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2007年09月29日
モザイク
続きもまだ書くつもりですが、写真の整理ついでにヘンな遊びをしてみたり……。
マサキ様の写真ですが、クリックで拡大してみてください。JJFに参加したひとは、どこかに自分が写ってるかもしれません。
古典的なモザイク写真ですが、これ、あのトーマス・ディーツの友達のschaniが作った「Metapixel」という画像処理ソフトで作りました。彼はプログラマなんですね。ぼくのカメラの師匠でもあります。
2007年09月26日
写真間違い
わーっ、なんか変だと思ったら、チャンピオンシップの写真を間違ってアップしていました。いや、ほぼ間違ってないんですが、アップしようと思っていた、いちばんよく撮れてる写真を先に別フォルダにしてしまって、それをアップしそこねた……。時間があったら差し替えます。どうりで秦さんのアルバートがないはずだ……。末広さんの座布団も6枚と書いた割に写真には5枚しか写ってないし……。
JJF2007 チャンピオンシップ(その3)
JJF2007 チャンピオンシップ、個人部門第3位は那覇から来た三宮(さんのみや)さんでした。流れるようなデュアルスタッフの演技で、2本のスタッフが首の回りにまとわりつく不思議な浮遊感がありました。両手を離して2本が回っていた瞬間があったような気がしますが、それはぼくの目の錯覚? ともかく見たことのないテクニックの連続で、次は何が起こるんだろうかと目が離せない演技でした。

流れるような三宮さんのスタッフの演技
ぼくがこれまで見た印象では、男性がスタッフをやる場合には力強さやスピード、躍動感を強調する人が多いように思います。風を切る音が聞こえそうなぐらいスタッフをビュンビュンと回転させ、舞台の左右に汗が飛び散るような演技です。そういうスタッフの演技がある一方、三宮さんのスタッフは、どちらかといえばダンスに近いものだったように思います。もちろん緩急はあるのですが、かといってやたらスピードや力に頼るというものではありませんく。実際、飲み会でお話した感じでもおっとりしたしゃべり方の人でした。スタッフ歴は2年半ほどだそうです。
いわゆる「音ピタ」のルーチンで、途中でスタッフをプロペラのように投げ上げて2回手を叩くという箇所が何度かありました。音楽にぴったりと合っているので、観客も2度目からは、その動きが予想できて、みんなぴったりと同じタイミングで手を叩いていました。そこだけが急にコミカルにも感じられて、いいアクセントになっていました。演技を見せっぱなしで終わらせるのではなくて、見ている人を巻き込むという意味でも、あの手拍子は良かったと思います。ステージパフォーマンスに疎いぼくのことなので、ぼくが知らないだけかもしれませんが、ああいう演出は常套手段なのでしょうか? なるほどなと思いました。

ポーズも決まってます
さて、チャンピオンシップの個人部門には今回も特別賞がありました。海外ゲストのジェイ・ギリガンとエリック・アベリの2人がともにベストのステージだった言ったという末広さん(名前違ってたらすみません)の「座布団ジャグリング」です。6座布団ファウンテンや、2座布団リバース(?)とか、非常に不思議な動きがたくさん出てきました。あまり書くとネタバレ感が強いので、このぐらいで……。座布団の正体は2本の小さめのフープを束ね、布をかぶせたものらしいです。座布団という見た目と違ってリングに似た動きもするようです。
末広さんはサーカス学校に所属しているそうで、アクロバットもかなりいけるようです。体育館ではおへそを肘で支えて片手でバランスする技(名前知りません)から倒立、さらに倒立から、また片手バランスに戻るというようなことをやっていました。ボディービルダーのようにムキムキという感じではなく、贅肉のない筋肉質の身体と作務衣のような和装が印象的でした。

6座布団ファウンテン!
2007年09月25日
JJF2007 チャンピオンシップ(その2)
JJF2007 チャンピオンシップ、個人部門第2位はジャグリングドーナツの浅野雄太さんの、大きめ、柔らかめのビーンバッグ3つによる演技でした。浅野さんはチャンピオンシップの一番バッターだったのですが、初っぱなからこれかよとぶっ飛びましたよ。

ボールはお母さんが作った手作りのものだったそうです
ぼくは未だにライブでもDVDでもドーナツライブを見たことがありません。が、浅野さんのパフォーマンスを見て、これがドーナツの演技の厚みなんだろうかと漠然と感じました。構成、表情、ポーズが非常に良かったです。ショーとしての完成度が高いなと思いました。安定度も高く、見ていて安心感がありました。安心できるから楽しめるんでしょうね、観客も。快活な動きと相まって、ボールが活き活きして見えました。

