもたらしたものを、ここまで否定することないのになと思います。それが何かを分かって否定するならまだしも、よく知らずに批判的なことを述べるのはフェアではありません。サイトスワップ小僧には、もういい加減ウンザリなんだよというガットーのため息も分からなくはないのですが、ちょっと言い過ぎかなーと思いました。

もう2ヶ月ぐらい前だったと思いますが、ルーク・バラージが、ガットーを含めた古参ジャグラーを向こうに回して、新しいスタイルのジャグリングについて、知らないのに批判するのはおかしいというような意見を真っ正面から述べて、しばらくガットーフォーラムがアツくなっていました。ルークはフォーラムの多くの人を敵にしてしまったような感じがありましたが(ガットーが神ですから)、ルークの言い分は正当だったとぼくは思っています。別にボードビルスタイルのジャグリングを否定しているわけじゃなくて、ただ新しいスタイルのジャグリングを、それが何かを知らずに否定するのをやめてほしいと言ってただけだと思います。

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2006年03月06日

NHKの放送みました

カレーくん(進藤一宏くん)が出演するNHKのレポートを見ました。会社で同僚に録画を頼んで、VHSテープとAVIファイルの両方でバッチリ。リアルタイムでも画面を見ていました。

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放送は6分ほどでした。学校のバレエの授業の様子や、自宅での筋トレの様子、パフォーマンスで使う楽曲選びの様子、あるいはジャグリングサークルでの練習の様子などが紹介されていました。去年のIJAのステージも、少し出てきました。そういえばカレー君って、演技の学校に通ってたんですね、知らなかった。

実際のジャグリング風景が、たっぷり出てきました。まず初めに「空中に道具を浮かせ続けます」ということでディアボロやデビステ、クラブパッシングもカンタンな演技が紹介されていました。また、カレー君が投げているシーンでは、ちゃんと「シャワー」という名前が出てきたり、背中のうしろを通したり、身体を回わしながら操ったりして技を加えていくという解説もありました。ピルエット入り4シャワーの激しいヤツとか3ボールで変則ミルズメスとかボディーバウンスをやるシーンも出てきたり、7ボールが出てきたり。5ボールでは2段階ピルエットも映ってました。顔にズームが行って、高いボールが見えないケースが多いのは残念でしたが、まあ、人物紹介なので当然しょうがないですね。

インタビューでは音楽や照明を含め、好きな技を入れてパフォーマンスを作り上げていく楽しさや、IJAのステージで観客から拍手をもらって「これはきたーっ、これはきたーっ」と好感触を得たときの高揚感を語っていました。

映像の最後ではアナウンサー2人が6月のジャグリングステージ、「Real Juggling」に言及していました。そのことに絡んで、カレー君はジャグリング普及に対する思いも語っていました。チケットを買ってステージを見に行くこともあるというヨーロッパのジャグリング文化を紹介しつつ、いずれ日本でもバレエやお芝居を同じようなカテゴリーのひとつになってほしい、それが夢です、と話していました。

うちの職場ではずっとテレビがついていて、だいたいNHKが映っています。で、カレー君が画面に出てくるなり、ぼくはずっと見入っていたんですね。そうしたら、そこにやってきた上司が言いました。「おっ、これすごいね。西村くんがジャグリングやってるいうから、キモい趣味だなと思ってたけど、、、これ見ると、、、うわっ、すごいね。いくつ投げてるの!?」。少しはぼくの職場でも、ジャグリングがどんなものかわかってもらえたかもしれません(笑)


会社帰り、駅高架下で練習してたら、50代後半かという感じの、酔っぱらいのおじさん2人が「おぉっ!」といいながら近づいてきました。「ジャグジーかっ! さっき、テレビでみたよ! 何かすごいね、世界チャンピオンが出てきたよ。ジャグジーの!」。2度ほど「ジャグリングです」と直したんですが、一生覚えてもらえそうにないので、ジャグジーってことで話を合わせました。「ご覧になったのはNHKですよね。あれ、ぼく知ってる子なんですよ、ジャグリングやってる人の間では有名なんです。彼はまだ高校生ですよ」。

