ロシアンボールの作り方

ロシアンボールというのは中身が空のプラスティックのボールに砂などを3割程度入れたボールのことです。ビーンバッグと並んでトスジャグラーに人気の道具です。ビーンバッグと異なり、容易に、安価に自作が可能です。

ロシアンボールは、中で砂が動いて、マラカスのようにシャカシャカと音が鳴ります。慣れないうちは独特のフラフラした感じがありますが、扱い慣れるとキャッチしやすく、高いスローが安定するという人が多いです。身体の一部分でボールを静止させる「ストール」系のトリックも、ロシアンボールが有利です。また、軽くて大きな、見栄えのするボールを作りやすいというのも支持されている理由です。しかし、ボールの扱いやすさは、人によって意見が異なります。初心者がロシアンボールを使うことについては、否定的な人も多いです。実際にご自分で試すことをお勧めします。

中に入れる砂の量や重さ、ボールの閉じ方といった作り方について、いろいろとノウハウがあるようですが、とりあえず、私が実際に使っている自作ボールをどうやって作ったかををご紹介します。


hawaiian1.jpgボールは「ボールプール」と呼ばれる子ども向けのもので、トイザらスで100個セットが2000円前後だったように思います。おもちゃ屋や、100円ショップなどで手に入ります。

hawaiian2.jpgナイフで切れ目を入れます。

hawaiian3.jpg穴はこのぐらい大きくしました。でも、数ヶ月使ってみた結果、やっぱり穴は小さい方がいいと思うようになりました。入れる内容物にもよりますが、内部から少しずつ漏れる砂によってテープの粘着力が弱まり、徐々に漏れが激しくなります。

hawaiian4.jpgこのぐらい穴が大きいと、砂を入れるのも簡単ですが、シャワーの練習中に「砂のシャワー」を浴びることになります。穴は小さく!

hawaiian5.jpg砂か小鳥の餌を使いましょう。砂粒が小さすぎると穴から漏れやすくなります。小石だととてもうるさいです。小鳥の餌もいいですが、比重が軽すぎて、かなり多めに入れることになります。充填率の高いボールは、ビーンバッグに慣れた人にも扱いやすいですが、逆にロシアン独特の特性が失われます。

hawaii6.jpg秤を使いましょう。慣れてくると、どのくらいの砂が1グラムかわかるようになります。80〜120グラムぐらいをお勧めします。いろいろ違う重さを試しましょう。それが自作の醍醐味です。

hawaiian7.jpgテープで閉じます。ぐるっとボールを囲みます。こうすることで、より耐性が増します。でも、半年も経たずにダメになると思った方がいいと思います。遅かれ早かれ踏んづけて破裂させることになるんじゃないかと思います。

hawaiian8.jpg今回は、このぐらい入れました。3割ぐらい? フットストールがむっちゃ簡単です。

russian1.jpgこのピンクのボールは、以前に使っていたものです。90グラム。半分より上にまで内容物が入っていて、動きにロシアンっぽさが少ないです。

ana.jpgこれがロシアンボールの最後。4ヶ月ほど使った後です。あまり耐久性はよくないですが、コストのことを思えば全然オッケーでしょう。

wornout.jpg使い込むうちに、色も相当に変化します。

ボールの穴の閉じ方について補足です。

シューグー(Shoe goo)という名前の靴の修理用パテがいいと言ってる人や、グルーガン(ロウ状の材料を溶かしてモノを接着したり、穴をふさぐ工具で数百円から手に入ります)がいいと言ってる人がいます。ハンダごてを使って、プラスティック溶接する人もいます。私は白いテープを巻き付けるので気にならないのですが(回転も見えて練習にはむしろいいです)、やっぱり仕上げを気にする人が多いようです。

穴を閉じる前に冷凍庫に入れると、中に閉じこめた冷たい空気が膨張して、潰れにくくなるとか、練習前に注射器で空気を注入する手もあるという話もあります。

文責:西村賢(2005/12/30)