個人部門第2位の浅野雄太さん。動きや表情も、すばらしかった
テクニックも抜群で、会場がどよめく高難度の技を次々と繰り出しました。片膝をついて「ビハインドザネックシャワー足の下通し」を楽々やったのにビビりました。ご本人笑って言うことには、「いや、意外とできるもんですよ」だそうです……。
浅野さんと言えばピルエットです。ステージでは、えーとどこまでやったんだっけか、忘れてしまいました……、がっ、とにかくすごかったですよ!

ビハインドザネックシャワー足の下通し
ステージで何回転したか忘れてしまったのは、体育館でたっぷり見せてもらったので、その印象が強すぎるからです。今は3ボール1アップクインティプルピルエット(5回転)の回収までできるそうです。記録簿を見たら、今年2月に3ボール3アップクアドラプルピルエット(4回転)の記録が1になっていますね。
去年と比べると若干回り方が変わったように見えました。蹴りの力を強くするために、回る前に身体が傾いていました。去年はまっすぐ1本の棒のようになったまま、くるくるくるーと回る感じでした。5回転はたまに1回キックでできることもあるという感じで、3-2とか4-1に分けてツーキックで回るそうです。3で蹴るか4で蹴るかは回っている最中に決めるんだとか……。そうそう、浅野さんはピルエットに関しておもしろいことを言っていました。ボールは1個増やすごとに難易度が幾何級数的にあがるけど、ピルエットは回転を1回足すのに、そこまで急激に難易度が上がらないということでした。足し算的なんでしょうか。
というわけで、ご本人にお願いして体育館で回ってもらった動画を以下に掲載します。ビビりますよ、このクルクル感!
2007年09月24日
感動のJJF2007 チャンピオンシップ
行ってきましたジャパン・ジャグリング・フェスティバル2007静岡。最終日は早めに引き上げて東京に戻りましたが、いやー、すごかったです。正直いって今年は去年の盛り上がりを超えられないだろうなと思っていたのですが、ある面では去年を上回るものがあったと思います。
参加人数は300人強。これは昨年の400人超えには届きません。しかし、長く実行委員を続けているくったんによれば、静岡という開催場所を考えると300というのは非常に多いそうです。年々ジャグリングが普及してジャグリング人口が増えているのは間違いなさそうです。参加者名簿を管理していた実行委員の1人によれば、東京以外からの参加が非常に多くて、かなりの広範囲からジャグラーが集まったということです。
JJF2007の華の1つはチャンピオンシップですが、そこで何が起こったかを端的に言うと、関西旋風が巻き起こったということと、これまでのめざましい技術向上に加えて、パフォーマンスの完成度で大幅なレベルアップをした、ということだと思います。
これまでの日本のジャグリングの進化が縦方向だったとすると、今年は横方向にぐーんと幅が広がった感じがします。パフォーマンスの見せ方だけではなく、道具や技のバリエーションにぐっと多様性が出たように思います。ヴォヴァやガットーみたいな生粋のジャグラーはまだ現れていないかもしれませんが、日本のジャグリング界は、もう世界の背中を見て追いかけていないんだなとつくづく思いました。技の難易度、多様性、オリジナリティと、どれをとっても世界のジャグラーに多大なインパクトを与えられるところまで来ていると思います。DVDの「匠」が海外で売れていると伝え聞きますが、JJF2007のDVDが出たら、すごく世界的に話題になると思います。海外ゲストのジェイ・ギリガンもエリック・アベリも、しきりに多様性と独自性をほめていました。ヨーロッパのコンベンションに行くと、みんなクラブばかりやっててボックスを1日中やってる人というのはいないんだそうです。ジェイもエリックも体育館で何か技を見せてと言われて困惑した、と言っていました。「キミらのほうがずっとすごいことやってるじゃないか!」と。
ジェイは伝統的なサーカスやショーのジャグリングのスタイルを壊して、サイトスワップだとか前衛っぽい動きだとかを採り入れてきた第1世代だと自認していると胸を張ってきました。今後はヨーロッパのように多様なスタイルのジャグリングを受け入れる風土を、故郷のアメリカに持ち帰りたいという思いが強いそうです。その一方、コーメー君やマサキ君のような次の世代に対して、非常にわくわくしているんだと言います。ほかの芸術形式に比べてジャグリングはまだ始まったばかり。まあ10年か20年か、人によっては50年というかもしれませんが、ともかく近代的なジャグリングは歴史が浅く、表現の幅は急激に広がってきていますよ。そういう芸術活動の一端を担っていること、あるいは担ってきたことがジェイの矜持であり責任感を感じる部分でもあるのでしょう。
ヨーロッパには、新しいジャグリングを受け入れる環境があるけれども、アメリカや日本にはまだありません。ジェイは、そういうアメリカの現状を何とかしたいと思っています。コーメー君やマサキ君にはヨーロッパに行ってほしいと思っています。受けられる刺激も多いし、パフォーマンスがやりやすい環境があるから、若い2人にとってはいいんじゃないかと。
もしこの先日本でやっていくなら苦労が多いはずだけど、ちょっとずつちょっとずつ変えていけるはずだ、とも言っていました。大道芸フェスティバルようなもので顔が知られれば、ちょっと変わったことをやってみる。次の年には、もっと変わったこともできる。というように、徐々に徐々に変えていくしかないんだと、そんなことをジェイは言っていました。彼は自分がやりたいことを好きにやっているタイプのアーティストという印象をぼくは持っていましたが、全然そんなことはありませんでした。もっとプラクティカルな行動派です。現実に対して働きかけて自分の思うものを形にし、自分がいいと思う文化や環境を作っていこうとしています。必要とあれば妥協もする。思わせぶりな理想を語ったりもしません。ぼくには意外でしたが、すごく現実主義者だし、サービス精神も旺盛です。「なぜそれをやるのか」「なぜ、その観客の前でそれをやるのか」。そうした問いに答えられないようなことはやらないんだと言っていました。
あ、ジェイの話はインタビューをしたので、協会誌で、ちゃんとまとめます。1時間半もしゃべりました。しゃべり出すと止まらない人ですね、ジェイは。30歳を迎えて本人はおとなになった、落ち着いた(more calm)といっていましたが、言葉の端々に漏れてくるエネルギーや情熱にはすごいものがありますね。ステージもエネルギッシュでしたよね。
JJF2007チャンピオンシップの結果と個人的な印象を手短に書こうと思ったんですが、ちょっと長くなりそうなので今日は個人部門優勝の1人だけ。もちろんここで書く結果は非公式のものなので、そのつもりで見てください。後で修正するかもしれません。
個人部門1位はデビステの「エス」こと、秦(はた)さんでした。大阪大学医学部4年生でパティオ所属だそうです。すでに書きましたが今年は関西勢の活躍が著しかったです。また改めて書きますが、2位は京大ドーナツの浅野雄太さんの3ボールルーチンでした。