手が真っ黒だからと辞退しているのに、おじさんたちは何度も握手を求めてきました。カレー君の「夢」を追いかけるという姿が、よっぽどうれしくて、ジャグリングだったら何でも良かったのかもしれません……。

それにしても、テレビの影響力ってすごいですね。

おじさんたちが立ち去ったあと、5ボールハーフシャワー(6x,4x)で、70→94キャッチ。上半期の目標100キャッチが見えてきました。53の練習効果が高いです。どんな技もマイナス1個をよく練習することですね。

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2006年03月05日

マイクスメス大会

代々木公園へ。暖かくて人がいっぱい。ジャグラーも、すごくいっぱい。今日は8000分の1秒の高速シャッターが切れるカメラで、コンバットやパッシングを撮ってみました。明るいと、よく写ります。たとえば上から5枚目の写真とかクリックして見てみてください。まるでCGのようにクラブが空中で静止しているように見えます。元の大きなサイズの写真では、ノブについた泥もくっきり映ってます(ていうか、実はクラブにフォーカスが来てて、写真としては失敗なんですが、笑)

コンバットは、ゆーたさんが強いんですが、表情といい動きといい、被写体としても最高です。いっぱい写真載せてすいません>ゆーたさん

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clubintheair.jpg上の写真のクラブ部分アップ。ノブの泥まで映ってる!

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contactguy1.jpg代々木、コンタクト大ブーム到来! 今日はたくさんコンタクトやってる人がいました。

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今日はマイクス・メス大会が始まったりしました。ピーク時5~6人がマイクス・メスを練習していました。ぼくは全然ダメですが、パーキンくんやYoshiakiくんは、初めて投げたというのにいきなりできてました。この2人は、見るたびに上達しています。この4月から高校進学だそうですが、いやー、今後が楽しみです。

いろいろピルエットで遊んでいたら、3ボール3アップのダブルピルエットが初めて成功しました。すんなり回れて、いやにすんなり手にボールが収まりました。すっごいビックリ。マグレでも、うれしいものですね。1アップのダブルは汚いし、2アップのダブルはやったこともないのに、3アップが成功してしまうなんて、ジャグリングってわかりません。

ぜんぜんできる気配のなかった5ボール3アップも、5回に1度ぐらいは「あ、こんな感じか」と雰囲気が出てきました。何となく行けそうな感じのぼくの5b3upを見ていたパーキンくんが、「あ、もうできそうじゃないですか。きっと今日中に成功しますよ!」と感想を述べてくれました。その言葉に、ちょっとガクッと来ました。簡単に言ってくれるよなーって。

ぼくとしては5b3upは今年上半期の目標に掲げていましたから、まだまだ先だというのが実感なのでした。まだ、とてもできる気もしないし、練習もしていません。まあいずれそのうちって感じで。

なので、パーキンくんぐらいの若い子の感覚としては、「もうちょい」に見えても、それは自分たちの上達速度を基準にした発言じゃないかと思ったりしたのです。

でも、ぼくの「まあそのうちできればいいや、自分にはまだとても無理」という感覚のほうこそ、勝手な思いこみかもしれません。そう思い直しました。まだ自分にできるはずはない、などと心配をすることなんてないんだよなと。自分に何ができて、何ができないかはジャグリングの神様が決めることで、自分で決めちゃいけませんね。よく言われることですが、自分でヘンな限界を作っちゃだめですね。


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2006年03月04日

4クラブコンテスト途中経過

ガットーフォーラムで4クラブコンテストをやってます。30秒のビデオを10人ほどが公開する予定で、いま半分ぐらいの人がすでにアップロードしています。まとめて見てみようと思ってURLを抜き出しました。ここの名前は基本的にフォーラムで使っているハンドルネームです。

Colin.Eはジャグリングの総合サイト、IJDbを作ってメンテナンスしている人です。昼休みのランチの時間にサクッと撮ったので着替える時間がなかったと言ってて、オフィスらしきところでネクタイを締めたままクラブを投げています。むしろ、そのほうがちょっとカッコイイと思ったりして。それにしても、うまいなー。今のところ、Colin.Eが一番いいかなと思いました。

投稿者 ken : 23:42 | コメント (0)