個人部門1位の秦さん(エスさん)
ミルズメスやアルバートなど、ボールやクラブのトリックにインパイアされたと思われるトリックや、2本のスティックだけで1つのショートルーチンを見せるなど会場をどよめかせ続ける非常にオリジナリティの高い演技でした。おでこに載せたスティックを背中に落として蹴り上げ、そこから演技に入るというリングでよくある技も、ありました。会場は本当に驚きに包まれていました。前人未踏の技を次々と繰り出し、デビステアルバートをノードロップでがんがん決めたときには鳥肌が立ちました。ぼくを含めて観客にはトスジャグラーが多くて、デビステの最新事情を知らないから、なおさら驚いたということもあったのかもしれません。デビステのアルバートは前人未踏というより、ちらほら試している人はいるけど、まだ誰もまともにできないという状態らしいです。

これはステージではなく、パレードの途中で秦さんが見せたアルバート。ステージ中のアルバートはうまく撮れませんでした……。
会場で何度かスタンディングオベーションが起こりました。それよりもすごいのは、喝采が起こる直前の瞬間、客席全体に鳥肌がさーっと広がっていく感じが分かったことです。度肝を抜かれて、みんな言葉を失っていました。そういう空気が確かに会場を包みました。
決めポーズや身のこなしが非常に洗練されていて、神々しくすらありました。よく覚えていませんが、全体を通してドロップは1回あったかどうかという完成度(後でご本人に聞いたら3回だそうです)。全身にみなぎる緊張感が、ルーチンを徐々にこなしていったときに自信と力強さに取って代わっていくのが分かりました。決めポーズの表情が良かった。達成感と満足感に高揚してほおが紅潮し、やや涙目になっていたように見えました。
これでもかと左右の観客にアルバートを長々と見せつけたときの、技の滑らかさと安定感にしびれました。見ていて落とす気がまったくしないんですね。神がかっていました。何かが取り憑いている感じ。圧倒的な存在感でエネルギーを会場に向かって放っていました。それは、まぶしいオーラとなって会場の観衆を包み込んでいました。ルーチンやトリックの完成度という「ジャグリングの領域」を超えたところで、手が痛くなるほど拍手をしたくなる何かが確かにありました。感動しました。