2006年03月03日

NHKの放送が楽しみ

関東圏のみの放送らしいですが、NHK総合でカレー君こと、進藤一宏君がテレビに出るそうですね。3月6日月曜日18:10~19:00までのどこかで、6~7分間。少し前のカレー君のブログで、NHKに授業風景や練習風景を取材されたと書いてあったので、それですね。うーん、関東圏の人口を3000万人とすると視聴率10%でも300万人。そのなかの数十人の中高生が「よし、オレも!」と思うんじゃないかと想像したりして、ちょっと楽しみです。カレー君のことなので、ジャグリングの楽しさを、うまく話してくれているんじゃないかと、今から見るのが楽しみです。


今週末は5日の日曜日に代々木公園に行く予定です。お昼すぎからちょろちょろと。天気予報は晴時々曇で最高気温14度、最低気温5。かなり暖かいですね。風がなければいい練習日和になりそうです(花粉症の人を除く)。


話がひょこひょこ飛びますが、今月末、出張で中国に行くことになりました。万里の長城でジャグリング記念撮影をしますよー。むはは。北京って成田から直行便で4時間なんですね。近ーい。


さらに別の話。ジャグリングを始めたきっかけアンケート、ご協力ありがとうございました。回答数は70で、うちアンソニー・ガットーが4人でした(笑) 結果を見ると、やはり友人に影響されてというのが多いですね。

次は練習時間にかんするアンケートでもやってみたいなぁ。週に何時間ぐらい練習します? いや、最近ガットーのフォーラムでそんな話題があって、けっこうおもしろいなと思ったのでした。

1日5~7時間ぐらい練習するようにしていると言ってる人がいて、その人は、ある日の練習メニューを、こう書いてました。

2/18/06: Contact 20:00, drumstick twirling 23:00, 2 sticks and ball 20:00, staff 30:00, bar flair 10:00, Tennis can 20:00, cigar boxes 20:00, hat 12:00, volcanoball 25:00, devilstick 20:00, fan 12:00, pencil spinning 25:00, butterfly knife 20:00, zippo lighter 27:00, poi 13:00, hula hoop 12:00, shaker cups 20:00

合計時間は5時間29分だと言います。5時間半じゃなくて、5時間29分。細かい……。これを計画的にやってたり、練習時間を分単位で刻んでるとしたら、かなりすごい。誰だ、これはと思ったら、何とアメリカジャグリング界の重鎮、ダン・ホルツマンでした。最近鉛筆回しを始めたらしいです。

ちなみに、練習時間で圧倒的にスゴイのはトーマス・ディーツじゃないかというのが多くの人の意見です。毎日とてつもなく練習するらしいですよ。

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2006年03月02日

ギャルジャグラー?

女性のジャグリングのビデオです。弟らしき子どもとのお化粧シーンがほのぼの。

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5ボール不調脱出

少しだけ5ボールを練習。絶不調だったのに、今日は急激に感覚が改善されました。どうも投げる瞬間の手が広がりすぎていただけのようでした。

自分が数直線上のゼロの位置にいるとして、右手のキャッチポイントを5、左手のキャッチポイントを-5とすると、ボールを投げあげるイメージは、「右は1から-1の頂点をめがけて」、「左は-1から1の頂点をめがけて」という感じにするのが、ぼくの場合はベストのようです。もう少し言うと、数直線上の下に手を持ってくるイメージです。座標で言えば(1,-2)→(-1,8)ぐらいの感じ。手は数直線上の絶対値1のところを通って鋭角的に投げあげる感じです。

座標抜きで簡単に言うと、身体のほぼ中央から、なるべく狭く投げあげるということです。タイミングと高さがあっていれば衝突はしないわけですが、自分で見ていて「よく当たらないなぁ、このボールたち」と思えます。

このことに気づいて意図的に投げ方を直したら、驚くほど楽になりました。手首までがすんなり動き出して、自分でもビックリです。不調のときには、単に回数が続かないとか衝突率が高いというばかりでなくて、高さや前後もバラバラになり、手首までロクに動かなくなったように感じていました。それが、なぜ1点を直しただけで、手首の動きまで直ってしまうのか、けっこうナゾな感覚です。

想像するに、5ボールって、タイミング、肘の位置、投げのアングル、リリースポイント、手の引き下げ、手首のスナップなど、いくつかキーになるポイントがあるんだと思います。そのうちのどれか1つが、何かのきっかけで、いつもと違った風になってしまうと、それをほかでカバーしようとして、全体に調和が崩れるんじゃないかと思いました。

あるパターンにピタッとはまっているときには、気持ちよく続くけれども、パラメーターが1つ変わってしまうと、途端に脳が混乱してしまうということかな、と。

だから長期的に見ると、軌道にしろ投げ方にしろ、あるいは使うボールの重さにしろ、ある程度はいろいろと変えて練習したほうがいいんじゃないかなと思えるのでした。

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2006年03月01日

バスケットボール・バウンス

ひとつだけビデオを。

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ピルエットの上達、雑感

ピルエットの上達感は独特です。はじめて回転したころに比べて、回転自体はさほど上達しているように思いませんが、回り始めから回り終わるまで、ちゃんとボールの位置を把握できるという認識能力が鍛えられたように思えます。

これはスポッティングをした場合だけでなく、しなくても、です(ちゃんとスポッティングできてないじゃんという指摘はさておき)。

今のところ3ボールの2アップぐらいだと気持ちに余裕があって、スポッティングを意識して回ることができます。これだと視界が切り替わる瞬間に、一瞬だけ「まばたき」をしているような感覚でボールが見えます。

それとは正反対に、スポッティングをしないで首の回転を身体の回転にあわせて回ることも多いです。気持ちに余裕がなかったり、ぼんやりしてると、こうなるような気がします。4ボールになると「目が離せない」のか、どうも駄目です。でも、このスポッティングをしない場合でも、不思議とボールの動きがわかるような気がするのです。

いちばん不思議に感じているのが、ボールを見つめ続ける回り方をしたときです。回っている間じゅう、ボールを見るやり方です。たとえば身体が反対側に向いているときには、ぐっとアタマを後ろにのけぞらせて斜め後方を見上げる感じになります。

普通に考えると、これは最悪のやり方です。バランスを取るのも難しいし、視界内でのボールの動きはかなり複雑になりますから、その位置認識は難しそうに思えます。ところが、ぼくの経験では、こういうおかしな動きですら、人間は慣れてしまうようです。ボールが螺旋を描いて落ちてくる感じがわかり、周囲の景色が、文字通り回転します。目も回りません。

なぜだかわかりませんが、ダブルピルエットをやると、こうなりがちです。高く上がったボールが、蚊取り線香のようにクルクルクルと視界の中で回転します。周囲の景色もそれにあわせて回りますが、これはこれで楽しいです。結果は1.5回転だったり2回転だったりしますが、ボールを見失うことがないので、よほど投げあげが悪くないかぎり、キャッチもできてしまいます。バランスを崩すことも多いですが、慣れると意外に大丈夫です。

ただ、これはスピードが上げられませんし、見栄えも悪いです。首の動きがキモいです。このタイプのピルエットをやる人(ネット上の動画でよく見かけます)は、たいてい口が開いてます。ダサい。

見栄えに関していえば、首を身体に固定してスポッティングしないタイプのピルエットも、ぼくは嫌いではありません。首ごと回るピルエットの場合、スポッティングをした場合以上に「おーっ、くるーんと回ったぞ!」という強い印象を見ている人に与えるんじゃないかとも思えます。

慣れてしまえば、どんなやり方でもできることじゃないかという気もしますが、先々もっと高度なピルエット、たとえば5ボール5アップだとか、3ボール3アップダブルとか、そういうことをしようと思ったら、スポッティング方式がいいのでしょうけど。

あ、そういえば、最近速く回ろうとするあまり、勢いあまってプラス4ぶんの1ぐらい(90度)多く回ってしまうことがあります。がしっとブレーキをかけないと行き過ぎるという感じです。よくあるのが、ブレーキをかける足が地面にわずかに届かずにくるーんと回ってしまうというパターン。これって普通のことなんでしょうか……。

投稿者 ken : 23:32 | コメント (4) | トラックバック