特別賞、3位、2位と入賞者が発表されて、最後に1位の発表が残ったとき、ぼくはすでにカメラのレンズを秦さんに向けていたのでした。
約6分のルーチンを800回通しで練習したと聞きました。ふつうのパフォーマンスだとせいぜい300回が相場で100回程度ということも少なくないといいますから、尋常ではありません。でも、それだけの価値があったということでしょうね。
秦さんは医学生なので6年コース。4年生(関西弁では4回生)の今年やりこんだので、当面は大会など目指すことはないという話でした。将来は是非ドクター自ら患者を楽しませるクラウニングドクターを目指してほしいと思います(笑)
ご本人に対して、感動しました完璧じゃないですかという話をしたら「いや、実際ビデオ見返してみたら、たいしたことないですよ、きっと」といって笑っていました。自分のことを笑ってみせるというの気取りのなさが、ちょっと関西人っぽいなぁと思いました。ともあれ、本当におめでとうございます。スティックにかけた情熱と、ステージで出し切った実力に、みんな感動したと思います。そういう意味ではおめでとうよりも、ありがとう、というほうが適切かもしれません。いいものを見せて頂きました。
ゲストステージ!
ゲストステージ、激しかった……。そんなイメージはなかったんですが、ジェイ・ギリガンはサービス精神が盛んですね、盛りだくさんのショーで堪能しました。フレア・バーテンディングは圧倒的なクールさ。
と、今日もとりあえずひとことだけ。
2007年09月23日
JJF!!
ひとことだけ。JJFにこれなかった人、これはすごい失敗ですよ!! 今年のJJFはすごい!! はっきりいって、すごいですよ!
チャンピオンシップは40組がでて13組が通過という激戦。決勝も、ありえないほどのハイレベルで、もうショウとして見ても、見応えがあるものでした。
いま午前2時……、寝ます。
2007年09月15日
Joelle?
青木康明の3ボールのような、バンダイ系のような、そんなディアボロ。
あれ、ディーツと一緒に投げてるこの女って誰? かなりうまい。Joelleという人でドイツ人ではないらしいけど。
2007年09月14日
ヴォヴァたのしい
ヴォヴァ楽しい! 5クラブ5アップでんぐりがえり!
ついでに、これ、見ました? えぐいボールですよ。864がいいなー。
db97531って日本で成功させた人いるんでしょうか。うーんと、あるとしたらカレー君かこばしゅん? Tifftyというイギリス人ジャグラーが「オレって4人目?」と興奮しています。ピーター・ボーンは、db97531の2連続を最初に成功させるのは誰だろうね、と答えていました。
2007年09月12日
JJF申し込み遅れ
静岡JJF、申し込み締め切り延長だったのに、申し込みそびれてしまいました。でも、行きますよ、宿を探さないと。
Shall We Juggleが3号ぶん、まとめて届きました。いいタイミングですねー、去年のJJF特集を読んで気分が盛り上がってきました。去年のあれはすごかった、ホント。今年はチャンピオンシップにも海外ゲストステージにも期待しています!
2007年09月05日
そろそろ静岡の風が立つころ
WJF3、2006年のものをDVDで見ました。2枚組で、それぞれ2時間ぐらいあるのかな。1枚目はちょっと見るに堪えない感じで飛ばしまくりました。コンペティターがしゃべってるのとかも全部聞きたい気もしましたが長すぎ……。
- 台湾ディアボロ勢に衝撃を受けました(今ごろ)。なんか別世界からやってきた人たちという感じです。
- ヴォヴァはやっぱり別世界に行った感があります。一人だけ7クラブが余裕で続いていた。ボールもかなりやばい。
- ディーツのボールがパワーアップ。WJFとは関係ないですが、下のYouTubeの6ボールのビデオをどうぞ。
ほかにも感想はいろいろありますが、時間がないのでこれくらいで。そういえばJJF静岡は、やっぱり参加しようかな、参加したいなーという方向で……。